職場で嫌いな部下がいて、なんだか馬が合わない。
上司を上司だと思っていないところとか、自分の都合のいい時だけ上司を頼ってくるところが嫌い。
この記事では、嫌いな部下への接し方について解説しています。
立場上、部下の管理もしなきゃいけないので、簡単に割り切ることもできない。
そんな上司の方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 嫌いな部下への接し方
- 嫌いな部下とうまく仕事をしていく方法
- 恥ずかしがらず、素直になることも必要
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。
今回は『嫌いな部下への接し方』について解説していきたいと思います。
嫌いな部下への接し方
部下の人数が少ないうちは、みんな仲良く仕事できたのに、部下の人数が増えると、『好きな部下』『嫌いな部下』に分かれてしまうことがあります。
嫌いな部下がいるのは仕方がないこと?
嫌いな部下を、好きになろうと努力する上司もいますが、それって自分を苦しめているだけなんじゃないでしょうか?
というのも、立場を理由に強引に気持ちを変えることって、ストレスなんです。
そんなストレスに耐えるなんて、苦しいだけじゃないでしょうか?
上司として、職場の雰囲気が良くなるなら、それも仕方のないことと、思われるかもしれません。
ですが、そんな無理をしていることが、部下に伝わってしまっては、効果は期待できないんじゃないでしょうか?
嫌いな部下がいることは仕方がないことなので、無理に好きになる必要もないと思うんです。
嫌いだからといって、やってはいけないこと
部下のことが嫌いだからといって、やってはいけないことがあります。
それは、
- 無視すること
- 強引にやらせること
- 悪口をいいふらすこと
上司という立場を利用して、部下にいうことを聞かせることはできます。
ですが、強引にやらせたところで、反感をかうだけなので、逆効果なんです。
『器の小さい上司』と、陰口を言われることだってあります。
上司なら上司らしく、部下の好き嫌いで仕事をしてはいけないんです。
仕事ができないからと、部下に見切りをつけるなんて、もってのほかです。
下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【実体験】仕事ができない部下は、見切りをつけるべき?【上司として】
できることなら、割り切って付き合うのがオススメ
嫌いな人と、一緒に働きたくないと思うのは、みんな一緒なんです。
それは上司も、部下も同じです。
上司が部下を嫌いなように、上司を嫌いな部下だって当然います。
部下を持つあなただって、嫌いな上司はいるんじゃないでしょうか?
こんな感じで、同じ職場にいながら、好きな人、嫌いな人がいることは、仕方のないことなんです。
とはいえ、職場は仕事をするための場所なんです。
仕事をする上で、必要なことなら、割り切ることも必要なんじゃないでしょうか?
割り切るというのは、『我慢する』ということではありません。
受け入れることなんです。
下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【本当にそれでいいの?】職場の人間関係は割り切って付き合うべき
嫌いな部下ともうまく仕事をしていく方法
嫌いな部下と、割り切って仕事していくことができない、嫌いな部下との関係を、修復したいと思っている上司もいるかもしれません。
割り切れないなら原因を考えましょう
かわいいはずの部下を、嫌いになる原因はなんでしょう?
- 指示通りに仕事しないからでしょうか?
- 陰で上司の悪口をいったからでしょうか?
- 都合が悪いだけ、上司に助けを求めてくるからでしょうか?
上司だって人間です。
嫌いな理由は、人それぞれです。
嫌いな原因をはっきりさせないことには、解決方法だって見えてきません。
※いうことを聞かない部下に頭を悩ませている方は、下記の記事が参考になるかもしれません。
部下の反抗は上司の責任?
部下を嫌いな原因の一つに、『部下の反抗』もあるんじゃないでしょうか?
部下の反抗って、上司にも責任があるんじゃないかと思うんです。
例えば、部下が
- 指示した通りのことをしない
- 自分の判断で勝手に行動して、トラブルになる
- 『なんで必要なんですか?』『そこまでしなくても、、、』と反論される
実は、部下が上司に反抗するのって、上司の指示に納得してないからなんです。
そのため、『上司の指示って間違っているんじゃ?』と考えてしまうんです。
つまり、この場合、部下を納得させるだけの説明が、できていないのが原因の可能性があるんです。
部下との距離感が大事
嫌いな部下だけとは限りませんが、部下との距離感って大事だと思うんです。
嫌いな部下だからといって、距離をとりすぎるのは、上司としてやってはいけないことなんです。
というのも、部下を持つ上司は、管理者なんです。
嫌いという理由で距離をおくということは、管理者の仕事を放棄するのと同じだと思うんです。
じゃ、どうすればいいのかというと、上司としての仕事をすればいいんです。
部下と向き合っていますか?
部下にも仕事に対して、思うところがあるのかもしれません。
距離を近づけろと、言いたいのではありません。
嫌いだからといって、距離をとりすぎるのは、逆効果だといいたいんです。
素直になることを忘れてはいけない
上司という立場上、素直になれないときもあるかもしれません。
- 自分の非を認めたくない
- 上司の指示に従わないなんて不愉快
- 上司の意見に反論するなんて、なんてヤツだ
上司が部下を認めない限り、部下も上司を認めないと思うんです。
どちらが先に、ということではないんです。
素直になることは勇気のいることかもしれません。
ですが、素直になれないことで、本来起こらなくてもいいことが起きてしまうのも、悲しいですよね。
上司が部下を嫌う根本的な原因は、『部下を認めたくない』ことにあるんじゃないでしょうか?
もちろん逆も然りです。
まとめ
上司も人間ですから、人を嫌いになることもあります。
大事なのは、上司という立場で、自分より下の立場の人を嫌いになったとき、どう対処するのかなんです。
仕事だと割り切って、何事もないように接していくのも良いですし、関係を修復するために、少しずつ部下を認めていくのも良いです。
いけないのは、嫌いだからといって、態度に出してしまい、部下を放置することなんです。
とはいえ、この記事を読んでいる上司の方は、部下との関係を修復したい方が多いのではないかと思います。
なので、部下を認めてあげるところから、はじめてみてはいかがでしょうか?
ということで、今回は以上です。