僕の上司は、部下を守ってくれません。
そんな上司の元にいつまでもいていいのだろうか?
この記事では、部下を守らない上司について、考えていきたいと思います。
「守ってくれる上司がいない、そんな孤独感を抱えながら、この先やっていけるかどうか不安」という方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 部下を守らないような上司のいる職場について
- 上司が部下を守るってどういうこと?
- 「上司が守ってくれない」そんなときに、部下がとるべき行動
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下の辛さや、上司の大変さを身にしみてわかっているつもりです。
今回は『部下を守らない上司』について考えていきたいと思います。
部下を守らないような、上司のいる職場について
まず、部下を守らないような上司のいる職場環境について、考えてみたいと思います。
防波堤のない海岸沿いに住むのと一緒
防波堤って波が来た時に、被害を抑えてくれる大事なものですよね。
その防波堤があるから、海岸沿いに住んでいる人も、安心して住むことができるんです。
その防波堤がなければ、いつ大きな波に襲われるか心配で、住んでいられません。
仮に、上司がこの防波堤のようなものだとすると、上司が守ってくれないということは、防波堤のない海岸沿いに住むようなものです。
いつ高波に襲われるかわからない、そんな不安な場所に住んでいるような状態なんです。
防波堤を作るのは大変
防波堤がないなら、自分で防波堤を作るのも一つの方法です。
ですが、防波堤を作ることは大変です。防波堤を作るということは、自分で自分の身を守っていくということなんです。
例えば、
- ミスが起きないように、細心の注意を払う
- 自分の責任にされないように、工夫する
とか。
自分の身を守る方法は、下記の記事でも紹介していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【自分の身は自分で守る!】信用できない上司の特徴と対処方法
防波堤を作るのが大変なら、引っ越しもあり
防波堤を作るのが大変だと思うのであれば、引っ越しを検討してみるのも、いいんじゃないでしょうか?
引っ越しというのは、転職のことです。海岸沿いが心配なら、山の中に引っ越すとか。
わざわざ、不安を抱えながら住み続ける必要なんて、ないんじゃないでしょうか?
下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【それぞれの理由】仕事を辞めたいのに辞められない【理由と対処法】
上司が部下を守るってどういうこと?
上司が部下を守るって?
「そもそも、部下を守るってどういうことなんだろう?」と、そんな疑問を持つ方もいるんじゃないでしょうか?
僕なりに、考えてみた結果、
部下を守るということは、部下に安心して仕事ができる環境を提供することなんじゃないかなと思います。
どういうことかというと、
- 失敗したらどうしよう、、、
- こんな責任重大な仕事できないよぉ、、、
仕事でのミスや失敗を恐れて、萎縮してしまう部下っていますよね。
僕も経験あるのですが、仕事のプレッシャーが大きすぎて、ストレスMAXになったり、思うように仕事ができなかったりします。
ミスや失敗を恐れず、伸び伸びと仕事ができる。
そんな環境の基礎を作ることが『上司が部下を守る』ということになるんじゃないかな、と思います。
「部下の成長には、ミスや失敗をさせることも大事」と考えている、上司の方もいるかもしれません。
おっしゃる通り、僕も部下の成長には、ミスや失敗が必要だと思います。
ですが、人間は失敗したくない生き物です。
『ミスするかもしれない』『失敗するかもしれない』そんな不安な気持ちを抱きながら、仕事ができる部下って何人いるのでしょうか?
ミスするかもしれない、、、。失敗するかもしれない、、、。
でも『上司がいるから不安はない!』。
仕事への不安やプレッシャー、そういったものから部下の心を解き放つことが、部下を守るということなんじゃないでしょうか?
部下は上司に甘えてはいけない?
とはいえ、「上司が守ってくれるから」と、上司に頼りきってしまうのは本末転倒でして、
上司が部下を守る理由は、部下に安心して働いてもらい、その中で力をつけてもらい、そして、大きく成長して欲しいからなんですよね。
なので、『上司が守ってくれるから』という理由で、上司に任せっきり、頼りっきりはよくありません。
陰からひっそりと守ってくれる上司に感謝しつつも、上司から守ってもらわなくてもいいように、しっかりと成長していきましょう。
上司が守ってくれないんですが、、、
「僕の上司は、僕を守ってくれません」という部下の方もいるかと思います。
ですが、本当に守ってくれないのでしょうか?
例えば、
- 忙しいときに、ヘルプの人をつけてもらったり
- ミスで怒られないように、事前に上司が資料を確認してくれたり
など、そのようなことはありませんか?
こちらの記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
これらも、部下が直接被害を受けないために、上司が間に入って防波堤の役割をしているんです。
上司が防波堤になってくれていることに、心当たりはありませんか?
もし、心当たりがないのであれば、かなり危険な状態です。なぜなら、社会の荒波をもろに受けてしまうからです。
上司が部下を守らないときに、部下がとるべき行動
「上司が守ってくれない」「上司に守られている感じがしない」そんなときは、以下の2つのことを試してみてはいかがでしょうか。
- 上司をモニタリング
- 10年後の自分をイメージしてみる
上司をモニタリング
上司と部下って、お互いわかっているようで、わかっていないことってたくさんあると思うんです。
上司のことをよく観察して、
- 上司がどういう人なのか
- 本当は優しい人で、仕事に対して厳しいだけなのではないか
そんなことを、考えてみるのはどうでしょうか?
「上司のことなんて、考えたくもない!」なんて思うかもしれません。
ですが、お互いへの苦手意識や、嫌いという感情が霧となって、相手の本心が見えていないということもあります。
上司に限らず、同僚や友人、恋人でも同じじゃないでしょうか?
いっときのマイナス感情で、相手と心の距離ができてしまう。
「上司のことが見えていなかったかも」と思い当たる節があるのであれば、自分の上司がどんな人なのか、改めて見つめ直すのもいいんじゃないでしょうか。
10年後の自分をイメージしてみる
上司をモニタリングして、『やっぱり、、、』という結果になるかもしれません。
そんなときは、10年後の自分をイメージしてみましょう。
今の状況を、耐え続けたとして、10年後の自分は一体どうなっているのか。
- 10年後の自分は立派な上司になっていて、自分の部下を守っているのだろうか
- 自分も10年後は、あの上司のようになっているのだろうか、、、
今の状況を考えて、自分が将来どうなっていくのか、そんなシミュレーションをしてみるのもいいと思います。
将来がイメージできると、今を頑張る原動力になりますし、進むべき道標になってくれます。
10年後じゃなくても、5年後でもいいです。なんなら、1年後でもOKです。
下を向いて落ち込んだ後は、上を見上げてみましょう。
未来の自分はどうなっているのだろうか、、、