職場で余計な一言を言ってしまって後悔・・・。なんで余計な一言を言ってしまうんだろう?
この記事では、職場で余計な一言をいってしまう理由と、対処法について解説しています。
余計なこと言ってしまったとき、どうすればいいんだろう?
気持ちが前向きになれる方法が知りたい。
そんな方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 職場で余計な一言を言ってしまう理由
- 職場で余計な一言を言わないための対策
- 職場で余計な一言を言ってしまった後の対応
この記事を書いている僕は、会社員だった頃、職場について悩んでいた時期もありました。
職場の人間関係の改善に尽力してきました。
今回は『職場で余計な一言を言ってしまったときの理由と対処方法』について解説していきたいと思います。
職場で余計な一言を言ってしまう理由
言わなくてもいいことを、つい言ってしまうときってありますよね。
余計な一言を言ってしまう理由には、下記のようなものがあります。
- 本音を抑えきれない
- イジりやすいタイプの人がいる
- 言葉、タイミングの選択ミス
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
理由1:本音を抑えきれない
社会で生きていくには、本音と建前の使い分けが大事なんです。
この使い分けが下手な人って、いますよね。
そのため、
- 言わなくてもいいことを言ってしまう
- 思ったことを、そのまま伝えてしまう
- 思ってもいないことは言えない。つまり、お世辞が言えない
はっきりと本音で話し合うことができれば、こんな素晴らしいことはありません。
ですが、時には、建前で話すことも必要なんです。
この本音と建前をうまく使い分けができないと、つい余計な一言(本音)をぽろっと言ってしまうんです。
理由2:イジりやすいタイプの人がいる
職場にイジりやすいタイプの方っていますよね?
別に嫌いなわけではないけれど、キャラが面白いから、ついイジりたくなる。
- 嫌いじゃないけど、毒を吐いてみる
- 嫌いじゃないけど、からかってみる
悪気があるわけではないけれど、つい余計なことを言ってしまう。
なぜなら、「この人なら言っても大丈夫だろう」と考えがあるからです。
そして、後になって、やっぱり言わなきゃよかったかなと後悔。
理由3:言葉、タイミングの選択ミス
言葉の選択ミスやタイミングの選択ミスを、感じたことはありませんか?
例えば、
「その仕事、もうやらなくていいよ」と言われたとします。そう言われたとき、あなたはどう思いますか?
一般的には、「え?何かミスでもしたんだろうか?」と、自分が何かしたのかと思うんじゃないでしょうか?
では、これならどうでしょう?
「その仕事、上からストップがかかったから、もうやらなくていいよ」
「上からストップがかかったから」と、一言を付け加えるだけで、受ける印象がだいぶ違いますよね。
また、
同僚が上司から怒られて、落ち込んでいるところに、「昨日、上司にご飯誘ってもらって、楽しかったなぁ」
と話に割り込んだら、相手はなんて思うのでしょう?
このように、言葉の選択ミスや、相手の状況を知らずに、余計な一言を言ってしまうことってあるんですよね。
職場で余計な一言を言わないための対策
余計な一言を言わないためには、下記の対策がシンプルで、取り組みやすいかと思います。
対策1:口に出す前に、一度考えてみる
思ったことをそのまま、口に出してしまうと、『災』になりやすいんです。
あなたの伝えたいことが、相手に伝わらず、間違って伝わってしまう。
そんな悲劇を防ぐためには、口に出す前に、一度考えるようにしましょう。
とはいえ、「会話は、ほぼ反射的にしている」という方には、難しいかもしれません。
そんな時は、一旦落ち着きましょう。
会社の偉い方や政治家など、スピーチをするときに「えー」とか「あー」とか、言いますよね?
「余計だな」と思われるかもしれませんが、会話に間を置くことで、考えをまとめているんです。
「えー」とか「あー」とか言う必要はありませんが、自分の考えをまとめてから、口にすることで、間違って伝えるということを減らすことができます。
対応2:『親しき仲にも礼儀あり』を意識する
『友達だから』『わかってくれているはず』と思っていると、悲劇が起きてしまします。
というのも、いくら仲がいいといっても、いっていい事と、いけない事があるからです。
気を緩めて、ぽろっと言った一言が、取り返しのつかない結果になることだってあるんです。
「自分がこういう人だと、わかってくれているから大丈夫」と思う方もいるかもしれません。
ですが、何がキッカケになるかわからないんです。
『親しき仲にも礼儀あり』を意識して、大事な友達が離れていかないようにしたいですね。
対応3:『聞き役』に徹する
一度喋り出すと、止まらない、、、。
そんな方は、聞き役に徹するようにしましょう。
『話し上手は聞き上手』という言葉のように、会話って、喋るだけじゃなくて、聞き役にまわることも必要なんです。
おしゃべりが好きな方には、ツライことかもしれません。
ですが、おしゃべりを我慢するツラさと、余計なことを言ってしまった後の後悔と、両方を心の天秤にかけたとき、針はどちらに傾くのでしょうか?
職場で余計な一言を言ってしまった後の対応
ぽろっと言った一言が、後で『まずい』と思ったら、アフターケアをしましょう。
いくら対策したとはいえ、うっかりということもあります。
「あ、余計なことを言ったかも」と思ったら、すぐ謝りにいきましょう。
「ごめん、気をつけてはいたんだけど、つい口に出してしまって」と素直に謝れば、相手もわかってくれるはずです。
それに、考えすぎということもあるかもしれません。
相手に気を使いすぎて、マイナスに考えてしまい、悩みの迷路から抜け出せない。
- 相手のためを思って言ったことが、余計な一言だったのかも?
- あんなことを言って、気分を悪くしたんじゃないだろうか?
どちらにしろ、相手がどう思っているかは、相手にしかわからないことなんです。
間違い探しをしたところで、正しい答えは見つかりません。
『間違いをしてしまった』と思ったら、すぐに謝りにいきましょう。
大事なのは、間違いをした後、どう対応するかなんです。
まとめ
『口は災いの元』と言います。
その通りで、余計な一言を言ったがために、相手を傷つけたり、自分が傷ついたり、、、。
では、「何も喋らなければいいのか?」というと、そんなこともありません。
- 口に出す前に、一度考えてみる
- ぽろっと言った一言が『まずい』と思ったら、すぐに謝る。
この2点にさえ、意識を向けることができれば、人間関係にキズが入ることもありません。
人は誰だって間違いをしますし、言わなくてもいいことを、つい言ってしまうことがあります。
だからといって、何もしないというわけにもいきませんよね。
「余計な一言だったな」と気づくだけでも、『良し』としてもいいんじゃないでしょうか?
『余計な一言』だと、気がつかない人だっているんです。
気がついたあなたなら、まだ取り戻すことができます。
ということで、今回は以上です。
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