仕事が覚えられなくて悩んでいる方は多くいるかと思います。
実は、覚えようと思ってもなかなか覚えられるものじゃないんです。
なぜなら、日々の忙しい仕事の中で、完璧に覚えている人なんていないからです。
この記事では、昔僕自身物忘れがひどくて、仕事が覚えられなかった時の経験をもとに解説しています。
仕事が覚えられず悩んでいる方の参考になれれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
・仕事が覚えられないのは、覚えようとするから
・覚えられない仕事の攻略法
・覚えられなくても問題なし
少し自己紹介をすると、僕は以前不動産業界で6年間勤務していました。
入社当初の僕は、何もできない、怒られてばかりのダメダメ社員でした。
それでも、自分なりにいろいろ勉強して、役職をもらい、部下がつくようにまでなれました。
そこで、今回は『仕事が覚えられないのは、覚えようとするから』について個人的見解から解説していきたいと思います。
仕事が覚えられないのは、覚えようとするから
仕事が覚えられなくて悩んでいる方も多いんじゃないでしょうか?実は僕も昔は仕事が覚えられなくて、えらく悩んだものです。
覚えるのではなく、忘れないようにする
結論から申しますと、仕事は覚えるものではなく、忘れないようにするものです。
なぜなら、仕事と勉強は違うからです。
例えば、私たちが小さかった頃学校のテストに向けて一生懸命覚えて、テストを望んでいましたよね。
ですが、仕事はカンニングOKなんです。
なので、覚える必要はありません。
覚える代わりに、メモするなどして、忘れないようにすればいいんです。
それを繰り返すことで、自然と身につくようになります。
忘れないようにする方法
では、どのように忘れないようにすればいいのでしょうか?
例えば、下記のような方法があります。
・メモする
・復習する
・見本を作る
・自己研鑽に励む
これは昔僕自身が実践して証明できたことなので、効果はあります。
詳細は後述で解説します。
なぜ、勘違いするのか?
なぜ、このような勘違いをしてしまうのでしょうか?
あくまでも個人的な意見になりますが、私たちが今まで、何かと『覚える』ことが多かったからではないでしょうか?
例えば、
・学校の勉強
・受験の勉強
・資格試験の勉強
このように、何かを学ぶ際『覚える』ということがつきまとっているからです。
そのため『覚えなきゃ』ということがどうしても頭から離れられないんじゃないかと思います。
覚えられない仕事の攻略法
「仕事は覚えるのではなく、忘れないようにする」とお伝えしました。
ここでは、具体的にどのようにすればいいのかについて見ていきましょう。
僕自身がやってきた内容なので、合わない人もいるかもしれませんが、その場合は、自分なりに改良してみてください。
方法1:メモする
メモすることはすでに誰もが取り組んでいることですよね。
ですが、ただメモをとるだけではダメなんです。
というのも、後で見返した時に何が書いてあるのかわからないようでは、メモをとった意味がありませんよね。
「喋っているのでついつい殴り書きになってしまう」という方もいるかと思います。
この場合、とったメモの内容をその日のうちに整理するようにしましょう。
方法2:復習する
メモをとって終わりという人が多いんじゃないでしょうか?
メモをとったあと情報整理していますか?
おそらく多くの方が、していないのではないでしょうか?
せっかくメモをとったなら、その日のうちに情報を整理する意味でメモした内容を復習しましょう。
というのも、メモしたこと一つひとつが線でつながらないと、理解できないからなんです。
僕も昔は、メモをとったことで、「メモしたんだから大丈夫」と安易に考え、必要な時にメモを見返しても、何が書いてあるのかわからない、どこに書いたかわからない、そんなことがありました。
そういった意味で、メモしたからと油断せず、家に帰ったら、今日一日メモした内容を復習する意味で、整理してまとめましょう。
方法3:見本を作る
見本を作るのも一つの手です。
例えば、交通費の申請書や出金伝票などの書類関係ですね。
これらの書類は人によって、扱う頻度が低い場合があります。
久しぶりに申請書を出そうとすると「あれ?ここの項目何にするんだっけ?」と忘れてしまうこともあります。
そんなことにならないように、見本を作っておきましょう。
見本を作っておくことで、忘れたとしても、見本を見ながら申請書を書くことができます。
見本を作るのが面倒なら、ミスのない申請書類を自分用にコピーして、後でわからなくなったら、見返すのも効果的です。
方法3:自己研鑽に励む
仕事は覚える必要はありませんが、勉強する必要はあります。
なぜなら、仕事で相手と会話する時に専門用語など、その業界のことがわかっていないと、「こいつ何もわかっていないな」と思われるからです。
例えば、僕は当時不動産投資の会社でローン関係を担当していましたので、最低限下記のようなことはわかっていないといけません。
・確定申告書の見方
・長プラ、短プラ
・団体信用生命保険の説明
など。
すでに上記のことがわかっている方もいるかもしれませんが、当時の僕は全くわかりませんでした。
そのため、金融関係の本を読んだり、初心者向けの確定申告の始め方といったタイトルの本で勉強していました。
もちろん覚える必要はありません。
内容さえ理解していれば、「そういえば〇〇の金融機関の団信ってどんなプランがあったんだっけ?」となったとしても、パンフレットを見れば説明できます。
覚えられなくても問題なし
『仕事が覚えられない』というのは切実な悩みですよね。
そんな方にこんなことをいうのもなんですが、『覚えられなくても問題なし』です。
なぜなら、僕自身物覚えがいいわけではなく、それこそニワトリでした。
2歩あるいたら忘れるというやつですね。
ですが、そういったことでも同じことを繰り返しているうちに、自然と身につきます。
あせって無理に覚えようとする必要はなく、覚えられないことは、すぐ確認できるようにする。
それを繰り返すことが大切です。
また、単に仕事ができるようになっただけではなく、『上司から一目置かれたい』という方は、下記の記事も参考にしてみてください。
»≫【優秀な部下って?】上司が一目置く部下の特徴【ワンランクUP術】
まとめ
真面目な人ほど完璧を目指そうとします。
「ちゃんと仕事を覚えて、どんな質問をされても、完璧に答えられるようにしなきゃ」と考えがち。
ですが、仕事は結果が全てなんです。
あなたなりに創意工夫して、『覚えるより忘れないように工夫する』を意識してみてください。
そうすれば、今よりもっと楽に仕事をすることができるようになります。
ということで、今回は以上です。
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