不動産賃貸

【ビレッジハウスのからくり!】家賃が安いには理由があった

2021年2月17日

 

ビレッジハウスの入居費用が安いと聞いたことがあるけど、それってどういう仕組みなの?入居費用を低く抑えることができるのは、助かるけど、安さの裏に落とし穴があるんじゃ、、、。後でトラブルになったりしないかな?

 

「ビレッジハウスって安いよねぇ〜」ってよく聞きますが、ビレッジハウスってなんで安いの?そのカラクリは?

 

安いってことは、何か裏があるはず!

 

この記事では、ビレッジハウスが安いそのからくりについて、解説していきたいと思います。

 

安いのは嬉しいけど、後で何かトラブルになるようなことはないのか、そういった点についてもみていきます。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

  • ビレッジハウス、安さのからくり!
  • ビレッジハウスを利用するメリットとデメリット
  • 入居後、トラブルにならないか心配、、、

 

この記事を書いている僕は、不動産賃貸の仲介営業を2年間経験しました。その後不動産投資の会社で4年間融資関係の仕事をしていました。

 

今回は『ビレッジハウスのからくり』について解説していきたいと思います!と言いたいところですが、

 

実は、僕が不動産仲介にいた頃には、ビレッジハウスまだ存在していませんでした。

 

そこで、今回はネット上にある情報を集めて、なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

 

よろしければ、最後まで読んでみてください。

 

ビレッジハウス、安さのからくり!

 

まず、ビレッジハウスのからくり『安い理由』について、見ていきたいと思います。

 

費用が安い理由として、下記の3つがあげられます。

 

理由①:雇用促進住宅を一括購入しているから

理由②:築年数が経っているから

理由③:短期で解約した場合の違約金が高いから

 

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

 

理由①:雇用促進住宅を一括購入しているから

そもそも、雇用促進住宅とはなんでしょう?

 

wiki先生によると、

”雇用促進住宅(こようそくしんじゅうたく)とは、かつて雇用保険事業の一つであった雇用福祉事業により整備された勤労者向けの住宅。移転就職者用宿舎とも呼ばれる。管理・運営は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構であるが財団法人雇用振興協会に委託していた。

 

国の方針により2021年度(令和3年度)までに譲渡・廃止することが決定された。ソフトバンクグループ傘下の米国投資会社フォートレス・インベストメント・グループに売却され、低価格賃貸住宅「ビレッジハウス」として運営されている。”

 

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

 

つまり、雇用促進住宅とは、元公営住宅のことです。

 

わかりやすく言い換えると、公営住宅の運営がうまく行かなくなったので、国の方針によって、2021年までに、譲渡・廃止することが決まったそうな。

 

すると、「これは、ビジネスになる!」と思った、企業が一括で購入。

 

それをお手頃な値段で貸し出しているのが、ビレッジハウス。

 

ザックリいうとこんな感じです。

 

確かに、一括購入によって、コストを抑えている分、貸し出すときも、安く貸し出すことができますよね。

 

理由②:古い物件が多いから

雇用促進住宅は、今から数十年前の住宅です。なので、当然築年数も経っています。

 

一般的に、こういった築年数が経過している物件は、現代の生活様式に合わせて、リフォームするのですが、

 

リフォームすると、これまたコストがかかるので、必要最低限のリフォームで済ませているみたいですね。

 

例えば、昭和時代の2DKの間取りなんかは、一般的に1LDKにリノベーションすることが多いのですが、ビレッジハウスでは少ないようです。

 

もちろん、現代の生活様式に合わせて、おしゃれにリフォームをしている物件もあるみたいなので、探してみるのも面白いかもしれません。

 

>>家賃20,000円台! 賃貸界の革命児

 

理由③:短期で解約した場合の違約金が高いから

通常の賃貸契約であれば、短期間で解約したとしても、解約違約金がかかることは少ないです。

 

ただ、不動産取引は、地域の慣行によって違いがありますので、中には短期間の解約で高額な違約金を請求されることもあります。

 

地方であれば、解約違約金がかかることは滅多にありませんが、かかったとしても高くて家賃2ヶ月分くらいかなと思います。

 

