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【部下の気持ち】部下がやる気をなくす理由【大事なのは認めること】

2021年5月30日

 

やる気を無くした部下には、どんな対応をすべきなんだろう?下手なことを言って逆効果になるのも嫌だし、、、なんか、部下のやる気を回復させる方法はないかな?あと、部下のやる気が回復したとしても、また急降下してしまわないようにするためには、どんな対策が有効なんだろうか?

 

部下がやる気を無くしてしまい、そのやる気を出させてあげたい。

 

この記事では、やる気を無くした部下に、やる気を取り戻す方法について解説しています。

 

部下のやる気がなくて、困っている上司の方の参考になれれば幸いです。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 部下がやる気をなくす理由
  • 部下がなくしたやる気を、取り戻す方法
  • 部下のやる気を維持させる、上司の行動

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

その間に部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。

 

今回は『やる気を無くした部下の対応』について解説していきたいと思います。

 

部下がやる気をなくす理由

 

部下がやる気をなくす理由として、考えられるのは、下記のような理由です。

 

理由①:結果が出せない

理由②:仕事の意味がわからない

理由③:同じことを何度も言われる

 

理由①:結果が出せない

仕事に求められるものは、結果です。

 

その結果を出せない以上、部下の気持ちも穏やかではありません。

 

  • いつも怒られてばかりで、褒められることがない
  • 同期は大きな仕事を取ってきたのに、自分はまだ小さな案件しか取れていない

 

「周りと比べて、自分はダメなやつ」と自分で自分を否定してしまうことがあります。

 

そうなると、部下は自分の力で立ち上がることが、出来なくなってしまうんです。

 

普段笑顔しか見せない部下も、みんなが見ていないところでは、相当なダメージを受けているのかもしれません。

 

理由②:仕事の意味がわからない

部下本人が『なんのために、この仕事をするのかわからない』と思っているときは、やる気も出ないんじゃないでしょうか?

 

  • 言われたことをただやっているだけなんて、つまらない
  • こんな小さな仕事じゃなくて、もっと大きな仕事がやりたいのに、、、
  • この仕事の必要性がわからない、なんで自分がやらなきゃいけないのか、、、

と、こんな感じで、部下の不満がつのっていく。

 

そして、部下のやる気タンクは、やる気よりも不満で満たされてしまうんです。

 

上司からすれば、ちゃんと意味を持たせて仕事を割り振っているのに、部下にはそのことが伝わらないんですよね。

 

理由③:同じことを何度も言われる

部下のことが心配だからこそ、何度も確認をする。

 

上司として、当然のことをしていると思われるかもしれません。

 

ですが、部下からしてみれば、『上司から信用されていない』『同じことを何度も言われて、うんざり』と思っているのかも、、、

 

上司の気持ちが、部下に通じないとこは多々あります。

 

口を出せばしつこいと思われ、口を出さなければ、放置されていると言われる。

 

一体どうすればいいのか、『はぁ、、、』と、思わずため息のひとつも、つきたくなりますよね。

 

部下がなくしたやる気を、取り戻す方法

 

上記で解説したのは、表面上の理由です。

 

なので、表面上の理由を解決しても、根底にある理由を解決しないと、同じことは何度も起きるんじゃないでしょうか?

 

部下がやる気を取り戻す方法としては、下記のような方法がいいんじゃないかと思います。

 

  • 方法①:部下を頼る
  • 方法②:部下を褒める
  • 方法③:部下に成功体験をさせる

 

部下がやる気をなくすのって、結局のところ、

  • 周りと自分を比較して、自己嫌悪
  • 上司からのプレッシャーで、精神消耗
  • ミスの連続で、仕事に対する自信喪失

 

が、根底にある原因なのではないでしょうか?

 

表面上の理由に目を向けると、キリがありませんが、その根底に目を向けてみると、意外と解決方法はシンプルなんじゃないでしょうか?

 

下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

参考記事:≫≫【難しく考えすぎてたかも】部下のモチベーションをあげる3つの方法

 

部下のやる気を維持させる、上司の行動

 

部下のやる気を取り戻したとしても、まだ、終わりではありません。

 

部下のガラスのハートは割れやすいんです。

 

またいつ、やる気をなくすかわからないので、やる気を維持させることも必要なんです。

 

部下のやる気を維持させるために、必要なことは3つあるんじゃないかと思うんです。

  • 部下を観察すること
  • 部下の居場所を用意すること
  • 上司と部下、お互いにとって頼る関係を作ること

 

どういうことかというと、部下のことをよく観察して、やる気がなくなってきたかなと、思ったら、やる気を充電させてやればいいのです。

 

そうすれば、部下のやる気も底をつくことはありません。

 

また、部下に居場所を与えることで、安心感を持ちます。

 

そして、頼れる関係を作ることで、部下は自分が必要とされていることに、充実感を持つことができるようになるんです。

 

あなたは、部下のやる気をチェックできていますか?

 

おそらく、多くの上司の方は『できているつもり』になっているんじゃないでしょうか?

 

僕も当初、仕事が忙しく、部下のやる気をチェックする余裕もなく、『チェックしていたつもり』になっていました。

 

ですが、よくよく考えてみると、『チェックする余裕』なんて必要なかったんです。

 

普段、部下とのコミュニケーションをちゃんととっていれば、自然とわかってくることなんですよね。

 

まとめ

 

やる気をなくした部下の対応は、上司として難しい仕事なのかもしれません。

 

ですが、上司である以上、放置するわけにもいきませんよね。

 

部下がやる気をなくす理由は、そのほとんどが仕事関係からくるものです。

 

そして、それは上司にはわかりにくかったりするものなんです。

 

仕事関係において、部下のやる気を削ぐようなことが起きていないかどうか、よく観察しましょう。

 

部下のやる気を取り戻したとしても、まだ安心はできません。

 

部下のガラスのハートはいつ壊れるかわからないので、油断大敵なんです。

 

普段から部下のことを気にかけて、部下から頼られる存在として認められるまで、油断はできません。

 

もちろん、部下から頼られるだけではなく、『上司も部下を頼る』という、お互いがお互いを必要とするような関係が、部下のやる気を維持するのに必要なんです。

 

「部下を頼るなんて、まだ早い」と思われるかもしれませんが、上司が部下を認めない限り、部下もまた上司を認めないんじゃないでしょうか?

 

任せた仕事が成功するか失敗するかの問題ではないんです。

 

相手の存在を、認めることができるのかどうかが、重要なんです。

 

 

ということで、今回は以上です。

 

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