上司からの指示に振り回されて一日が終わってしまう。
「あぁ、仕事がこんなに残ってる」と最悪な一日に、、、。
この記事では、上司に振り回されていると、感じたときの対応方法について解説しています。
上司に振り回されず、自分の仕事をスムーズに進めたい方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
・部下を振り回す上司の対応方法
・上司に振り回されて、自分の仕事が進まないとき
・上司が部下を振り回す原因
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。
今回は『上司に振り回されない方法』について解説していきたいと思います。
部下を振り回す上司の対応方法
上司に振り回された結果、仕事が進まないなんてことになったら悲劇です。
そんな悲劇に見舞われないよう、気分屋上司の対応方法をいくつか紹介します。
対応方法1:自分の状況を伝える
自分の今の状況を、上司に伝えましょう。
なぜなら、上司の指示がコロコロ変わる原因の一つは、上司は自分のペースで仕事をしているからなんです。
そのため、あなたの状況を把握できていないんです。
例えば、
- 来週でもいいといっていた、企画書の期限を「やっぱり今週中でお願い」と言われた。
- 「明日の午後の予定をキャンセルして、明後日の予定と入れ替えて」と突然の予定変更
なので、自分の状況を伝えて、できること、できないことを、上司に知ってもらうことも必要なんです。
対応方法2:周りに相談する
上司が怖くて、自分の意見がいえない人もいるかもしれません。
そんな時は味方を作りましょう。
例えば、
- 上司のお気に入りの先輩
- 上司より発言力のあるお局様
- コミュニケーション能力の高い同僚
自分にできないことは、できる誰かにお願いしましょう。
上司に振り回されている被害者は、あなた一人とは限りません。
みんなで協力すれば、道も開けるかもしれません。
対応方法3:深く考えない
深く考えないことも、大事だと思うんです。
というのも、職場では納得できないこと、理不尽なことって、たくさんあるんです。
上司に振り回されることも、そのうちの一つです。
その度に落ち込んだり、イライラしていては身が持ちません。
なので、深く考えず、「気分屋の上司に付き合っている自分って大人♪」と自分で自分を持ち上げましょう。
ふざけているわけではありません。
こうやって、自分で自分のテンションをあげる工夫をすることも、必要なスキルなんです。
※「上司に追い込まれて辛い、上司って何を考えているんだろう?」について、下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
≫≫【なにを考えているのか分からない】部下を追い込む上司の思考パターン
上司に振り回されて、自分の仕事が進まない時
上司に振り回されてもうなんだかしんどい、、、。
自分の仕事が全然進まない、、、。
そんな時は、下記の対応方法を参考にしてみるのはいかがでしょう?
対応方法1:上司への報連相をこまめにする
「上司への報連相をこまめにするって、どういうこと?」と思われるかもしれません。
報連相をこまめにする理由は、自分の現状を上司に知ってもらうのが目的なんです。
一般的によく言われている『上司への報連相』と少し違います。
一般的な報連相の目的は、仕事でトラブルが起きないようにすることなんです。
もう少し簡単にいうと、仕事の状況を伝えるのか、それとも自分の状況を伝えるのかで違うんです。
上司に仕事の状況を伝えても、あなたの状況がわからないと、上司の指示が増えます。
だって、今の仕事がある程度片付いたんなら、次の仕事を振るのが上司の仕事でもあるからです。
こちらの状況を上司に伝えることで、上司があなたの抱えている仕事量を把握できます。
対応方法2:仕事の取捨選択も必要
上司の指示だからといって、全て一人で抱え込んでいませんか?
抱えすぎるとパンクしてしまうので、危険です。
自分にしかできないこと、誰でもできることを使い分ける。
仕事の取捨選択が必要なんです。
例えば、
- 会議で使う資料のコピー
- 売上や交通費などのデータ入力
- 契約書や見積書などの書類整理
こういった仕事って、誰でもできますよね?
もちろん、人によって丁寧にできる人と、雑にやってしまう人はいますが、ほとんどの人は問題なくできます。
一方で、
- 営業資料の作成
- プロジェクトの進捗管理
- クライアントとの打ち合わせ
こういった仕事は、できる人が限られてきますよね?
プロジェクトの進捗管理をしている人が、会議で使う資料のコピーなんてしませんよね。
コピーやデータ入力も、誰かがやらなくてはならない、大事な仕事です。
ですが、それをあなたがやる必要はあるのかどうかを考えてみましょう。
対応方法3:冷静になって考えてみる
仕事で冷静になることは大事です。
というのも、仕事が忙しくなると、テンパってイライラのもとになります。
『こんな忙しい時に、仕事を増やすなんて!』と思ったことはよくあることだと思います。
ですが、冷静になってみると、
「なんだ、大したことないな」
とか、
「なんだ、期限もだいぶ先じゃん」
と感じた経験はありませんか?
そうなんです、人間って余裕がない時は、ちょっとしたことでイライラしたり、自分で自分を追い込んでしまいがちになるんです。
なので、忙しい時ほど、冷静になりましょう。
新しく抱えた問題は、実はすぐに対応しなくてもいい案件だったりすることもあるんです。
後で対応してもいい案件なら、後回しにすればいいだけですよね。
上司が部下を振り回す原因
いくつか、対応方法をみてきましたが、そもそもなんで、上司は部下を振り回すようなことをするんでしょうか?
その原因について、いくつかあるんじゃないかなと思うんです。
上司が部下を振り回す原因
上司が部下を振り回す原因をいくつか紹介します。
自分の上司に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
原因1:周りが見えていなくて、自分のペースで仕事をする
原因2:明確な考えを持っていないため、指示がコロコロ変わる
原因3:チャレンジ精神が旺盛で、いろんなことに手を出そうとする
原因4:上司の上司がコロコロ指示が変わるので、実は上司も被害者
原因5:アイデアの泉を持っていて、どんどん新しいアイデアが誕生する
原因6:実は、先々のことが考えられない人で、都度都度対処することが多い
など。
原因を書き出してみると、色々気がつくことがありますよね?
例えば、
『原因4』は、なかなか気がつかないことかもしれません。
実は上司も被害者だなんて思いもよらないんじゃないでしょうか?
また、『原因3』『原因5』なんかは、カリスマ経営者によくあるパターンですね。
そんな上司なら、学ぶことも多いんじゃないでしょうか?
あなたの上司はどのタイプでしょう?
一度、自分の上司について、考えてみるのもいいかもしれませんね。
こんな上司は要注意!
要注意なのは、すでにお気づきだと思います。
そうなんです。
『原因1』『原因2』『原因6』です。
というのも、考えなしで仕事をするのは危険なんです。
部下は上司に逆らえません。
上司の指示がいい加減だと、何が正解で、何が誤りなのか、わからず混乱してしまうんです。
その結果、一生懸命真面目に、仕事をしている部下が損をするんです。
「仕事でミスしたのは、自分のせいなのかな?」と自分で自分をせめてしまいがち。
一般的に、上司の影響を受けて、部下は成長するんです。
今の上司のもとで、あなたは成長できそうですか?
まとめ
上司に振り回されて、もううんざりしているかもしれません。
ですが、カリスマと言われる人たちって、部下や後輩を振り回すような指示をすることが多いんです。
もちろん辛いこともあるかもしれませんが、その分勉強になることも多いんです。
ですが、中には振り回されるだけで、疲弊しか残らない、そんな上司を持つ部下もいます。
自分の上司はどっちなんだろう?と考えてみてください。
今の辛い状況が、身にならないのなら、いつまでもいる必要はあるんでしょうか?
ということで、今回は以上です。
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