では、ビレッジハウスはどうかというと、1年未満の解約の場合、賃料の3ヶ月分が違約金として取られるみたいです。

 

これはかなりの高額ですね。

 

おそらく、「入居費用を安くしたのだから、その代わり、長く住んでね」ということなんでしょうね、、、(あくまでも個人的な意見です)。

 

ビレッジハウスを利用するメリットとデメリット

 

上記の内容を踏まえて、メリットとデメリットについてもみていきましょう。

 

ビレッジハウスを利用するメリット

  • 家賃が安い
  • 入居費用が安い
  • 入居審査がゆるい

 

ビレッジハウスのメリットはなんといっても、費用の安さではないでしょうか。

 

どのくらい安いかというと、こんな感じです。

ビレッジハウス公式サイトより引用

入居費用としては、驚愕の安さですね!

 

入居時の費用を抑えられるのは、嬉しいことですし、毎月の家賃が抑えられるのも、生活の助けになります。

 

また、入居審査のハードルが低いというのも、低所得者や母子家庭の方にとっては、強い味方ではないでしょうか。

 

ビレッジハウスの申し込み方法については下記の記事をご参照ください。

≫≫【ビレッジハウス】申し込み手順と審査、初期費用について

 

ビレッジハウスを利用するデメリット

  • 治安が悪い
  • 解約違約金が高い
  • 築年数が経過している

 

『入居審査がゆるい』ということは、裏を返せば、誰でも入居できるということでもあります。

 

ルールを守らない人でも、入居することができてしまうので、逆にそのことが、デメリットでもあります。

 

ネット上に出ている情報だと、

  • ゴミ出しのルールを守らない
  • 外国人のどんちゃん騒ぎがうるさい

 

というのを見かけました。

 

ルールを守らないのは、あくまでも一部の人たちに限られますが、参考として知っておいた方がいいですね。

 

心配であれば、担当の営業マンに確認してみたり、実際に物件の周辺を歩き回って自分の目で確認してみましょう。

 

下記の記事では、物件選びの注意点について書いていますので、参考にしてみてください。

 

≫≫【意外と知らない】アパートの選び方【入居までの流れも簡単に説明】

 

入居後、トラブルにならないか心配、、、

 

ここまでみてきて、「確かに費用は安いけど、入居後のトラブルが心配」という方も多いのではないかと思います。

 

ネットで調べたところ、比較的よくあるトラブルというのが、

  • 治安が悪い
  • 設備の不具合

といったところでしょうか。

 

ただ、築年数も経っており、設備の不具合については仕方ないのかなとも思います。

 

治安についても、特にビレッジハウスに限ったことではないですし、

 

入居審査がゆるいのもあって、ビレッジハウスが目立っているのではないかと思います。

 

それよりも、毎月かかる家賃です。

毎月かかる家賃が例えば5,000円安くなるだけでも、1年で見れば60,000円の節約になります。

 

今より10,000円安くなれば、年間でなんと120,000円の節約!

 

20,000円なら240,000円!!

 

もはや、正社員の月給並の金額ですね!

 

将来のために今からお金を貯めたい、もしくは、家賃を下げて、ういたお金を他のことに回したいとお考えなら、ビレッジハウスもありなんじゃないでしょうか?

 

例えば、

・資産運用

・旅行費用

・住宅購入資金

など。

 

お金はないよりあったほうがいいに越したことはありません。

 

節約したお金をどうするかは、好きに決めればいいんです。

 

まとめ

 

ビレッジハウスは、費用が安い代わりに、普段の生活より不便に感じることもあるかもしれません。

 

ですが、

  • 毎月の家賃を抑えたい、
  • 所得が低く、他の入居審査が通らない

という方にとって、ビレッジハウスも選択肢の一つになります。

 

ビレッジハウスのホームページは、下記からどうぞ。



»»敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料!

 

ということで、今回は以上です。

≫≫【ビレッジハウス】申し込み手順と審査、初期費用について

≫≫【申込から1週間】入居審査に落ちたときの連絡は早いの?【審査落ちの理由】

 

 

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