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【上司へのサイン】部下がストレスを抱えると、こんな行動にでる

2021年5月22日

 

部下が最近、元気がないみたいだけど、ストレスでも抱えているんだろうか、、、そういえば、仕事も忙しいみたいだし、大丈夫かなぁ?あんまり自分のことを話さないけど、もしストレスを抱えているんなら、どんな方法で対処してあげるのがいいんだろう?

 

部下がストレスを抱えているんじゃないか、、、可愛い部下に何かあると大変だから、何か大変な事態が起こる前に発見して対処したい。

 

この記事では、部下がストレスを抱えたときに送る、サインついて解説しています。

 

部下がストレスを抱えているんじゃないか、もしそうなら、何をすればいいのかわからない方の参考になれば幸いです。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 部下がストレスを抱えると、こんな行動にでる
  • 『まだ、大丈夫』だからこそ、早く対処すべき
  • 上司として、部下にしてやれること

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。

 

今回は『部下が送るストレスのサイン』について解説していきたいと思います。

 

部下がストレスを抱えると、こんな行動にでる

 

部下が、ストレスを抱えているのかどうかって、わかりにくいですよね。

 

そこで、僕の部下がストレスを抱えていたときに、どんな行動に出たのかを紹介したいと思います。

 

あなたの部下の行動に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

 

行動その①:遅刻が増える

普段は遅刻なんてしない部下が、最近遅刻が増えてきたら黄色信号です。

 

遅刻が増える理由は主に2つあります。

理由①:ストレスでなかなか寝付けないから、次の日が起きられない

理由②:朝から会社に行きたくない症候群で、布団から出られない

 

前日遅くまで飲み歩いていたとしても、そんなに頻繁にあることじゃないですよね。

 

『遅刻が増える』ということは、部下自身に何か、変化が起きているんじゃないかと心配した方がいいと思います。

 

行動その②:元気がなくなる

出社時の挨拶を見ていると、部下に元気があるのか、ないのかがよくわかります。

 

元気がないときって、言ったのかどうかよくわからないような、小さな声で挨拶するんです。

 

「あれ?〇〇くん出社していたんだ」と、知らない間に部下が出社していたなんてことはありませんか?

 

そのほかにも、

  • 独り言が増えた
  • ボソボソと話すようになった

とか。

 

もし、心当たりがあるようなら、あなたの部下は人に言えない、何かを抱えている可能性があります。

 

行動その③:整理整頓ができなくなる

ストレスを抱えているときって、何もしたくないですよね。

 

ストレスをうまく処理できない人って、どんどん気持ちが沈んでいって、何も手につかなくなるんですよね。

 

  • 整理整頓ができなくなり、探し物に時間がかかるようになる
  • 日にちが経つにつれて、部下の机の上がいろんなもので溢れかえる

 

ストレスを抱えていると、仕事をしているようで、実は仕事どころじゃないんですよね。

 

部下の机の上は、書類の山になっていませんか?

 

行動その④:一人でいることが多くなる

周りに相談したり、友達にグチッたりすることで、ストレスを発散する人もいます。

 

しかし、誰にも言えず、ひとりで悩んでいる人もいるんです。

 

ストレスをうまく処理できない部下は、ひとりになることが増えます。

 

以前は周りとも仲良くしていたのに、今では周りと距離をおいているというような部下はいませんか?

 

「〇〇くんは、最近ひとりでいる時間が多いかも」と心当たりがあるようなら、ストレスを抱えている可能性を疑いましょう。

 

行動その⑤:帰りがやたら早い

出社してくるのはギリギリなのに、帰りがやたら早い部下。そんな部下は注意が必要です。

 

「まだ仕事もひと区切りついていないのに、なにさっさと帰ってるんだ!」と怒りたくなるかもしれません。

 

ですが、部下からしたら、『逃げ出したい』と思うほど、職場にいたくないのかもしれません。

 

どんなにつらいことがあったとしても、「仕事なんだから、逃げ出すわけにはいかない」と思われるかもしれません。

 

ですが、逃げ出したくなるほど、部下が思い悩んでいるということにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

仕事をしているのは人間です、ロボットではありません。

 

『仕事なんだから』と簡単に受け入れられない人もいるんです。

 

『まだ、大丈夫』だからこそ、早く対処すべき

 

「まぁ、自分の部下は、特に思い当たることもないし、まだ大丈夫だな」と考えてしまうのは、危険なんじゃないでしょうか?

