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【3年目なのに一向に成長しない】部下が成長しない3つの原因と対応

2021年9月3日

 

部下が成長しない、、、もう2年近くなるのに、いまだに、簡単なチェックで確認をしてくる。それくらい自分の判断でできないものだろうか?他の部下はそんなことなかったのに、なんでなんだろう?

 

普通なら、1年くらいで、ある程度成長するものなのに、3年目でいまだ成長の兆しが見えない。

 

早く独り立ちして欲しいんだけど、どうすればいいんだろう?

 

この記事では、部下が成長しないときの、上司の対応について解説しています。

 

部下を成長させるためには、どんなことが必要なんだろうか?

 

このままだと、自分も無能な上司としてみられてしまうかも?

 

そんな、上司の方の参考になれば幸いです。

 

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 部下が成長しない3つの原因
  • 成長しない部下への対応
  • 部下に居場所を見つけてあげることも上司の仕事

 

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。

 

今回は『成長しない部下への対応』について解説していきたいと思います。

 

部下が成長しない原因

 

「入社してずいぶん経つのに、いつ独り立ちできるようになるんだろう?」

 

そんな成長しない部下を遠目に、複雑な思いをしていませんか?

 

ここでは、部下が成長しない3つの原因について解説しています。

 

原因①:職場環境

まず、なんといっても職場環境だと思うんです。

 

というのも、新入社員のころは『ひよこ』なんです。

 

すでにいる社員は、親鳥なんです。

 

つまり、新入社員のころ、すでにいる社員から何か影響を受けている可能性があるんです。

 

新入社員に、悪影響を与えるような社員はいませんか?

 

例えば、

  • よくサボる社員
  • 他人の悪口をよくいう社員
  • 仕事に対してやる気がない社員

 

んな社員は近くにいませんか?

 

もし、そういった社員が近くにいるなら、新入社員のころに受けた影響が、今あらわれているのかもしれません。

 

そうなると、できない社員が増殖していくことになるので、危険です。

 

原因②:部下の仕事に対する認識

次に、部下の仕事に対する認識です。

 

上司の仕事に対する認識と、部下の仕事に対する認識があまりにもズレていると、部下は成長しないんです。

 

例えば、

・上司→部下にもっと上にいって欲しい(昇格)

 部下→仕事の責任とか煩わしいので、昇格したくない

・上司→1から10までできて、初めて仕事ができるという認識

 部下→1から8くらいまでで十分だと思っている。

・上司→無駄になるかもしれないけど、保険としてやっといた方がいいこともある

 部下→無駄になるんなら、やる必要なんてない。

 

上司と部下の認識がズレていると、部下は上司の指示通りに行動しないんです。

 

その結果、仕事で失敗やミスがあってもその原因に辿り着けず、さまようことになってしまうんです。

 

そんな状態では、成長はできませんよね。

 

原因③:上司の部下に対する態度

最後は、上司の部下に対する態度です。

 

仕事や部下のことで、頭がいっぱいになって、部下に対して冷たい態度をとっていませんか?

 

例えば、

  • 部下への空返事
  • 仕事のことでイライラして、部下に当たってしまう
  • 部下が相談にきても、「それぐらい自分で考えろ」とつき返してしまう

 

上司も人間です。仕事のことで頭がいっぱいになってしまうと、つい態度に出てしまうこともあります。

 

仕事が忙しいときほど、冷静さを忘れないようにしましょう。

 

自分が気がつかないだけで、ちょっとしたことが、相手を傷つけてしまうことがあるんです。

 

「それくらい自分で考えろ」とつき返された部下は、どういう気持ちになるんでしょう?

 

『「なんでも相談してね」といっていたのに、、、』と上司への信頼がガタ落ちです。

 

成長しない部下への対応

 

成長しない部下には、どんな対応をすればいいのか。

 

正解はありません

『どうすれば部下が成長するのか?』

 

部下をもつ上司の誰もが、抱える問題ではないでしょうか?

