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【仕事に行くのが怖い】失敗への恐怖を克服する方法【入社して間もない20代の人向け】

 

失敗への恐怖を克服したい。仕事で失敗をしてしまい、それからというもの、失敗することが怖くなり、仕事が手につかなくなった。そういう体験があれば、その体験とどうやって克服したのかを知りたい。

 

仕事で失敗してしまい、失敗しないように気をつけてはいるが、逆にそれがプレッシャーになってしまっている。

 

新卒者や20代の方に特に多い悩みではないかと思います。この記事では、新卒で仕事を始めたばかりの人や、転職して間もない人を対象に、『仕事に行くのが怖い』というお悩みを取り上げています。

 

最後には僕の過去の失敗体験もありますので、これから仕事をしていく上での励みになれば幸いです。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

・失敗への恐怖を克服する方法

・『続けていればそのうち慣れる』はウソ?

・焦っても同じ失敗をくり返すだけ

・僕の失敗経験談

 

失敗への恐怖を克服する方法

失敗の原因を考える

失敗したときにまず最初にやることは、なんで失敗したのかを考えることです。

 

失敗には原因があって、あなたが失敗した原因がなんなのかを先に考えてみて下さい。原因がわかれば対処法も自ずと見つかるようになりますよ。

 

仕事にまだなれていないからなのか、それとも経験が足りないからなのか、などいろいろありますよね。

 

まだなれないのなら、これからなれていけばいいですし、経験が足りないのなら経験を積み重ねていけばいいので、何も不安に感じることはありませんよ。

 

なぜなら、最初の頃は誰しもが失敗の連続だからです。

 

自分の仕事内容をよく考えてみる

完璧に仕事をこなそうとか、自分の失敗が他の人の迷惑になっていたらどうしようとか、そういうことは考えないことです。

 

なぜなら、完璧にできる人はいませんし、誰にも迷惑をかけないようにすることなんてできないからです。

 

絶対失敗してはいけないとか、誰かに迷惑をけけてはいないかとか考えなくてもいいんですよ。

 

仕事は支え合ってできるもので、完璧じゃないから、誰かに迷惑をかけてしまうから、だから、周りで支え合って仕事が回っていくんですよ。

 

あなたはまだ支えてもらう立場です。今のあなたにとって必要なのは失敗を恐れず、どんどんチャレンジしていくことです。

 

まだ成長過程だと考える

最初からなんでもできるとか、すぐ力をつけて、誰かの役に立とうとしないことです。

 

だって今のあなたはまだ成長途中の段階なのだから。迷惑をかけることがあっても役に立てることなんて少ないのですよ。

 

悔しいと感じるかもしれませんが、それが現実です。

 

でも、落ち込むことはありません。なぜなら、まだ成長段階なので、できることや吸収することがたくさんあるからです。

 

これから何をどれだけ吸収するかが重要な段階です。誰かの役に立ちたいと思うのなら、まず今を頑張ることです。

 

『続けていればそのうち慣れる』はウソ?

ただなんとなく続けていても意味がない

大事なのは失敗から何を学んだかです。

 

ただなんとなく慣れるだけだと、できるようになることはあっても、そのさきに進むことは難しいです。

 

失敗から何を学び、どう改善していったかがあなたの経験となり成長への積み重ねとなるのです。

 

ただ続けていくだけではなく、どういう風に続けていくのかが大事。

 

失敗したことをメモにとる

メモに残す目的は、数日後あるいは数ヶ月後にもう一度自分が失敗したところを再度確認するためです。

 

なぜなら、再度確認しないと、その失敗した記憶は頭の片隅に追いやられてしまうからです。

 

頭の片隅に追いやられてしまうと、忘れているのと同じです。

 

自分の失敗体験をもう一度みるのはいやかもしれませんが、再確認することは、自分の過去を見つめ直すのに必要なことです。

 

なぜなら、過去の失敗経験があなたの成長の土台となるからです。

 

