職場の人と、必要以上に話したくないと思うのは、いけないことなんだろうか?
この記事では、必要以上に話さなくても、周りから理解を得られる方法について解説しています。
職場の人と話さないことに、不安を感じている方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 職場で必要以上に話さないのはいけないこと?
- 職場での会話が少ないとどんなことが起きるのか
- 職場で必要以上に話さなくても、周りから理解される方法
この記事を書いている僕は、会社員だった頃、職場のコミュニケーションについて悩んでいた時期もありました。
そこで、今回は『職場で必要以上に話さないのはいけないこと?』について解説していきたいと思います。
職場で必要以上に話さないのはいけないこと?
職場は仕事をする場所ですが、だからといって、必要以上のことを話す必要があるんでしょうか?
職場では必要以上に話さなくてもいいんです
ドライに聞こえるかもしれませんが、『職場は仕事をする場所』なんです。
なので、仕事と無関係な話は、むしろすべきじゃないとさえ思うんです。
- 〇〇くんが昨日どこどこに行っていたみたいで、、、
- 昨日□□のお店に行って、そこで、、、
こんな会話を、職場でよく耳にするんじゃないでしょうか?
正直、仕事とは全く関係ない話ですよね?
では、雑談をすることがいけないことなのかというと、そんなこともないんです。
ときには職場での雑談も必要
どの職場に行っても、雑談って多いんです。
むしろ、雑談を推奨する会社もあるくらいです。
というのも、雑談って一種のコミュニケーションでもあるからなんです。
仕事と関係ないことを話すことで、気持ちの整理をする人もいるでしょうし、ストレスを発散させている人もいます。
職場は仕事をする場所ですが、その仕事のパフォーマンスを上げるために、雑談で気持ちの整理をすることも必要だという解釈です。
人は自分の感情を伝えることで、人との距離を縮めようとする傾向があります。
ただの雑談ならまだしも、話がエスカレートして、『グチを聞かされるだけ』なんてことになったら、地獄ですが、、、。
職場でどのように振る舞えばいい?
『自分は話したくない、でも周りは話好きな人が多い、こんな時どのようにして立ち回ればいいんんだろう?』と頭を抱えてしまうかもしれません。
こんなときは『話に反応しない』のがベストです。
職場で誰かが何かを話していると、自分に話しかけているわけでもないのに、ついその話に反応してしまうことはありませんか?
そして、そのままズルズルと会話の中に引き込まれてしまう、、、。
基本的に仕事に関係ない話や、自分と関係ないような話には反応しないことを意識しましょう。
もちろん、あなたに対して話しかけてくることもあります。
そんなときは、軽い受け答えできり抜けるのはどうでしょう?
周りに気を使いすぎて、
『話に入らなきゃ』とか『ちゃんと受け答えしなきゃ』と深く考えこまず、「あ、誰かが何かを喋っている。自分と関係ないような話だから、反応しないでいいか」
くらいに、軽い感じでOKです。
職場での会話が少ないとどんなことが起きるのか
職場での会話が少なくなると、下記のようなことが起きます。
- 上司から心配される
- 周りからの誘いがなくなる
- 困った時でも、助けてくれる人がいなくなる
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
上司から心配される
部下のことが心配な上司。
部下が、みんなの話に、はいれていないんじゃないか不安。
- 一人で何か悩み事でも抱えているんだろうか?
- みんなの輪に入れていないから、職場に馴染めていないんじゃないだろうか?
当の本人はなんてことないのに、周り、特に上司が過剰に心配をする。
上司としては、『みんなが足を揃えて』というのが理想なんです。
そんな中、みんなと違うことをする人は、気になりますし、ほっとけないんです。
上司から心配されたくないというのであれば、上司には「人と話すことが苦手なんです」とでも理由をつけるのはどうでしょう?
