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【見落とし厳禁】部下の様子がおかしい原因【部下からの5つのサイン】

2021年1月24日

 

最近、部下の様子がなんだかおかしいぞ?やる気がないみたいだし、以前に比べて、笑わなくなったような気がする。本人に聞いても「なんでもありません」の一言で、なんだか心配。こんなとき上司としてどんなことが出来るんだろうか?

 

最近部下の様子がおかしい、いったいどうしたんだろう?何か問題を抱えているのだろうか?

 

この記事では、部下の様子がおかしいと気づきながらも、どうしたらいいのかわからない。

 

そんなもやもやを解消させるため、のアドバイスを書いています。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 部下の様子がおかしい原因
  • 部下の様子がおかしいときに放つサイン
  • 部下の様子がおかしいとき、上司にできること

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

部下をもった経験から、部下との接し方って難しいですよね。

 

今回は『職場での部下の様子がおかしいときの対応』について解説していきたいと思います。

 

部下の様子がおかしい原因

 

職場で部下の様子がおかしい原因は3つあると思っていて、それが下記の3つです。

 

あなたの部下が、下記の3つに該当していないか、思い返してみてください。

原因①:仕事の量が多い

原因②:相談できる人がいない

原因③:教えてくれる人がいない

それでは、ひとつず見ていきましょう。

 

原因①:仕事の量が多い

あなたの部下の仕事量は適切ですか?

 

というのも、仕事量が適切じゃないと、部下のキャパシティーがオーバーしてしまいます。

 

僕も経験があるのですが、キャパオーバーになると、自分で自分を追い込んでしまうんです。

 

「早く処理しなきゃ」とか「そういえばあれはどうなったんだろう」とか、いつも不安になるんです。

 

本人の要領の問題と思われるかもしれません。確かに本人の要領の問題なんです。

 

ですが、どうすれば要領よくできるのかというのは、すぐにわかるものではありません。

 

部下の机の上を見てください。ものや資料が散乱していれば、キャパオーバーの可能性を疑いましょう。

 

ちなみに、キャパオーバーの危険があるなら、下記の記事が参考になるかと思いますので、チェックしてみてください。

 

参考記事:»»【抱えすぎ注意】仕事が多すぎてキャパオーバー【原因と対処法を解説】

 

原因②:相談できる人がいない

相談できる人がいないのは、つらすぎます。

 

仕事で抱えている不安や悩みを誰に聞いてもらうことで、『戦っているのは自分一人じゃないんだ』と、そう思えるんじゃないでしょうか?

 

誰にも聞いてもらえず、一人で抱え込むのは、戦場で一人戦っているようなものです。

 

「どうしたの?」ときいても「なんでもありません」と返事してくる場合、部下から頼られていないことを疑った方がいいです。

 

そのときは、まず部下から頼られることを目指しましょう。

 

原因③:教えてくれる人がいない

『仕事は見て盗むもの』と教えられてきた人は多いんじゃないでしょうか?

 

僕もその一人でして、当時を思い返してみるとなかなかハードだった気がします。

 

『仕事は見て盗むもの』というのは正しいと思っています。ですが、それと同時に教えるこも大事なんじゃないかと思います。

 

『百聞は一見に如かず』でして、言葉であれこれ説明するより、実際のやりとりを見てもらった方が確かに早く吸収できます。

 

ですが、ただ見ているだけでは、何がなんだかわからないこともあります。

 

わからないまま、ただ見ているだけでは吸収できません。

 

1から10まで教える必要はなく、部下から質問があれば答えてあげるくらいでも、十分なんじゃないかと思います。

 

要は「質問しても誰も教えてくれない」という環境を、作らないことが大切なんです。

 

部下の様子がおかしいときに放つサイン

 

部下が放つサインはさまざまですが、僕の部下が放っていたサインを紹介します。

 

僕の例を参考に、あなたの部下はどんなサインを放っているか、思い返してみてください。

 

上司が見落としがちな部下からの5つのサイン。

サイン①:部下からの質問が減った

サイン②:部下の存在感が薄くなった

サイン③:部下が以前より喋らなくなった

サイン④:部下が以前より笑わなくなった

サイン⑤:部下の声が以前より小さくなった

 

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

 

サイン①:部下からの質問が減った

部下からの質問が減ったら注意しましょう。

 

部下からの質問がへる理由はいくつかあります。

 

例えば、

  • 仕事に慣れたため、質問する必要がなくなった
  • 質問しても教えてくれないので、諦めた

のどちらかではないかと思います。

 

前者ならまだしも、後者は危険です。

 

サイン②:部下の存在感が薄くなった

部下の存在感が突然薄くなったときも注意が必要です。

 

例えば、

  • 「そう言えば〇〇くんは、どこにいったの?」
  • 「あれ?〇〇くんいつの間に、出社していたの?」

とこんな感じで、部下の行動を把握できないときですね。

 

その場に居たくない気持ちが強すぎると、人は自分の存在感を消すんです。

 

サイン③:部下が以前より喋らなくなった

最近部下とコミュニケーションをとっていますか?

 

部下とコミュニケーションをとることはとても大事です。

 

コミュニケーションが減ると、部下が何を考えていて、どんな壁にぶつかっているのかがわかりません。

 

これでは、仕事に対する悩みや不安を一人で抱え込んでしまいます。コミュニケーションといっても、難しく考える必要はありません。

 

簡単な挨拶や、ちょっとした声かけでもいいと思います。

 

要はこちらの扉を開いて、「いつ入ってきてもいいんだよ」と伝えることです。

 

下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

参考記事:≫≫【放置は危険】部下が喋らなくなった原因【上司にできることとは?】

 

サイン④:部下が以前より笑わなくなった

部下が最近笑わなくなった。

 

部下から笑顔が消えた理由は、仕事関係やプライベート関係などがあると思います。

 

詳しくは下記の記事で解説していますので、よろしければチェックしてみてください。

参考記事:»»【主に2つ】あなたの部下が笑わなくなった原因【笑顔を取り戻す方法】

 

いずれにしても、部下から笑顔が消えるのは問題です。早めの対応で、笑顔をとりまどしましょう。

 

サイン⑤:部下の声が以前より小さくなった

以前はハキハキしゃべっていたのに、最近はモゴモゴしながらしゃべっているとかですね。

 

おそらくですが、自分の発言に自信がないんじゃないかと思います。

 

例えば、

  • ミスが多い
  • よく怒られる
  • 提案が通らない

上記のようなことが原因ではないでしょうか。

 

部下の様子がおかしいとき、上司にできること

 

上司が部下にできることは、『部下に寄り添ってあげること』です。

 

僕が部下に対して行ったのは下記の3つです。

  • 話を聴くようにした
  • 仕事の量を減らした
  • 部下に相談するようにした

 

「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが、これだけでいいんです。

 

というのも、肝心なのは、部下に寄り添ってあげることなんです。

 

部下の様子がおかしくなるのは、頼れる人がいないからなんです。

 

上司からすると、「自分の仕事もあるし、他にも部下を抱えているから、一人にかまっていいる余裕なんて、、、」と言いたくなる気持ちもわかります。

 

ですが、そんなことは部下には関係ないんです。

 

部下にとって上司は会社での『いのちづな』なんです。いのちづなが切れては前に進めません。

 

部下の様子がおかしいと感じたら、早めの対策をしましょう。

 

 

今回は以上です。

 

≫≫【危険な兆し】部下が退職するかもしれない、その前兆とは【11個ある】

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