もっというと、昔はこんなことで失敗していたんだなとか、自分の成長を感じることもできるので、これから頑張っていくための原動力となってくれるかもしれませんよ。

 

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焦っても同じ失敗をくり返すだけ

失敗したときこそ冷静さが必要

失敗したとき冷静になることは難しいと思われるかもしれませんが、実はそんなに難しくないです。

 

なぜ冷静になれないかというと、相手のことや周りのことを先に考えてしまうからです。

 

失敗したことで迷惑かけてしまい、なんとか早く挽回したいという気持ちが先走ってしまい、その結果心に余裕が持てなくなっていくんです。

 

自分で自分にプレッシャーをかけても辛くなるだけなので、いいことはありません。

 

失敗したときにまず先に考えるのは、なんで失敗したのかその原因です。焦って失敗を取り戻そうとか考えると逆に大きな失敗をしかねませんよ。

 

あなたに足りないものは経験

経験が足りないと言われると「そんなのどうすればいいんだよ」と思われるかもしれませんが、焦る必要はなくて、

 

自分の今立っている場所を確認しましょう。すぐに成功体験を味わいたい気持ちもわかりますが、最初のうちは失敗の経験を積んでおくことの方が重要です。

 

なぜなら、失敗を乗り越えた先に、成功がまっているからです。

 

経験を増やしていくためには、なんでもいいからとにかくチャレンジしていくことです。

 

もちろん失敗を恐れていたらチャレンジなんてできません。

 

失敗したとしてもそこから何か気付きや、学びを得ることです。それがなければ失敗損に終わりますよ。

 

僕の失敗体験と克服方法

 

僕は優秀ではないので多くの失敗をしてきました。その中のひとつを紹介します。

 

会社員だった頃の僕は不動産投資会社の事務職だったので、主な業務は銀行とのやりとりをする融資担当でした。扱う金額が大きいのでミスが許されない環境です。

 

にもかかわらず、僕はとんでもないミスをしてしまいました。

 

そのときに僕がしたミスは、銀行担当者へのヒアリングミスによって、融資審査が非承認の案件を承認として報告してしまったことです。

 

まさに一大事でして、その結果をもとにお客様と売買契約を済ませ、手付金まで受け取ってしまったのです。下手すると、訴えられかねない状況でした。

 

幸いにも、お客様にも理解していただき、大事になることはありませんでしたが、結果、数千万円の売り上げもなくなりましたし、お客様にも迷惑をかけることになってしまいました。

 

周りへの申し訳ない気持ちと自責の念で、頭の中は真っ白。何か他の仕事をやろうにも、ミスしたことが頭の中でメリーゴーランド状態。

 

絶対にミスをしてはいけないと考えれば考えるほど、ミスすることが怖くて何も手につきませんでした。

 

しかし、自分で自分にプレッシャーをかけても、仕事が進まないので、とりあえずやるしかないと、かなり追い詰められた状況でもありました。

 

僕がミスした原因はヒアリングミス。そのあとどんなことをしたかというと、融資審査の可否を確認する際に、ヒアリングすべきことを全て、付箋に書いて電話機の横に貼り付けました。

 

銀行とのやり取りの際に必ず確認するようにしたんです。確認するべきことを目に見える形にすることで、常に意識することができました。

 

もちろんその後も確認事項を追加しながらひとつひとつできるようになるまで、おそらく半年くらいはかかったかと思います。正直この辺りははっきり記憶していなくて、気がついたら付箋をみることが無くなったというのが正しいです。

 

この失敗から僕が学んだことは、相手の言ったことをそのまま受け止めるのではなくて、相手が伝えたいことと、自分の認識していることに齟齬がないかどうかを、復唱して相手に確認することです。

 

例えそれが、ある程度予測がたてられることであっても、念のための確認は怠らないようにしました。

 

まとめ

 

大切なのは失敗したことを悲観的に捉えないことです。失敗から学ぶことは多くあります。

 

そのことに気がついているかいないかで、その後の仕事との向き合い方が大きく変わりますよ。

 

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