 

ですが、正解はないと思うんです。

 

というのも、部下ひとりひとり違います。

 

全員に共通する方法なんてないんです。

 

何が言いたいかというと、正解は部下の心の中にあって、外の世界にはないんです。

 

なので、あなたの部下と向き合って、もっと会話を増やしてみるのはどうでしょう?

 

『部下とのコミュニケーションはとても大事』は勘違い?

部下とのコミュニケーションは大事と、言われますが、勘違いをしてはいけないと思うんです。

 

というのも、コミュニケーションをする目的を間違えてはいけないんです。

 

コミュニケーションをする目的は、部下と向き合うことなんです。

 

なので、どんなにコミュニケーションを深めても、部下のことや部下が上司のことを理解できなければ、コミュニケーションをする意味がないんです。

 

部下へのコミュニケーションの始め方について、下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

参考記事:≫≫【実は簡単かも】上司と部下の正しいコミュニケーションの取り方

 

一通りやらせてみるにもあり

部下が成長しない原因の一つに、『上司と部下の仕事に対する認識のズレ』を解説しました。

 

では、認識のズレはどこからくるのでしょう?

 

僕の経験上、『両者の立場の問題』だと思うんです。

 

上司の立場から見た景色と、部下の立場から見た景色は違うんです。

 

では、どうすれば部下に、上司の見ている景色を、見せることができるんでしょう?

 

それは、経験させることなんです。

 

つまり、成功や失敗に囚われず、仕事の1から10を、部下一人に任せてみる。

 

成功すれば部下の自信になりますし、失敗すれば、部下にとって大きな学びになります。

 

下記の記事では部下のモチベーションをあげる方法について、解説しています。興味ある方はチェックしてみてください。

参考記事:≫≫【難しく考えすぎてたかも】部下のモチベーションをあげる3つの方法

 

部下に居場所を見つけてあげることも上司の仕事

 

1年やそこらで、ある程度仕事ができるようになるものなんだけど、3年目なのにいまだ成長の兆しが見えない。

 

そんな部下に、頭を悩ませている上司もいるかと思います。

 

部下が成長しないのは、上司や周りだけが原因ではありません。

 

部下本人に、問題があることだったあるんです。

 

例えば、

①:一生懸命頑張っているけど、仕事ができない部下

②:のらりくらりと1日を過ごす、仕事ができない部下

 

同じ仕事ができない部下でも、この両者には大きな違いがあると思いませんか?

 

手の差し伸べ方次第で、大きく変わるかもしれない部下は、どちらの部下でしょう?

 

部下自身に、仕事に対しての前向きさがないのであれば、接し方を変えることも、考えなくてはいけないと思うんです。

 

適材適所というように、居場所を間違えてしまうと、部下本人だけじゃなく、その周りの人にもいい影響はないんじゃないでしょうか?

 

例えば、

  • 居場所を間違えた部下本人も、後から入ってきた後輩に抜かれて、つらい思いをしているかもしれない
  • そんな部下にイライラしてしまう自分もなんだか嫌だし、会社からの評価を気にしてしまう自分も嫌だ

 

「それって、部下をクビにするってこと?」と思われるかもしれませんが、そういうことではありません。

 

上記でも解説したように、部下と向き合ってみることです。

 

部下が本当はどうしたいのか、何を考えていて、どんな価値観を持っているのか。

 

そういったことを含めて、上司としてどんなことができるのか。

 

相手は人間なんです。

 

向き合わずして、解決することは難しんじゃないでしょうか?

 

まとめ

 

部下が成長しない原因は、3つあると思うんです。

  • 職場環境
  • 部下の仕事に対する認識
  • 上司の部下に対する態度

 

とはいえ、あなたの部下は、これら以外が原因かもしれません。

 

部下と、向き合う時間を作ってみてはいかがでしょう?

 

表面上のコミュニケーションなら、部下の時間を奪うことになるので逆効果です。

 

必要なのは、向き合うことで、相手を今以上に知ることができる、コミュニケーションなんです。

 

 

ということで、今回は以上です。

 

≫≫【新米上司】部下の育成で大事な5つのポイントとは【部下への伝え方】

≫≫【キャリアアップ転職】資格があると転職に有利なの?【注意点あり】

 

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