せっかく転職できたのにも関わらず、しばらくすると会社に行くのが嫌になり、もう会社を辞めてしまいたくなる。
この記事では、僕の会社員時代の経験をもとに、仕事が続かない人が知るべき現実と、継続のコツについて解説しています。
仕事が長続きしなくて、将来が不安な方の今後の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 仕事が続かない人が知るべき現実
- 仕事が続かない人に必要な『継続のコツ』とは
- 仕事が続かない人に必要な転職方法
この記事を書いている僕は、不動産業界で6年間勤務していました。
不動産業界というところは、転職が頻繁にあり、すぐ辞めることもそんなに珍しいことではありません。
もちろん僕も就職して、2週間程度で会社を辞めた経験があります。
そこで、今回は『仕事が続かない人はどうすればいいのか』について、僕の実体験をもとに解説していきたいと思います。
仕事が続かない人が知るべき現実
僕は過去に、2週間という短い期間で会社を辞めた経験があります。
その当時を振り返ながら、解説していきたいと思います。
理想と現実の違いを知る
誰でも理想の職業に就きたいと、思っているかと思います。
ですが、理想の職業に現実に就くことってそんな簡単なことじゃないんです。
僕は昔、営業に憧れていたことがあったんです。
ビシッとスーツを着てガンガン契約を取ってくる、そんなかっこいい営業マンに憧れていました。
しかし、現実は悲惨でした。ガンガン契約を取るところか、全く契約が取れなかったんです。
上司に怒られる毎日に嫌気がさし、2週間で会社を去りました。
契約が取れない理由はシンプルなものでした。
僕には営業のトークスキルがなかったんです。
不動産業に限ったことではないと思うんですが、営業のトークスキルって、『攻め』の姿勢が大事なんですよね。
『買ってくれるまで、攻める続ける』みたいな。
僕はそういうことが苦手で、どちらかというと「説明して、気に入ってくれたら買ってもらえればいいや」くらいに思っていたんです。
営業の世界でそんな考えが通用しないなんて思ってもみなくて、その後もいくつかの飛び込み営業の仕事をしましたが、やはりどれもうまくいかず、1ヶ月以上続くことはありませんでした。
初めて営業の仕事で続いたのが不動産賃貸のカウンター営業でした。
自分に合わない仕事があることを受け入れる
僕が営業として続いたのが、不動産賃貸のカウンター営業でした。
カウンター営業を続けられた理由としては、
- 歩き回らなくていいので、疲れない
- いちから相手の気持ちを振り向かせる必要がない
- 飛び込み営業と違って、嫌がられることがない
不動産仲介の店舗に来てくれるお客様は、すでに物件が欲しいという人がほとんどなんです。
飛び込み営業は、基本嫌われています。
飛び込み営業と違って、相手の気持ちをマイナスの状態から、振り向かせなくていいのが楽でした。
ですが、やはり営業職ということもあるので、成績には厳しかったんです。
頭の中は常に『数字』の二文字がつきまとう。
数字のために、売りいたくないものまで売らなきゃいけない。
そんな営業の厳しい現実を知って、営業職から身を引きました。
結局、営業ってかっこいいイメージがあり、理想的でしたが、現実的に営業職は僕には向いていなかったんだと、気がついたんです。
楽ができるなんて、幻想でしかなかった
営業職が自分には合わないと気がつき、次に就職したのが不動産投資会社の総合職でした。
ここでも、理想と現実は違いました。
総合職って給料は安いけど、
- 定時に帰れる
- 休みもきちんと取れる
- 営業職ほど、ストレスが少ない
と、こんな幻想を抱いていました。
ところが、
- 毎日のように残業
- 休みの日も鳴り止まない、仕事の電話
- 営業職のサポートも兼ねているので、営業職からのプレッシャーでストレス
僕が入社したとき、投資用ローンの部署に配属されたのが運のつきでした。
総合職なら営業職と違って、「楽ができるかも」なんていうのは、淡い幻想でしかありませんでした。
それでも、続けてこれた理由
いやなことをあげればキリがありませんが、当時すぐに辞めなかった理由は、それでも総合職の方が僕にあっていたのと、僕自身に目標があったからなんです。
というのも、東証上場の不動産投資会社なだけあって、給料がよかったんです。
初めの頃は、お金を貯めてからやめようと考えていたので、お金が貯まるまで耐えることを選びました。
「なんだ、お金かぁ」と思われるかもしれません。実は入社して半年で嫌になりやめようと考えていて、貯金を始めていたんです。
そして貯金は2年目ですでに予定の額に達していたました。
それでも、辞めなかったのは、つらい毎日に耐え続けて、その中で対処法を模索しているうちに、そんな環境に慣れてしまったからなんです。
仕事が続かない人に必要な『継続のコツ』とは
仕事を継続させるコツは、
継続させるコツ①:仕事を受け入れる
継続させるコツ②:対処方法を模索する
継続させるコツ③:目的を持つ
なんじゃないかと思うんです。
それでは、ひとつずつみていきましょう。
仕事を受け入れる
今の仕事に不満はありませんか?