 

というのも、上記のような行動に出るときって、すでに部下のストレスゲージがレッドゾーンに近づいているときなんです。

 

もしかしたら、もうレッドゾーンに突入しているかもしれません。

 

そうなってしまっては大変です。

 

なんとか、事前に対処することができれば、それに越したことはないんです。

 

一度、ストレスが溜まって、行動に現れてくるようになると、その後の対処が難しく、時間もかかるんです。

 

なぜなら、そのような状態の時は、部下からの信頼を無くしている状態なんです。

 

部下が、抱えている悩みを素直に打ち明けてくれなくなり、解決が困難になっていくんです。

 

変化が起きてから対処するのも良いですが、できるなら、変化が起こる前に予防しておきたいですよね。

 

上司として、部下にしてやれること

 

部下のストレスが溜まり、行動に出る前に予防したいですよね。

 

では、上司としてどんな予防方法があるんでしょうか?

 

僕がしたことは主に下記の2つです。

 

①:部下に寄り添う

②:普段から部下のことを気にかける

 

部下に寄り添うというのは、部下との信頼関係を深めることになります。

 

「悩みがあるときは頼ってきてもいいんだよ」と、上司の存在を部下に認識させるということにもなるんです。

 

また、普段から部下のことを、気にかけるというのは、部下を観察するということです。

  • よく喋る仲のいい同僚はいるのか
  • 普段どんなふうに仕事をしているのか
  • 周りとうまくコミュニケーションが取れているのか

 

部下からの報連相や、部下との面談で、部下のことを理解しているとは思わない方がいいと思います。

 

というのも、部下からの報連相や部下との面談からでは、部下が本当のことをいっているのかどうか、わからないからです。

 

上司に気を使って、遠慮している可能性だってないわけではないですよね。

 

上司が知るべき部下の本音は、報連相や面談以外の、普段の『職場での態度』に隠されているんじゃないでしょうか?

 

「たった2つだけなんて、少ないんじゃないの?」と思われるかもしれません。

 

もちろん、職場の環境や部下の性格によって、他にも必要なことがあるかもしれません。

 

ですが、僕の場合、上記の2つで十分でした。

 

部下も大人です。上司がしてやれることって、実はそんなになかったりするんじゃないでしょうか?

 

大切なのは、『部下にとって何が必要なのか』ということを、上司が把握できているのかどうかではないかと。

 

まとめ

 

部下からのストレスのサインって、気が付きにくいんです。

 

というのも、部下も気づかれないように、カモフラージュしているからなんです。

 

とはいえ、上司として気づいてあげたいところではありますよね。

 

上司として、部下を救ってあげたいという気持ちはわかりますが、上司としてできることには限りがあるんじゃないでしょうか?

 

上司とはいえ、万能ではありません。できることと、できないことってあるんですよね。

 

なので、上司として、できることだけをすればいいと思うんです。

 

じゃ、できることはなにかというと、『部下に寄り添うこと』と『普段から部下のことを気にかけること』なんじゃないでしょうか?

 

あなたは、部下のことをちゃんとみていますか?

 

なにかあってからじゃ、遅いんです。

 

仕事が忙しいという理由で、部下から目をそむけていませんか?

 

上司の仕事が忙しいのもわかりますが、部下を見守るのも上司の仕事のうちなんじゃないでしょうか?

 

 

ということで、今回は以上です。

 

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