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【対応を間違うと悲惨】できる部下、できない部下の分かれ道は上司の対応

2022年1月31日

 

仕事ができない部下がいるとき、どんな対応をすればいいんだろう。何度言っても聞かないし、同じミスを繰り返してしまう。いくらいっても直らない。こんなとき、どんな対応をすればいいんだろう?

 

部下の中には、仕事ができない部下っていますよね。

 

仕事ができない部下には、どのような対応をすればいいのでしょうか?

 

この記事では、仕事ができない部下の対応方法について解説しています。

 

部下の成長に悩む上司の方はチェックしてみてください。

 

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

部下が仕事できない理由

・仕事ができない部下の対応方法

・仕事ができない部下へのNGな行動

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。

 

今回は『仕事ができない部下の対応方法』について解説していきたいと思います。

 

 

部下が仕事できない理由

 

部下が仕事できない主な理由を3つ、取り上げてみたいと思います。

 

たった3つですが、多くの部下が該当しているんじゃないかと思います。

 

理由1:いやいや仕事をしている

これは部下のやる気の問題ですね。

 

やる気もなく、ダラダラと仕事をしている部下はいませんか?

 

ただなんとなく仕事をしているだけでは、成長は望み薄ですよね。

 

理由2:周りに頼れる人がいなくて、一人で仕事をしている

責任感が強く、一人で頑張っている部下はいませんか?

 

相談できる人がいない

・周りに迷惑をかけたくない

 

そのため、一人で仕事をしてしまうことがあります。

 

上司のあなたなら、仕事は一人ではできないということを知っています。

 

ですが、部下は知りません。

 

理由3:あっていない仕事をしている

人と接することが好きなのに、営業ではなく、事務職で働いている。

 

プラスドライバーで、マイナスのネジを回すようなものですね。

 

合わない仕事をしていると、仕事に集中できなかったり、空回りしたりすることがあります。

 

こんな状態では、仕事もうまく行かないし、モチベーションも下がりっぱなし。

 

簡単なことではありませんが、適材適所を見つけてあげることも必要なんです。

 

やる気のない部下について、下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

≫≫【どう向き合えばいい?】やる気のない部下は放置すべきなのか、、、

 

仕事ができない部下の対応方法

 

対応方法1:部下を観察する

部下のことがわからないんじゃ、その対応方法も当然わかりませんよね。

 

まずは、部下を観察しましょう。

・何に悩んでいるのか

・どんなタイプなのか

 (おとなしいタイプなのかそれとも、活発的なタイプなのか)

・周りとのコミュニケーションはどうか

など。

 

部下を観察することで、部下の現状を把握することができます。

 

部下の現状を把握することが、改善に向けてのはじめの一歩なんです。

 

対応方法2:コミュニケーションを図る

次にコミュニケーションを図ってみましょう。

 

なぜなら、部下から上司に相談するのって、勇気のいることなんです。

 

・機嫌悪くないかな?

・今は忙しいんだろうか?

・こんなことを相談してもいいのかな?

など、部下は考えています。

 

部下は、上司が思っている以上に、上司を意識し、気を遣っているんです。

 

そのため、上司とコミュニケーションを取ることが苦手なんです。

 

なので、上司の方から、部下に話しかけてみましょう。

 

語りかける言葉はなんでもいいんです。

 

対応方法3:責任のある仕事を任せてみる

いつまでも簡単な仕事を任せてばかりだと、部下は成長しません。

 

部下を成長させるためには、責任のある仕事を任せてみることです。

 

というのも、責任のある仕事を任せることで、程よい緊張感が生まれます。

 

そして、程よい緊張感が、いい刺激になり、部下の仕事に対するモチベーションが変わります。

 

上司に頼ってばかりいると、部下って安心しきってしまうんですよね。

 

なので、上司から卒業させる意味でも、最初から最後まで、仕事の全部を任せてみるのはどうでしょう?

 

もちろん、最初から大きな案件を任せるのではなく、ミスしても、後から取り戻せるような案件がいいですね。

 

≫≫【上司にできることは?】仕事のできない部下を、仕事のできる部下に

 

仕事ができない部下へのNGな行動

 

仕事ができない部下に対して、NGな行動があります。

 

このNGな行動をとってしまうと、改善どころか、部下との距離がどんどん離れていくので、注意が必要です。

 

NGな行動1:怒鳴り散らす

仕事ができない部下に対して、怒鳴り散らす上司っていますよね。

 

ですが、これって逆効果なんです。

 

というのも、怒鳴られると萎縮して、かえって何もできなくなってしまうんです。

・怒られたらどうしよう

・怒られたくないから、上司には近づかない

・怒られたくないから、都合の悪いことは報告しない

 

こんな感じでは悪循環ですよね。

 

「鼓舞するために、怒鳴っているんだ」という上司の方もいるかもしれません。

 

怒鳴ることが、果たして部下を鼓舞させるのか、それとも威圧してしまうのか。

 

見極めるためにも、上記にあげた『部下を観察する』ことが必要なんです。

 

NGな行動2:部下の仕事を奪う

「じゃ、いいよ」といって、部下の仕事を代わりにしたことはありませんか?

 

部下が仕事ができないからといって、上司が代わりに仕事をしたのでは、部下の経験にならないんです。

 

成功しても、失敗しても、仕事で培ったひとつひとつが、部下の成長に必要な肥やしなんです。

 

・成功すれば、自信がつきます。

・失敗すれば、学んで前へ進めます。

 

上司がこの辺のことがわかっていないと、部下は成長しないんです。

 

上司は経験があるから、当たり前だと思えることでも、部下は経験がないので、当たり前じゃないんです。

 

部下の仕事がうまく進まないときは、仕事を代わりにするのではなく、助け舟をわたしましょう。

 

その船には、あなたが乗っていてもいいですし、他の誰かを乗せてもいいんです。

 

NGな行動3:簡単に見切りをつける

部下が仕事できないからと、早々に見切りをつけようとしていませんか?

 

部下が仕事できないのは、何も部下だけに原因がるとは限らないんです。

 

上司の部下に対する対応が、間違っているという可能性もあるんです。

 

下記は、昔僕が部下に見切りをつけたときのことを書いた記事です。

よろしければチェックしてみてください。

 

≫≫【実体験】仕事ができない部下は、見切りをつけるべき?【上司として】

 

結論からいうと、見切りをつけることは悪いことではありません。

 

ただ、下記の2点を踏まえておく必要があるんです。

①:上司として、やるべきことを全部やったのか

②:会社が求めていることと、部下本人が求めていることに齟齬はないか

 

そして、最終的にどうするのかは、部下本人と相談して決めることです。

 

まとめ

 

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、仕事ができない人っていないと思うんです。

 

ただ、仕事のやり方がわからなかったり、居場所を間違えていたり、そんなことだと思うんです。

 

なので、仕事を教えてあげるのも、もちろん上司の仕事ですし、居場所が間違っていたら、それを気づかせてあげるのも、上司の仕事なんじゃないでしょうか?

 

仕事ができない部下だって、このままでいいとは思っていません。

 

仕事ができるようになりたいと思っているはずです。

 

上司のあなた以外に、誰が手を差し伸ればいいんでしょう?

 

 

ということで、今回は以上です。

 

≫≫【ストレスMAXでもう限界!?】言うことを聞かない部下の対処方法

≫≫【3年目なのに一向に成長しない】部下が成長しない3つの原因と対応

 

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