- 残業が多い
- 上司と合わない
- 人間関係が良くない
不満をあげたらキリがないかもしれませんね。
ですが、そんな不満をいつまでも抱えていたって、ストレスになるばかりで、解決できるわけじゃないんですよね。
『郷に入れば郷に従え』という言葉のように、その場の環境に適していくことも必要なんです。
下記の参考記事もよろしければ参考にどうぞ。
対処法を見つける
仕事を受け入れることができれば、次は、どうすれば現状抱えている悩みを解決できるのかを模索していきます。
僕の場合は主に、下記のようなことに悩んでいました。
- 人間関係について
- 効率よく仕事をする方法について
- 言われたことを忘れがちなので、忘れないようにする方法について
他にも悩みを抱えていましたが、とりあえずは、上記の3つを優先的に解決することにしました。
悩みを解決する方法はネット調べるのもいいですが、僕は主にビジネス書や自己啓発の本を読んでいました。
やはり先人たちの知恵や知識、経験にふれるというのは、自分を成長させてくれるエネルギーになるんですよね。
下記の記事でも、解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
目的を持つ
今の仕事を受け入れて、対処方法を得たとしても、目的を持たなければ、つらい毎日が変わることはありません。
目的はなんでもいいんです。
- 資格を取ってもっと上を目指す!
- スキルを身につけて、違う業種へ転職してやる!
目的があるのとないのとでは、仕事に取り組むモチベーションが違うんです。
『家族のためなら、つらいことも頑張れる!』
仕事のデスクの上に子供や家族の写真を飾っている人っていますよね。
みんなつらい何かと戦うために、そうやってモチベーションを高めているんです。
仕事が続かない人に必要な転職方法
とはいえ、どうしても今の仕事を続けていくことができないという方もいるかもしれせん。
そんな方は、自分の市場価値を見てみてはいかがでしょうか?
自分の市場価値を知るということは、自分が世の中からどれだけ必要とされているのかを、客観的にみることができるということなんです。
客観的にみることが、自信をもつことにもつながるので、転職に自信が持てない方にオススメです。
- 自分にはできることなんてない
- 自分を必要としている会社なんてない
そんなふうに考えてしまうのも、狭い世界で物事をみているからではないでしょうか?
実は、自分が世の中からどれだけ必要とされているのか、知らない人が多いんです。
そのため、次の一歩を踏み出せずにいるんです。
狭い世界で輝けなくても、広い世界に飛び出して、輝ける場所を探してみるのもいいんじゃないでしょうか?
まとめ
仕事が続くかどうかは、自分がその仕事内容を受け入れることができるかどうかなんです。
どんなに厳しい仕事だとしても、自分が受け入れることができる仕事なら、継続だってできます。
逆に、どんなに簡単な仕事でも、そこに自分の価値を見出せないのであれば、ものたりなさを感じてしまうんじゃないでしょうか?
つまり、仕事を継続していくためには、自分が今の仕事の現状を受け入れることが必要なんです。
あなたは、今の仕事内容を受け入れることができますか?
YESなら明日から、自分を変えるために、対処法を学んで、新しい自分になって仕事に取り組みましょう!
NOなら、転職エージェントに登録して、転職活動の準備を始めましょう!
ということで、今回は以上です。
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