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【密なコミュニケーションではダメ?】上司と部下の正しい関係とは

2021年8月16日

 

部下とどうやって関わっていけばいいんだろう?仲良くしすぎると、そはそれで、問題のような気もするし、かといって距離をとってしまうと、部下ってついてこないんじゃないだろうか?上司と部下の距離ってむずかしいなぁ

 

上司と部下って、どういう関係が理想的なんだろう?

 

どうすればその理想的な関係に、近づけることができるんだろうか?

 

この記事では、上司と部下の関係について解説しています。

 

部下との関係に、悩んでいる上司の方の参考になれば幸いです。

 

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 上司と部下の正しい関係とは
  • 上司と部下の間違ったコミュニケーション
  • 部下の育成で大事なことは5つ

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。

 

今回は『上司と部下の関係』について解説していきたいと思います。

 

上司と部下の正しい関係とは

 

上司と部下の関係って、永遠の課題だと思うんです。

 

そんな永遠の課題が、少しでも軽くなるように、上司と部下の正しい関係について、解説していきたいと思います。

 

上司と部下の境界線はしっかり引くべき

上司と部下の関係を築く上で大事なのは、境界線を明確にすべきなんじゃないでしょうか?

 

と言うのも、上司と部下の境界線が曖昧だと、関係が良好になるところか、悪くなる可能性があるからです。

 

  • 部下が上司になれなれしくなる
  • 上司のことを頼り切って、部下本人が挑戦しなくなる
  • 上司が守ってくれるという安心から、成長が遅くなる

など。

 

上司と部下の関係が良好なのはいいことですが、一歩間違えると、友達関係のようになってしまいかねません。

 

そうなると、仕事にも支障が出るだろうし、部下のためにもなりません。

 

もちろん、上司であるあなたのためにもなりません。

 

なので、上司と部下の境界線を引くことは、とても大事なことなんです。

 

上司と部下の理想的な関係とは

『これが理想的な上司と部下の関係です』というのは、ないと思うんです。

 

というのも、上司と部下の関係っていろんな形があるからです。

 

上司と部下という関係で、くくられてはいますが、その立場や状況によって、違いがあります。

 

例えば、

  • 親方と弟子の関係
  • 部長と課長の関係
  • 一般社員と課長の関係

 

これらは、同じ上司と部下の関係に見えますが、全く違うと思うんです。

 

ただ共通のものもあります。それは、『目的の達成』なんです。

 

上司と部下の関係が、うまくいっていない原因の一つに、目的の不一致というのがあります。

 

つまり、上司と部下の仕事に対する目的があっていないと、いい関係を築くのは難しいということです。

 

上司と部下の関係に必要なもの

では、上司と部下の関係を良好にするために、何が必要なのでしょうか?

 

よく言われるのが、

  • 部下との面談
  • 飲み会などの席を用意する
  • コミュニケーションを密にとる

 

などではないでしょうか?

 

ですが、逆に部下が『めんどくさい』と思ってしまうのも事実かと。

 

僕の経験上では、上司と部下の関係で必要なのは『信頼』だと思うんです。

 

というのも、お互いが信頼できない関係だと、そもそも仕事なんてうまくいきませんよね。

 

なので、部下との関係に悩んでいるのなら、部下を信頼するところからはじめてみてはいかがでしょう?

 

上司と部下の間違ったコミュニケーション

 

部下との関係を壊しかねない、コミュニケーションがあります。

 

仕事を押し付ける

仕事を押し付けても、それは、立場を利用しただけなので、部下は納得しません。

 

むしろ、部下から反発されて、いいことなんて何もないんです。

 

例えば、

  • 部下があなたの上司のところに相談に行き、後で呼び出しを受ける
  • 『部下に仕事を押し付けて、自分は何もしないダメ上司』と、部下に思われる
  • 押し付けられた仕事の重要性を、部下がわかっていないため、任せた仕事を後回しにされる

など。

 

仕事を押し付けるのではなく、部下自信が仕事を任される必要性と、重要性を理解することが必要なんです。

 

必要以上にコミュニケーションを取ろうとする

コミュニケーションは大事ですが、しつこいと逆効果になります。

 

  • 上司が話しかけてくるから、仕事に集中できない
  • また、話しかけてくるなんて、どんだけ暇なんだよ
  • この忙しい時に、話しかけてくるのは、やめてほしい、、、

 

部下との関係を深めるために頑張っているのに、これではあんまりですよね。

 

なので、コミュニケーションは大事ですが、コミュニケーションだけが、部下との関係をよくするものではありません。

 

自分の部下に何が必要なのか、蜜なコミュニケーションなのか、それとも必要な時に手を差し伸べる存在なのか。

 

部下の性格や、職場の環境によっても違うと思うので、ご自身で一度考えてみてはいかがでしょう?

 

部下との関係を割り切りすぎる

上司と部下の境界線を明確にすることは大事ですが、距離をとりすぎるのも問題です。

 

  • 部下との会話をなるべく控えよう
  • 部下なんて、いなくても仕事はできる
  • 部下同士の会話には入らないようにしよう

 

部下との関係を仕事だと割り切ることは必要です。

 

ですが、割り切りも行き過ぎると、『放置』になりかねません。

 

正直、その辺のさじ加減は難しいです。

 

下記の記事でも解説していますので、参考になるかもしれません。

参考記事:≫≫【遠ざかる心の距離】上司と部下の信頼関係が失われていく理由

 

部下の育成で大事なことは5つ

 

部下の育成で、大事なことが5つあります。

 

①信頼関係を築く

②叱って伸ばすタイプor褒めて伸ばすタイプ

③仕事の流れを伝える

④承認欲求を満たしてあげる

⑤ある程度責任ある仕事を任せてみる

 

僕の実体験から学んだことなので、若干かたよりはあるかもしれません。

 

ですが、思い当たることがある人もいるはずです。

 

というのも、部下を育てるのって、思い通りにいかないことの方が多いんです。

 

相手が、感情のある人間なので、仕方がありません。

 

なので、一歩ずつ歩み寄ることが必要なんです。

 

詳しくは下記でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

参考記事:≫≫【新米上司】部下の育成で大事な5つのポイントとは【部下への伝え方】

 

まとめ

 

上司と部下の関係がどうあるべきかというのは、正解のない間違い探しのようなものじゃないでしょうか?

 

というのも、

 

  • 部下の性格や職場の環境
  • 上司の性格や立場的な状況

 

そんないろんな、不安定な要素が絡まり合う中で、これが正しいというのものは、ないと思うんです。

 

なので、一つずつ試していき、「これなら、合いそうだな」というものがあれば、実行して、都度改善していくのがいいかと思います。

 

 

ということで、今回は以上です。

 

≫≫【部下の気持ち】部下がやる気をなくす理由【大事なのは認めること】

≫≫【どう向き合えばいい?】やる気のない部下は放置すべきなのか、、、

 

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