上司に怒られるのが怖くて、萎縮してしまう。
その結果仕事でミスをして、怒られるはめになる。そんな負のスパイラルを断ち切りたい。
この記事では、上司への苦手意識を、克服するための方法につきて、解説しています。
上司への苦手意識を克服して、職場のストレスを減らしたい方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 上司に苦手意識をもつ理由
- 上司への苦手意識の克服方法
- 苦手な上司から逃げることは、恥ずかしいことじゃない
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。
今回は『上司への苦手意識の克服方法』について解説していきたいと思います。
上司に苦手意識をもつ理由
上司への苦手意識を克服するには、まずその理由を知ることが必要なんです。
というのも、上司に苦手意識をもつ理由は、人それぞれなんです。
どんな理由なのかによって、対処方法も違うので、一つずつみていきましょう。
上司が苦手な理由①:上司が怖いから
上司が苦手な理由のトップは『上司が怖いから』ではないでしょうか?
- そんな仕事にいつまでかかっているんだ!
- いったい何回ミスをすれば気が済むんだ!
- いったいどうなっているんだぁ〜!
と、こんな感じで、大声で怒鳴られると、ひたいから汗がたらり。
上司に逆らえない分、上司の怒りの矛先がこちらに向いてしまうと、何もできなくて、ただただ怒りをぶつけられるだけになってしまう。
まさに、サンドバッグ状態。
そんな上司への恐怖が苦手へと変わるんじゃないでしょうか。
上司が苦手な理由②:上司が自分勝手だから
自分勝手な上司っていますよね。
- 上司のいうことは常に正しい!
- 部下は上司の指示通りに動いていればいいんだ!
その考え方が間違っていることに気がつかない、残念な上司っているんです。
自分が正しいと思い込んでいる分、頑固で困ったものなんです。
職場にいる、頑固で融通が効かない上司。
そんな上司に、苦手意識をもってしまうのも、仕方がありませんよね。
上司が苦手な理由③:上司とは人間的に合わないから
最後は、『そもそも上司と合わない』です。
友達にもいますよね?気が合わない人って。その上司バージョンです。
例えば、
- ストレートな物言いしかできない人
- 言っていることと、やっていることが違う
- 『なんでこんなことで怒るの?』と価値観が違う人
こんな感じで、そもそも上司と合わないということもあります。
下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【まじめすぎると損をする】上司と合わないと感じたときにすべきこと
上司への苦手意識の克服方法
上司に苦手意識をもつのは、みんな同じなんです。
では、そんな苦手意識をみんなはどうやって、克服しているか。
その方法について、いくつか紹介したいと思います。
克服する方法①:上司は怒るものだと割り切る
上記でも解説していますが、上司が苦手な理由で多いのは『上司の怒りが怖いから』ではないでしょうか?
実は上司は、怒ることも仕事のうちなんです。
- 上司が怖いから、仕事時間は気が抜けない
- 上司に怒られたくないから、不正をしちゃいけない
- 上司に怒られないように、ルールは守らないといけない
抑止力っていうと、言い過ぎかもしれませんが、怖い上司という存在は、部下が暴走しないように、ストッパーになる役割もあるんです。
つまり、上司が怒ることは自然なことで、よくあることなんです。
気が弱い人には厳しいかもしれませんが、職場の空気を引き締めるという意味では、必要なことでもあるんです。
なので、上司に怒られても、反省はしても、深く受け止めず、そういうものなんだと割り切ることも必要なんです。
克服する方法②:必要以上に近づかないようにする
『触らぬ神に祟りない』でして、苦手な上司には、近づかないのも、ありなんじゃないでしょうか?
『苦手な上司の克服は、話し合いが必要』と聞いたことがります。
確かに、上司によっては、話し合いで解決できるかもしれません。
ですが、話し合いで解決できるかどうかは、部下であるあなたが、一番わかっているのではないでしょうか?
あなたの上司は話し合いで、解決できそうですか?
解決できない上司なら、いくら話し合っても無駄だと思います。
なぜなら、話が通じない相手に、いったい何を話せばいいのでしょう?
家族や恋人なら、わかり合えるまで、話す必要があるかもしれませんが、上司とは会社だけの付き合いなんです。
それなら、仕事に支障が出ない程度の付き合い方でも、いいんじゃないでしょうか?
克服する方法③:上司という人間を知るのもあり
とはいえ、上司という人間を知ることも、必要なんじゃないかと思います。
というのも、上司って上司という立場上、やらなくてはならないことがあるからです。
それが、例え部下から嫌われようとも、立場上優先しなければいけないことなんです。
例えば、
- 部下本人は気がついていないが、実は叱ることで伸びるタイプ
- 職場の空気が緩まないように、ビシッとした態度を見せなくては
- 本当はこんな厳しいことを言いたくないけど、それでは周りに示しがつかない
もちろん全ての上司が、というわけではありません。
ですが、上司の中には部下のことや職場のこと、そういういろんなことを考えて、『やむを得なく』という上司もいます。
なので、上司がどういう人なのかを、知るのもいいんじゃないでしょうか?
上司って身近にいるのに、意外と知らないことの方が多いんです。
上司に嫌われているかも、について下記の記事でも解説していますので、興味のある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【どうして嫌うの?】上司とうまくいかない理由【会社では全てが仕事】
苦手な上司から逃げることは、恥ずかしいことじゃない
『上司が苦手、でも逃げてはいけない、立ち向かっていくべきだ』という意見もあるかもしれません。
確かに、立ち向かっていくことで、お互いが理解し合うこともあります。
ですが、立ち向かっていったからといって、必ずしも理解しあえるとは限らないんですよね。
そんな時は、逃げてもいいんじゃないかと思います。
というのも、理解し合うためには、お互いの歩み寄りが必要なんです。
気持ちの一方通行じゃ、苦手意識は消えないと思うんです。
もちろん苦手意識を克服することも大事ですが、克服できないところまできているなら、迷うこともないんじゃないでしょうか?
『あなたの上司は歩み寄れる人ですか?』そんな問いに対して、なんと答えるんでしょう?
上司と関わりたくない気持ちの対処法について下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【もう辞めたい】上司と関わりたくない気持ちの対処法【変化=成長】
まとめ
上司に苦手意識を持つことは誰にでもあります。
大事なのは、その苦手意識をどのようにして克服するかではないでしょうか?
上司が苦手だからといって、仕事をしないわけにもいきません。
かといって苦手意識を持ったままでは、仕事が手につかなくなる。
上司が苦手だと思う理由を洗い出し、どんな方法が自分に適しているのかを調べてみましょう。
そして、上司と歩み寄れるなら、それに越したことはありません。
ですが、歩み寄れないなら、今より状況が悪化する前に、逃げることもありなんじゃないでしょうか。
ということで、今回は以上です。
≫≫【嫌いの始まりは苦手から】話したくないほど、嫌いな上司との接し方
≫≫『上司が嫌い』は転職理由になる?【本音と建前の使い分け大事です】