この記事では、不動産投資を始める前に知っておくべきことを解説。
ワンルームマンション投資を対象にしていますが、知っておくべきことはアパート投資や一棟投資にも共通しているので、まず基本を理解しましょう。
本記事では、下記の内容を解説します。
・不動産投資で初心者がはじめに知っておきべきこと
・不動産投資会社の選定について
・初心者がまず最初にやるべきこと
不動産投資で初心者がはじめに知っておくべきこと
不動産投資とは
いろんな投資がある中で、不動産投資とはその名前の通り、不動産に対して投資をするということです。
不動産投資といっても、その種類はたくさんあります。
詳しくは別の記事で説明しているので参考にどうぞ。
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不動産投資とはどんな投資?【メリット・デメリットも説明】
目的を明確にすること
初心者でよくあるのが、最初に不動産の情報サイトで物件を探し始めることです。
これはよくある間違いで、初心者が最初にすべきことは物件を探すことではなく、目的を明確にすることです。
なんのために不動産投資を始めようとしているのかを明確にしないと、投資の対象がブレてしまい、結果失敗してしまうからです。
不動産投資にはいろんな投資の種類があり、アパートに投資、一棟物に投資、ワンルームマンショや不動産投資信託なんかもあります。
駐車場へ投資するのも不動産投資の一種です。
どの種類に投資するかで、リターンやリスクが違うので、よく考えなければいけません。
「投資の種類はよくわからないけど、利回りが高いものに投資すればいいんじゃないの?」と思っているのなら大間違いです。
利回りはその時々によって変わるので、利回りを決め手に投資物件を選んではいけません。
あなたの将来の目的を達成するための、一助となるかどうかで決めるべきです。
リスク許容度を把握すること
あなたはどこまでのリスクを覚悟していますか?
投資する以上、リスクはつきものです。不動産でも、株でも同じことです。
あなたがどこまでリスクを取れるのか、わかっていないと最悪の場合、自己破産しかねません。
自己破産はいい過ぎかもですが、少なくとも負債を背負うことになります。
これ以上のリスクは負担できない、という判断基準をしっかり持つことが必要です。
中古より新築の方がリスクが低い
初心者のうちは新築物件に投資するのがいいです。
中古と違って、新築はトラブルが少ないからです。
よくあるのが、中古を安く買って「設備が古くなったので取り替え工事が必要。〇〇万円になります」といったようなこと。または、「建物が古くなり、修繕しないといけないので〇〇万円必要」といった場合です。
上級者だと、事前に対象物件の確認したり、対策を講じることができますが、初心者のうちはこういった対応ができません。
新築であればこういった対応をすることはまずないので、初心者にオススメです。
不動産投資会社の選定について
不動産投資会社をまず知る
投資用不動産を販売している不動産会社は多いですが、大手=安心と考えるのは危険です。
大切なのは物件の家賃が周辺の相場と比べて妥当かどうか、と場所が収益できる場所かどうか、それから僕が一番重要だと思うのは担当の営業マンです。
不動産投資の収入は入居者からの家賃ですから、入居者が快適に住める物件でなくてはいけません。
物件を選ぶ基準は多々ありますが、主に家賃が周辺の家賃と比べて適切かどうか、便利な場所にあるかどうかです。
例えば、単身世帯であれば、コンビニが近くにあった方がいいとか、通勤に電車を利用するので駅近がいいとかです。
物件を選ぶ基準は企業のブランドで選ぶよりも、投資用で購入した物件が投資として価値があるかどうかで判断するべきです。
「そんなこといっても、小さな不動産会社だと倒産したらどうするの?管理とかはどうするの?」と思われるかもしれませんが、安心してください。
管理会社はたくさんありますので、管理会社を変えればいいだけです、問題ありません。
初心者がまず最初にやるべきこと
本を読む
いろんな本が出版されていますが、おすすめなのはこちら
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有名の本ですが、不動産投資についてというより、お金に対する考え方が身につきます。
はじめに「お金とは何か」「どうやって増やすのか」というところを理解することが、大切なのではないかと考えています。
初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書 投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え [ 鈴木 宏史 ]
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初心者にもわかりやすくまとめられている本です。文書ばかりではなく、Q&A形式でまとめられているので、初心者でもわかりやすい内容になっています。
インターネットで調べる
本を読んで知識がある程度、身に付けばインターネットで、実際に不動産投資の情報を集めてみましょう。
実際にどんな物件があるのかを調べることも重要です。
良さそうな物件があれば、資料請求や対象の物件について検索してみるのもいいです。
どこがいいかわからないと迷ったときは、第三者に相談しましょう。
不動産鑑定士や1級ファイナンシャルプランナーといった、その道のプロに相談することができます。
まとめ
初心者が不動産投資を始める前に知っておくべきことは、以下の三つ。
①不動産投資を始める前にまず、自分の目的とリスク許容度を知る
②失敗しないために知識をつけることが必要(本を読む)
③わからないことがあれば、一人で悩まずにプロに相談する
不動産投資で初心者がつまずくのはその内容の複雑さ、金額の高さ、リスクについての知識や情報が少ないからです。
逆をいえば知識や情報があれば、失敗のリスクを抑えることができます。
正しい知識を身につけいれば不動産投資は怖いものではありません。
あなたの将来の資産は他の誰でもなく、あなた自身が形成していかなければいけません。