職場の人間関係なんて、割り切って付き合えばいいのにと言われたけど、本当に割り切って付き合ってものいいのだろうか?
なんか、余計に人間関係で悩みそうだけど、、、。
この記事では、仕事の人間関係を、割り切って付き合うことについて解説しています。
割り切ればいいと、頭ではわかっていても、躊躇してしまう方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 職場の人間関係は割り切って付き合うべき
- 職場の人間関係はどうやって割り切ればいいの?
- 割り切ってしまうと逆に、人間関係でトラブルにならないか心配
この記事を書いている僕は、不動産業界で6年間勤務していました。
会社員だった頃は、人間関係に悩んだこともあります。
そこで、今回は『仕事の人間関係は割り切って付き合うべきかどうか』について、僕の実際の経験を交えて解説していきたいと思います。
職場の人間関係は割り切って付き合うべき
「職場の人間関係は割り切って付き合うべき」と言われるけど、本当に割り切って付き合ってもいいんだろうか?
職場の人間関係は割り切って付き合うべき
個人的には、職場の人間関係は『割り切って付き合うべき』だと思います。
なぜなら、職場は仕事をするためにあるんです。
ということは、仕事さえ問題なくできれば、それ以上のことって必要ないんです。
よくあるのが、
- みんなで仲良く楽しく
- うちの会社は、社員が家族なんです
と掲げている企業も見かけますが、果たしてみんながみんな、そんなふうになれるんでしょうか?
確かに、比較的人数の少ない会社なら、そういった家族のような付き合いもできるかもしれません。
ですが、社員が数十人、数百人規模の会社では、ありえないことだと思います。
いろんな人と仕事をしていくわけですから、気に入らないことや、納得できないことも多々あるんじゃないでしょうか?
あまり深く思い詰めてしまうと、ストレスになるので、仕事だと割り切って、適度に流すのが時には必要なんじゃないでしょうか。
人間関係を割り切れる人と割り切れない人
職場の人間関係を割り切ればいいとはいうものの、割り切れる人と割り切れない人っていますよね。
例えば、
■仕事だと割り切れる人
・一匹狼な人
■仕事だと割り切れない人
・集団行動を好む人
『仕事だと割り切る』ということは、必要以上に関わらないことだと思うんです。
ついついお節介をしてしまうような、親切な人には難しんじゃないかと思います。
一方で、冷静に物事を見ることができる人は、割り切った関係も、すんなりと受け入れられるんじゃないでしょうか。
つまり、『職場の人間関係は割り切った方がいい』とはいうものの、肝心の本人が割り切れないタイプの人だと、結局のところ、割り切ることができないんですよね。
割り切れないタイプの人はどうすればいいの?
「仕事とはいえ、人間関係を割り切ることなんてできないよぉ」という人は、まず、自分の現状を分析してみるのはどうでしょうか?
例えば、
- 人間関係のストレス度数はMAXなのか、それともまだ余裕があるのか
- 自分から距離を置く前に、相手からすでに距離を置かれていないか
- そもそも、人間関係を深めたくないような人間関係が、すでに職場に出来上がっている
自分の現状を分析し、把握することで、次のステップが見えてくるようになります。
仮に、今の職場の人間関係が最悪で、それでも割り切ることができないなら、職場を変えるべきなんじゃないでしょうか?
簡単に割り切れない人って、情に熱くて仲間想いな人が多いんですよね。
ですが、現実的に仲間想いだからといって、報われるとは限らないんです。
職場の人間関係はどうやって割り切ればいいの?
人間関係を割り切るというと、なんだか冷たく感じるかもしれません。
ですが、そんなことはないんです。
ここでは、僕がどのように人間関係を割り切っていたのかを解説していきたいと思います。
感情的にならない
仕事をする上で、感情的になってしまうと、後で後悔することって多いんじゃないでしょうか。
ここでいう、感情的になるというのは、
- 感情が高ぶって、部下に熱い指導をしたら、パワハラ扱いされる
- 何度注意しても聞かない人に、つい感情的になって怒鳴ってしまう
といったようなことです。
人間ですから、感情的になってしまうのは仕方がありません。
ですが、仕事の上で感情的になってしまうと、デメリットの方が多いように思います。
なので、感情が高ぶってきたと思ったら、いったんその場から離れて、落ちついてから、仕事に戻るようにしましょう。
感情に支配されないようにすることも、仕事術のひとつです。
笑顔で接することを忘れない
『笑顔』って最強なんです。
しかもプライスレス!
自分が笑顔を意識することで、相手に与える影響が変わるんです。
無表情だと、怒っているのかそれとも興味がないのか、相手にはわかりません。
そんな相手のあなたに対する印象は『不安』なんです。
一方で、笑顔がたえない人に抱く印象は『安心』なんです。
相手に『不安』を与えるのか、それとも『安心』を与えるのかで、人間関係にも影響してきます。
人間関係を割り切ることに躊躇する人は、相手に悪い印象を与えるんじゃないかという心配を持つかもしれません。
笑顔で接して、相手に『安心』を与えることができれば、そんな心配も必要ないんです。
必要最低限のことしか言わない
必要最低限のことしか言わないことも大事です。
というのも、苦手な上司が喋りかけてきて、つい嬉しくなり、ダラダラと必要のないことまで喋ってしまったことがありまして、、、。
その時の、上司の迷惑そうな顔を今でも忘れられません。
それからというもの、必要最低限のことしか言わないように意識しました。
勘違いしている人もいるかもしれませんが、人間関係を割り切るというのは、『相手にしない』ということではないんです。
その後、その上司には必要最低限のことしか言わなくなり、その上司との関係も悪くなることはありませんでした。
割り切ってしまうと逆に、人間関係でトラブルにならないか心配
職場の人間関係を割り切ってしまうと、逆に仕事に支障が出るんじゃないか、と不安に思われるかもしれません。
僕も実際に、人間関係を割り切っていました。
ですが、支障がでるどころか、むしろ人間関係が楽になったんです。
というのも、いままでは、
- 嫌われないようにするためには、どうすればいいんだろう?
- あの人との関係をよくするためには、どうすればいいんだろう?
と、相手の機嫌ばかりをうかがっていました。
ですが、仕事上だけの付き合いだと割り切ることで、そういった重りを外すことができたんです。
もちろん、ただ、割り切ればいいということではありません。
割り切った人間関係を維持していくために、必要なこともあるんです。
それが、上記でも解説した
- 感情的にならない
- 笑顔で接することを忘れない
- 必要最低限のことしか言わない
の3つです。
割り切った人間関係がトラブルになるんじゃないかと、不安な人もいます。
不安な人は元から人間関係に対して、何か思うところはあるんじゃないでしょうか?
人間関係を割り切るということは、『関わりを断つ』ということではありません。
割り切るというのは『必要以上に近づかない』ということなんです。
まとめ
今の職場の人間関係が苦手、人間関係に疲れた、それなら仕事上の付き合いだと割り切ってみてはいかがでしょうか?
「人間関係を割り切るなんてできない」という方もいるかもしれません。
簡単に割り切ることができない方は、もしかしたら、心のどこかで、相手との距離を縮めたいと思っているんじゃないでしょうか?
追いかけて捕まえられるものもあれば、追いかければ追いかけるほど、離れていくものもあるんです。
人間関係に正解はありませんが、それでもとるべき道はすでに用意されているはずです。
どんな道を選ぶかはあなた次第です。
ということで、今回は以上です。
≫≫【なんでうまくいかないんだろう?】職場の人間関係に疲れたとき
≫≫【無理する必要はない?】職場の人間関係が辛いとき【苦手な人の対応】