部下との信頼関係が築けない、部下から信頼されていないような気がする、、、。何か信頼を失墜させるようなことでもしたのだろうか?
この記事では、上司が気がつかないうちに、部下から信頼を失っていく理由について解説しています。
部下との信頼関係で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 上司と部下の信頼関係が失われていく理由
- 上司と部下の信頼関係を取り戻す方法
- 上司と部下が長く信頼し合える関係を築くためには
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下との関係に、頭を悩ませた日も、数え切れないくらいありました。
今回は『上司と部下の信頼関係が失われていく理由』について解説していきたいと思います。
上司と部下の信頼関係が失われていく理由
上司が部下から、信頼を失うのには理由があります。
部下からの、信頼を失う理由5つ
「なんで、信頼してくれないんだろう?」と不思議に思う上司の方もいるかもしれません。
部下が上司を信頼しない理由として、下記のようなことが原因なのではないでしょうか?
ご自身の行動に思い当たる節がないか、思い返してみてください。
理由①:部下に関心がない
理由②:一方的な命令口調になってしまう
理由③:部下とは必要最低限の会話しかしない
理由④:指示がコロコロ変わって、はっきりしない
理由⑤:部下の反論に対して、納得させるだけの根拠を示すことができない
このようなことが続けば、部下からの信頼を失うことになってしまいます。
部下に対して、ついつい感情的になってしまったり、冷たくしたり、そんな些細なことがきっかけのことが多いんです。
その結果、部下の気持ちを傷つけてしまい、上司と部下の心の距離が遠くなっていくのです。
「自分の部下は大丈夫!」は、上司の勘違いです
- 自分の部下は何も言わなくても、上司の気持ちをわかってくれているはず
- 普段、言葉を口にしなくても、態度で示しているから、自分の部下は大丈夫!
と、考えている上司の方はいませんか?
これは、上司の一方的な思い込みなんです。
部下って上司の考えている以上に、繊細なんです。ちょっとしたことで傷ついたりするんです。
「自分の部下は大丈夫!」なんて思っていると、心の距離はどんどん離れていくばかりですよ。
『最近、部下の様子がおかしい』と、感じたときは、下記の記事が参考になるかもしれません。
参考記事:≫≫【見落とし厳禁】部下の様子がおかしい原因【部下からの5つのサイン】
上司と部下の信頼関係を取り戻す方法
部下からの信頼を失う理由の次は、部下の信頼を取り戻す方法を見ていきましょう。
部下の信頼を取り戻す方法3つ
「部下からどうやって、信頼を取り戻せばいいんだろう?」と上司なら誰でも悩みますよね。
結論から言うと、下記の3つの方法がいいんじゃないでしょうか。
方法①:部下を信頼する
方法②:一体感を感じさせる
方法③:コミュニケーションを増やす
「なんか、よくある普通な方法だなぁ」と思われるかもしれません。
ですが、この普通なことができていないがために、部下からの信頼を失ってしまうのではないでしょうか?
僕も部下を初めてもった当初、部下から信頼を得られず、困り果てていました。
困り果てて、辿り着いた先に気がついた方法なので、参考になるかと思います。
こちらの記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
関連記事:≫≫【新米上司】部下の育成で大事な5つのポイントとは【部下への伝え方】
信頼関係の築き方
信頼関係というのは、一方が築こうと思って、築けるものなのでしょうか?
お互いの信頼関係を築くためには、お互いの歩み寄りが必要だと思うんです。
部下の方から上司に歩み寄ることは少ないかと思います。
なので、
- 部下がおとなしい
- 周りに気をつかって、行動ができない
- 自己主張が苦手で、はっきり自分の意見が言えない
そんな部下なら、上司の方から歩み寄りましょう。
ポイントは、『物語の主人公は部下』だということです。
自分のことばかり話す上司は、部下は嫌がりますので、注意しましょう。
上司と部下が長く信頼し合える関係を築くためには
長く信頼し合える関係を続けていくためには、お互いが努力していく必要があると思います。
相手に対して、「信頼し合っているから、何をしても大丈夫!」は破滅への一歩になってしまいます。
『親しき仲にも礼儀あり』でして、信頼し合える仲だからこそ、相手を大事にしないといけないのではないでしょうか。
当たり前のことを、当たり前だと思っていると、大切だと言うことに気づかないことがあります。
失った後に後悔するくらいなら、努力して、良い関係を続けいくのがいいのではないでしょうか。
まとめ
部下から信頼されないというのは、上司として悲しい気持ちでいっぱいになりますよね。
今回の記事で紹介した、理由に心当たりがないか、思い返してみてください。
「あぁ、ついついとってしまったことがあるなぁ」と、思い当たる節があるのであれば、まだ間に合う可能性があります。
部下から信頼を取り戻す方法は一つとは限りません。
いろんな方法を試していく中で、「今足りないもの」に気がつくかと思います。
そういった、小さな気づきが問題解決の糸口になりますので、見逃さないようにしましょう。
方法が違っていても、大事なものは変わりません。
それは、『お互いが歩み寄っていくこと』なんです。
ということで、今回は以上です。