過去に不動産仲介業者で失敗しているから、今回は信用できる不動産仲介の会社を探している。
この記事では、不動産仲介業者を選ぶ基準について解説しています。
どの不動産業者を選んだらいいのか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 不動産の仲介業者の失敗しない選び方
- 『こんな営業マンには要注意』要注意な営業マンの特徴
- 賃貸契約で注意すべきところ
この記事を書いている僕は、不動産賃貸の仲介営業を2年間経験しました。
その後不動産投資の会社で4年間融資関係の仕事をしていました。
今回は『失敗しない不動産仲介業者の選び方』について解説していきます。
不動産の仲介業者の失敗しない選び方
仲介業者を選ぶ際に、失敗してしまう原因があります。
それは、明確な条件がなく、なんとなくで物件を選んでしまっていることなんです。
条件さえしっかりしていれば、失敗する確率もグッと減ります。
ステップ①:条件を明確にする
なんといっても大事なのは、どんな物件に住みたいのかという『入居条件』を明確にすることです。
例えば、
- 家賃は生活を圧迫しない金額におえる
- バスとトイレは別々がいい
これから住む予定の部屋や、地域を知ることは大切なんです。
「仲介業者の選び方が知りたいのに、入居条件なんて関係あるの?」と思われるかもしれません。
ですが、入居条件が曖昧だと、仲介業者のいわれるがままにされてしまう危険があるんです。
お部屋を選ぶ際、不動産業者の看板や知名度で選びがちになりますが、実は仲介業者の営業マンがキーマンなんです。
ステップ②:ネットで絞り込み
入居条件が決まれば、あとはネットでどんな物件があるのかを絞り込んでいきましょう。
使うサイトはスーモでいいんしゃないかと思います。
スーモはリクルートが運営しているので、単純に情報が多いんです。
とはいえ、自分で気になる不動産屋さんがあって「その不動産屋さんをメインに調べたい」というのでもOKです。
なぜなら、上記でも言いましたが、いい仲介業者を選ぶ際のポイントは担当の営業マンだからです。
スーモ以外にも、下記のような入居祝金がもらえるようなサイトもあるので参考までにどうぞ。
キャッシュバックってなんだか怪しいと思われる方は、下記の記事も合わせてどうぞ。
個人的な意見ですが、入居祝金はおまけ程度に思っていた方がいいかと思います。
ステップ③:気になるところがないかチェックする
ネットでの絞り込みが終われば、あとは直接不動産屋さんに行って、内覧をしましょう。
時期によっては、事前に予約を入れないと対応してもらえないときもありますので、注意しましょう。
内覧する時にも、注意して見るところがあります。
例えば、
- 日当たりはどうか
- 隣の住民の生活音は気にならないかどうか
- 建物の共用部分がキレイな状態に保たれているのかどうか
など、ネットだけではわからない、現地の情報を集めることも、失敗しないために必要なことなんです。
『こんな営業マンには要注意』要注意な営業マンの特徴
お部屋を選ぶ際のキーマンは、担当の営業マンです。
営業マンは基本的に、入居者に満足してもらえるようにお部屋選びを手伝いますが、中には自分の成績に走ってしまう営業マンもいます。
そして、自分の成績に走ってしまう営業マンには、下記のような特徴があります。
特徴①:言葉を濁す・説明がチグハグ
物件の説明などはスラスラと喋れるのに、こちらの質問に対して、言葉を濁すような言い方が目立つような営業マン。
また、説明がチグハグするような営業マン。
例えば、
あなた:この部屋は、以前どんな人が住んでいたんですか?
営業マン:一般の人が住んでいましたよ。特に問題も起きなかったと思いますけど、、、
ここに注意!
一般の人が住んでいたのは当たり前のことなんです。一般の人じゃなければ問題です。どんな人が住んでいたのか、知らないなら知らないといえばいいですし、知っているんなら、これから住む人が不安にならないように、例えば「20代の会社員が単身で住んでいましたよ」とか、どんな人が住んでいたのかある程度イメージできる説明をするはずです。
もちろん、前の住人の個人情報に関わるようなことはいえません。
ですが、それでもこれから住む人は、以前どんな人が住んでいたのか気になるのではないでしょうか?