「職場で仕事以外の話をする必要性がわかりません」とストレートにいってしまうと、話がややこしくなるので、変化球で攻めていきましょう。
周りからの誘いがなくなる
会話が少ないということは、自分のことを喋らないということで、周りがあなたに対して、どんな人なのかがわかりません。
そのため、周りはあなたから距離を置こうとします。
- 仕事帰りの居酒屋
- お昼ご飯のお誘い
- 休日のちょっとしたお出かけ
このような、誘いがなくなります。
「誘ってもどうせ来ないし、、、」とか、「どんな人なのかわからない」というのが理由で、周りから距離を置かれてしまいます。
「そんなの全然平気!」という人もいれば「それはなんだか寂しいかも」という人もいるかもしれません。
寂しいと感じる人は、職場の会話が少なくても、相手への印象が良ければ、回避できるので、印象をよくしましょう。
※ちなみに、僕は全然平気なタイプでした。
困った時でも、助けてくれる人がいなくなる
個人的には、一番大きな問題ではないかと思っています。
というのも、仕事は一人ではできません。時には誰かの助けが必要なんです。
- 期限間近で、誰かに手伝って欲しいとき
- 繁忙期で、一人だととても手が回らないようなとき
そんな時に、「手伝おうか?」の一言があるだけでも、助かるんですよね。
一人で完結できるような仕事ならまだしも、多くの仕事は、誰かの助けが必要なんじゃないでしょうか?
職場で必要以上に話さなくてもOK。ただ、周りに対する心配りは忘れないようにしましょう。
職場で必要以上に話さなくても、周りから理解される方法
職場で必要以上に話さない人って、なんだか浮いているように思われ、周りから理解され難い存在。
ですが、それでもやるべきことをやれば、乗り越えられることなので、安心してください!
やるべきこととは、下記のようなことです。
- 報連相をしっかりする
- 周りへの気配りを忘れない
- 人の気持ちに寄り添うことができる
会話がないと、周りはあなたがどんな人なのかがわかりません。
なので警戒したり、距離をおこうとするんです。
逆に、どんな人なのかがわかれば、例え会話が少なくても、距離を置くことはありません。
実際に僕も以前の職場では、必要以上のことは話さないようにしていました。
僕にとって会話は不要でしたが、相手からすれば、会話というのは必要なことだったのかもしれません。
ですが、会話が少ない分、周りに気を配り、寄り添うことを意識してきました。
それでも上司からは「今以上に出世がしたいんなら、もっと協調性を表に出した方がいい」と言われました。
ですが、出世したいと思わなかったのと、個人的に会話がなくてもうまくやっていけたので、スルーしました。
それに、職場での僕のイメージというのもできていて、『話はしないが、困った時は助けてくれる。いつもモクモクと仕事をする人』そんなふうに思われていました。
結局最後まで、周りとわいわい話をすることはありませんでしたが、それでも特に問題もありませんでした。
退職する際は、送別会もしてくれたり、記念品に少し高いボールペンとネクタイをプレゼントされ、最後には上司から「ありがとう」と握手されました。
なので、必要以上に話したり、周りに合わせなくても、やるべきことをしっかりやれば、周りは理解してくれるんだと思います。
まとめ
僕自身、職場では必要以上のことは話さないタイプの人でした。
特に話題もないですし、何より話をすると手が止まるので仕事が進まない。
『そこまでして、喋る必要ってあるんだろうか?』と必要性を感じませんでした。
ですが、職場には上司がいて、同僚がいて、部下がいます。
そんないろんな人たちの中で、一人だけモクモクと作業をするのは、やはり周りからしたら近づき難い存在なんでしょう。
なので、やるべきことはしっかりやる、困っている人がいたらできることはフォローをする。
それだけでも、周りからの理解は得られると思います。
ガッツリ相手をする必要はありません。
要は『僕は周りの人に対して、無関心じゃないんだよ』ということが、周りに伝わればいいんです。
職場では『必要以上に話さない』と『みんなと雑談をすべき』の2択しかないわけではありません。
あなたに合った方法があるはずなので、その方法を探してみましょう。
また、「今の会社は人間関係もギクシャクしてるんだよな」という方は、思い切って転職を検討してもいいんじゃないでしょうか?職場の人間に理解力がなければ、何をやっても通じません。
ということで、今回は以上です。
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