仕事がつらくても、耐えなければいけないんだろうか?
簡単に辞めることは、甘えだと言われるけど、、、。
この記事では、仕事を辞めることが本当に『甘え』なのか、について解説しています。
周囲に気をつかって、どうすればいいかわからない方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 仕事を辞めることは甘えなのか
- 『甘え』と判断される場合と、されない場合
- 仕事を辞める判断基準
この記事を書いている僕は、不動産業界で6年間勤務していました。
入社当初の僕は、何もできない、怒られてばかりのダメダメ社員でした。
それでも、役職をもらい、部下がつくようにまでなれました。
そこで、今回は『仕事がつらいのに、それでも辞めることは甘えなのか』について解説していきたいと思います。
仕事を辞めることは甘えなのか
会社を辞めることが『甘え』だと、言われますが、本当に『甘え』なんでしょうか?
『甘え』とは限らない
『仕事を辞めること=甘え』とは限らないと思うんです。
というのも、仕事には『向き不向き』が、あると思うからなんです。
間違ったピースを強引にはめても、パズルは完成しないんです。
とはいえ、間違ったピースだと思っていたけど、ピースの向きを変えてみると、ピッタリ合うなんてこともあります。
つまり、会社を辞めることが『甘え』の場合と『甘えじゃない』場合があるんです。
辞めたい理由は人それぞれ
仕事を辞めたい理由って、人それぞれなんです。
- 人間関係が疲れる
- 仕事についていけない
- 思っていた仕事内容と違っていた
など。
社会にはいろんな人がいて、いろんな悩みを抱えているのに、それを『甘え』の一言で、片付けてもいいのでしょうか?
確かに、どこか甘えてしまっているところが、あるのかもしれません。
それでも、悩んで出した答えなら、『甘え』ではないんじゃないでしょうか?
『甘え』と判断される場合と、されない場合
僕が思う『甘え』の場合と、そうじゃない場合について、解説していきたいと思います。
『甘え』と判断される場合
『甘え』と判断される場合は、基本的に、問題を解決しようと、努力しない場合なんじゃないでしょうか?
例えば、
- 仕事が難しいからついていけない
- 仕事がつまらないから、辞めたい
- 朝早起きするのが嫌だから、辞めたい
など。
これらの問題って、解決しようと思えばできますよね?
どうすれば問題解決になるのか、自分で工夫していくことも、仕事のうちなんじゃないでしょうか?
参考記事:≫»【能力不足が原因?】仕事についていけない原因【切り開くのは自分】
『甘え』と判断されない場合
『甘え』と判断されない場合とは、『問題解決に取り組んだ結果、それでもだめだった』場合ではないかと思うんです。
『甘え』と判断される場合の逆になりますが、問題解決に取り組んだ結果、それでもダメなら、それは仕方のないことだと思うんです。
人それぞれ違いますし、能力だってそれぞれ違います。
メジャーリーグで活躍する野球選手が、サッカーでも活躍できるとは限りません。
そもそも、合っていなかった、ということだってあります。
参考記事:≫»【自分を見失いそうで怖い】職場が合わないと感じたときの対処方法
体に異変が出たら危険信号
とはいえ、体に異変が現れたら危険信号なので、『甘え』か『甘えじゃない』かを言っている場合ではありません。
- 食欲がない
- よくお腹を下す
- 家に帰ってくると、疲れきって何もできない
など。
そういった症状が現れた場合は、医療機関で診てもらうのがいいかと思います。
体は資本です。『甘え』かどうかの議論は、体に異変がないことが前提条件なんです。
仕事を辞める判断基準
会社を辞める判断基準は、客観的に捉えることが重要なんじゃないかと思うんです。
というのも、『甘え』なのか『甘えじゃない』かを考えるときって、ネガティブになりがちなんです。
- 周りは頑張っているのに、自分だけ〇〇
- 上司に『甘えだ!』と言われたから、やっぱり甘えなんだろうか、、、
ですが、上記でも解説したように、『甘え』かどうかは、人によって違うんです。
周りから言われたことを、鵜呑みにするんじゃなく、自分の今の感情を、客観的に見て判断するのがいいんじゃないかと思います。
具体的に言うと、今の辞めたい理由を紙に書き出して、もし友達や家族から、書き出した内容のことを相談されたら、あなたはなんと答えるでしょう?
「もう辞めてもいいんじゃないの?」と答えるでしょうか?
それとも、「まだ他にできることが残っているんじゃないの?」とアドバイスするんでしょうか?
いずれにしても、自分の今の感情を客観的に見て、自分がアドバイスする側に立ってみましょう。
そして、なんと言ってアドバイスをするのか。
自分が、自分にアドバイスをする。
なんだか、不思議な感じがするかもしれませんが、なんの気を使う必要もないので、いいアドバイスが期待できるかもしれません。
まとめ
仕事を辞めることを、『甘え』だと見られがちですが、実のところそんなこともないと思うんです。
例えば、同じ厳しさでも、耐えられる人と、耐えられない人っているんですよね。
それを上司や会社がわかっていないと、一部の人だけが成長して、一部の人は取り残されるんじゃないかと思います。
自分の辞めたい理由を、具体的に書き出してみてはいかがでしょうか?
そうすれば客観的に見ることもできますし、新しい気づきを得ることができるかもしれません。
他人の目を気にすることも、ときには必要ですが、心と体が疲れている今の状況では、そんなことは不要かと。
紙に書き出した理由を目の前にして、自分ならなんとアドバイスするのでしょう?
社会人になって、これから大事になるのは、自分の状況を客観的に捉えて、自分で判断していくことなんです。
ということで、今回は以上です。
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