本当に入居者のことを考えている人は、これから住む人のそういった不安や心配ごとにも目を向けるはずです。
特徴②:態度が豹変する
入店した際は、明るく元気よく挨拶してきたのに、家賃の予算を伝えた途端、元気がなくなる営業マン。
例えば、
営業マン:いらっしゃいませ!家賃の予算はどのくらいを考えていますか?
あなた:なるべく安いところがいいんですが、、、3万円くらいを考えていまして。
営業マン:、、、そうですか、、、3万円ですか、、、、、、、
仲介業者へ支払う『仲介手数料』が営業マンの成績になるので、家賃が安いと営業マンも乗り気にならないんですよね。
ですが、それは営業マンの問題でして、部屋を探している人からしたら、そんなの関係ないんですよね。
こういうとき、営業マンが考えることは2つあります。
①:3万円の物件はないといって帰ってもらい、他の見込み客に時間を使う
②:3万円くらいの物件の中で、大家さんからもらえる広告料が高い物件を紹介する
このように、態度が豹変するような営業マンは、自分の成績のことしか考えていないケースもあるので注意が必要です。
特徴③:いつまで経っても、連絡が来ない
連絡すると言われたのに、連絡が来ない。
「いい物件があれば連絡しますね」と言われたのに、いつまで経っても連絡が来ない。
連絡が来ない理由はいくつかあります。
理由①:いい物件がない
理由②:連絡することを忘れている
理由③:連絡するとはいったけど、そもそも連絡するつもりなんてない
仮に「いい物件がなくて、、、」と言われたとしても、本当のことを言っているのかどうかも、正直わかりません。
ですが、もし①が理由なら、お客想いの営業マンは進捗の連絡をしてくるんじゃないでしょうか?
お客様から、わざわざ連絡しないですよね。
全ての営業マンがそうとは限りませんが、連絡がないことはお部屋を探している人からしたら「今どうなっているんだろう?」と心配になるはずです。
そういった、お客様の心配をフォローできるかどうかも、営業マンを判断する素材になるんです。
賃貸契約で注意すべきところ
契約をするときに、注意しておかなければいけないことが2つあります。
①:重要事項説明はしっかり聞く
②:入居費用が妥当かどうかを冷静になって考える
詳しくは下記の記事でも解説していますので、よろしければチェックしてみてください。
重要事項説明は、これから入居するアパートについての説明なんです。
この説明をちゃんと聞かず後でトラブルになると、「説明を聞かなかった入居者に非がある」とみなされてしまうんです。
また、入居費用についても、必要のないオプションをいろいろつけられて、高額になることもあるので注意が必要です。
参考記事:≫≫【重要】賃貸契約で注意すべきポイント5つ【契約で失敗したくない】
まとめ
お部屋探しをする際、ついつい不動産会社の名前で選びがちになりますが、実は営業マンで選んだ方が間違いは少ないんです。
というのも、仲介業者が扱っている物件はほとんど一緒なんです。
扱う物件が同じなら、誠実に向き合ってくれる営業マンなのかどうかが重要なんです。
とはいえ、営業マンはお客様からの仲介手数料と、大家さんからもらえる広告料がメインの仕事です。
中には手数料欲しさに、不誠実な案内をする営業マンも残念ながらいます。
ですが、そういった営業マンには特徴があるので、ポイントさえ押さえておけば心配はないかと。
不動産の業界用語が難しくて、つい目を背けたくなる気持ちもわかります。
そのため、営業マンを信じて任せてしまうんですよね。
不誠実な営業マンを信じてしまわないように、しっかり見極めていきましょう。
ということで、今回は以上です。
≫≫【安さの秘密にせまる】ビレッジハウスのからくり!【その正体は、、、】
≫≫【初めての賃貸契約】アパートの賃貸契約で必要な書類はこれです!