部下の退職って上司の責任になるの?なんか納得できないんだけど、、、
もしそんなことになったら、評価にも響くし、出世の道が遠くなってしまうのは嫌だなぁ。
この記事では、部下の退職が上司の責任になるのか、また回避する方法について解説しています。
『部下の教育』という名の、迷路で迷っている方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 部下の退職は上司の責任?
- 部下の退職を事前に見極める11個の前兆
- 部下の退職を未然に防ぐためにすること
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。部下をもった経験もあります。
今回は『部下の退職って上司の責任なの?』について解説していきたいと思います。
部下の退職は上司の責任?
結論からいうと、部下の退職は上司の責任です。とはいえ、その全てが上司の責任というわけでもありません。
部下の退職は上司の責任です
一般的に部下の退職は、上司の責任だと言われます。僕もその通りだと思います。
というのも、会社で立場的に力が弱いのは、部下である一般社員達です。逆に力があるのが、上司達です。
力が弱い一般社員は、力のある上司のいうことに逆らうすべがありません。
ですので、会社の中で起こるいろんな『理不尽なこと』に対して、
モヤモヤしたものを抱え込みながら、会社員生活を送っているんです。
例えば、
- このまま今の仕事を続けていていんだろうか、、、
- 自分が本当にやりたかったのは、なんだったんだろう、、、
このように、モヤモヤしたものを抱え込んで、消化不良を起こすと、やがて退職ということに繋がります。
管理職である上司は、部下の体調面や精神面といった、仕事以外のところにも、目を向ける必要があるんです。
このように、部下の管理ができないというのは、上司としての仕事にミスがあったとも言えます。
下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:»»【退職の予感】部下の退職って上司の評価に影響する?【見誤ると悲惨】
『上司の責任』だなんて納得できない
『上司だけの責任じゃない』『納得できない』と思われる方もいるかもしれません。
中には、『仕事ができる人が上司に出世できる』と、思っている方もいるかもしれません。
ですが、それは勘違いです。
上司に出世できる人は、『仕事ができ、人を育てることができる』と、会社から認められた人です。
仕事ができるから、上司という立場が与えられるわけではありません。
つまり、上司とは
- 仕事ができる人
- 人を育てられる人
この両方が備わっている人なんです。
なので、『部下の退職=人を育てられない人』となると、その責任はやはり、上司にあるということになります。
部下の育成については、下記の記事にまとめてあります。興味のある方はチェックしてみてください。
参考記事:»»【新米上司】部下の育成で大事な5つのポイントとは【部下への伝え方】
こんな場合は上司の責任じゃない
とはいえ、部下の退職が全て上司の責任となってしまうと、今度は上司が退職しかねません。
なので、下記のような場合は上司の責任ではないかと思います。
■そもそも、仕事に向いていない
例)人と喋るのが苦手なのに、営業職についてしまった
■最初っから、辞めるつもりでいた
例)将来の独立に向けて、勉強するために入社してきた
このような場合まで、上司の責任になってしまうのは、残酷すぎます。
なので、このような場合は、仕方がないとあきらめましょう。
とはいえ、かわいがってきた部下が退職していくのは、悔いが残ります。
後悔したくないという方は、下記の記事が参考になるかと思います、
参考記事:»»【後悔先に立たず】部下の退職で後悔しないために、今からできること
部下の退職を事前に見極める11個の前兆
部下が退職を決意したとき、そのときに現れる11個の前兆があります。
前兆①:消極的になった
前兆②:引き継ぎを始める
前兆③:資格の勉強を始めた
前兆④:不満を言わなくなった
前兆⑤:会社を休む日が増えた
前兆⑥:人と接する態度が変わった
前兆⑦:身の回りがキレイになった
前兆⑧:退職予定者とよく話をする
前兆⑨:指示したことに対して反論しなくなった
前兆⑩:上司から依頼された仕事を他の人に振るようになった
前兆⑪:今まで関心のなかったことに関心を持つようになった
詳しくは、下記の記事で解説していますので、興味のある方はチェックしてみてください。
人は大きな決心をしたとき、必ずといっていいほど、身の回りで変化が起きます。
その変化に気がつかないでいると、『ある日突然、、、』ということになります。
前兆をしっかり捉えることができれば、早めの対策ができます。
部下の退職を未然に防ぐためにすること
部下の退職を未然に防ぐためには、日頃から部下をよく観察することが重要だと思います。
下記の記事でも、解説していますので、興味のある方はどうぞ。
というのも、よく観察していないと、部下の変化に気がつかないからです。
- 何を考えているんだろう?
- どうしたいんだろう?
こういった、部下が普段言葉にしない、無言のメッセージをいち早くキャッチできるかどうかです。
このタイミング次第で、部下の退職を未然に防げるかどうかが、決まるといっても過言ではないかと思います。
決心が固まる前というのは、辞めようかどうか、気持ちが揺れ動いていて、不安定な状態です。
この状態なら、説得もうまくいくかもしれません。
ですが、決心が固まった後ですと、難しいのではないかと思います。
逆にわかりずらかったらすみません。大体こんなイメージです。
なので、部下からの無言のメッセージに早く気づいてあげましょう。
下記の記事でも解説していますので、よろしければ参考にどうぞ。
参考記事:»»【見落とし厳禁】部下の様子がおかしい原因【部下からの5つのサイン】
まとめ
部下が退職していくのは上司の責任であることが多いです。
しかし、必ずしもそうであるとは言い切れないこともあります。
「自分のせいかもしれない」と思い当たるところがあるのなら、気がついたあなたはラッキーです。
事前に対処することで、部下の退職を未然に防ぐことにつながることができます。
ということで、今回は以上です。