上司に怒鳴られて、心がボロボロ、、、。そんな怒鳴る上司を克服する方法はないだろうか?
この記事では、上司が怒鳴る理由と、その対応方法について解説しています。
上司に怒鳴られて、気持ちがつらい状況から、抜け出したい方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 上司が怒鳴る理由
- よく怒鳴る上司の対応方法
- 限界だと思ったら、転職もあり
この記事を書いている僕は、不動産業界で6年間勤務していました。
入社当初の僕は、何もできない、怒られてばかりのダメダメ社員でした。
それでも、役職をもらい、部下がつくようにまでなれました。
そこで、今回は『よく怒鳴る上司の対応方法』について解説していきたいと思います。
上司が怒鳴る理由
上司が怒鳴る理由を知る前に、怒鳴る上司には2つのタイプがあることを知る必要があります。
ここでは、怒鳴る上司の2つのタイプを紹介します。
タイプ①:真面目で、仕事に真剣なタイプ
怒鳴ることって、感情表現のひとつなんです。
今まで、仕事一筋で頑張ってきた上司は、すぐ感情がたかぶり、抑えることが難しい。
- 同じことを何度言えばわかるんだ!
- なんで、こんなことができないんだ!
同じミスを繰り返すと、上司のイライラが頂点に達して、カミナリが落ちる。
ただ、裏を返せば、それだけ仕事に熱心だとも言えます。
確かに、怒鳴られるほうは、たまったものじゃありません。
ですが、この場合、怒鳴られるほうにも、非がある場合がほとんどなんです。
仕事に真面目な人ほど、仕事に厳しい。
そして、仕事に対する責任感が強いがために、感情のブレーキがきかない人もいるんです。
タイプ②:自分の立場を利用して、人を攻撃するタイプ
タイプ①の上司が怒鳴るのは、仕事に対する向き合い方からくるものです。
その逆に、ただ自分のストレス発散のためや、上司という立場を知らしめるために、怒鳴り散らかす上司も、残念ながらいます。
- そんな仕事に、いつまでかかっているんだ!
- そんなんだから、お前は仕事ができないんだ!
- 俺のいうとおりにしろ!わかったか!
相手が自分より立場が低いのを利用して、怒鳴り散らす上司。
こういったタイプの上司は、部下をダメにする上司だと思うんです。
というのも、
- 説明するのが面倒
- 説得させることができない
そのため、自分の立場を利用して、強引にまとめる。
いわゆる『無能な上司』の特徴ではないかと思います。
この場合、上司に問題があるので、部下は成長しません。
ただ上司のカミナリに打たれるだけという、悲劇に見舞われるんです。
なぜなら、怒鳴る理由が仕事や、部下のためではなく、自分の立場を示すためだからです。
よく怒鳴る上司に共通するもの
よく怒鳴る上司に共通点があるとするなら、上司の上司だった人も、よく怒鳴る人だったのではないかと思います。
今偉そうにしている上司も、昔は誰かの部下だったわけですから、当然怒られてきたことでしょう。
部下って、上司をみて育つんです。
よく怒鳴る人が上司だと、その部下もまた、怒鳴りやすい人になりがち。
タイプ①の上司と、タイプ②の上司の違う点は、怒鳴る目的なんです。
怒鳴る目的によって、部下が成長するのか、それとも潰れてしまうのかに、別れるんです。
部下を潰す上司の特徴について、下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【あなたの将来は明るいですか?】部下を潰す上司の特徴【2つの対策】
よく怒鳴る上司の対応方法
上司を変えることは、難しいので、自分の受け止め方を変えた方が、早いと思います。
そこで、対応方法を、3つ紹介したいと思います。
対応方法①:話の3割は受け止めて、残り7割はスルー
一度怒鳴り始めると、なかなか終わらない。精神状態によくないですよね。
そんなときは、上司の話の7割をスルーしましょう。
というのも、よく怒鳴る上司の話す内容って、7割方たいしたことがないんです。
話の3割が大事なことで、残りの7割は、仕事と関係ないことがほとんどです。
「その話、さっきも聞いたよぉ」と思ったことも、何度かあるんじゃないでしょうか?
そういうときは、聞いているようで、聞いていない。聞いているふりをして、その場をしのぎましょう。
ただ、たまに上司から質問されることもあるので、注意しましょう。
対応方法②:整理整頓すると、気分転換になる
怒鳴られたあと、怒鳴られたことばかり考えると、気持ちがどんどんしずみがちになりませんか?
そんなときは、気持ちを入れ替えることが大事です。
うまく気持ちを切り替えることができない人は、身の回りの整理整頓をしてみてはいかがでしょう?
整理整頓って、身の回りがきれいになるだけじゃなくて、ネガティブな気持ちの整理にもなるんです。
会社のデスク周りでもいいですし、家の掃除でもOKです。
身の回りをきれいにすることで、気分もスッキリしますし、いい気分転換になるかと。
対応方法③:質問されたこと以外、話さない
感情が高ぶっている上司は、燃えたぎる炎です。
そんな上司に意見しようものなら、火に油です。そんな時は、炎が小さくなるのを待ちましょう。
というのも、頭に血がのぼっている状態では、『自分が正しい』ことしか頭にありません。
そのため、他の人の意見を聞こうとしないんです。
例え、正しい意見をいったとしても、まったく関係ないことと関連付けして、強引に否定してきます。
なので、そんなときは『質問されたこと以外、しゃべらない』がベストです。
限界だと思ったら、転職もあり
社会人になると、嫌なことや、つらいことがたくさんあります。
だからといって、その都度逃げてばかりというわけにもいきませんよね。
ときには、我慢することも必要なんです。
ただ、我慢にも限界がありまして、限界を超えると体を壊しかねません。
- もう限界だな、、、
- 心が悲鳴をあげてるよ
そんな方は、迷わず転職してもいいと思います。
というのも、人それぞれ、耐えられる限度があって、その限度は人によって違うんです。
Aさんは我慢できることでも、Bさんは我慢できなかったり、みんな同じようで違うんです。
立ち向かう努力も必要ですが、それと同じくらい、逃げる勇気も必要なんじゃないでしょうか?
体を壊してしまってから、後悔してももう遅いんです。
※転職するときに一人で頑張るのもいいですが、転職エージェントを利用すると、また、違った視点で転職市場をみることができるかもしれません。
まとめ
上司が怒鳴るのも、理由があります。
一見、怒鳴る上司が怖く感じることがあるかもしれません。
ですが、上司が怒鳴る目的には、『同じ過ちをして欲しくない』という気持ちも、込められているんです。
『怒られることが怖い』、『もっと優しく接してほしい』のであれば、今の上司や仕事があっていない可能性があります。
理想の仕事が、適職とは限らないんです。
自分の心の声に、耳を傾けてみてください。
どうすればいいか、わかるはずです。
理想の仕事ではなく、適職に就く方が、心が穏やかになれるんじゃないでしょうか?
ということで、今回は以上です。
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