こんなお悩みを解決します。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 仕事ができなくて会社をやめたい
- 仕事がつらいと思ったときの対処法
- 仕事ができるようになる方法
この記事を書いている僕も、会社に入社した当初は、仕事ができなくて、毎日のように上司に怒られていました。
- ここが間違ってるぞ
- この前も同じことをいったぞ、何回おんなじことを言わせるんだ
- こんなこともわからないのか
と、もはや地獄の日々でした。
毎日のように「もう仕事辞めたい」と思っていました。
「一生懸命頑張って仕事しているのになんで、、、」
そこで、書店に並んでいるビジネス本を読み漁り、試した結果、怒られることも徐々に少なくなりました。
その方法を、紹介します。
仕事ができなくて会社をやめたい
仕事ができなくて、辛いとき、まず最初に思い浮かべるのは「会社を辞めようかな」ではないでしょうか?
しかし、すぐに辞めてしまうと、あとで後悔することにもなりかねないので、まずは、いったん冷静になって、現状を分析してみましょう。
仕事ができないと思うときはどんなときか
どんな出来事があって、あなたは仕事ができないと思っているのか、まずはその原因を洗い出しましょう。
原因がわからないと、同じ轍を踏むことになりますよ。
まず、あなたが『会社を辞めたい』と考えた、理由をいくつか紙に書き出して、原因を洗い出してみましょう。
例えば、下記のような感じです。
<会社を辞めたい原因の洗い出し方>
もう会社辞めたい→なんで辞めたいの?→上司に怒られるのが怖いから→なぜ上司は怒るの?→書類の記入ミスを連発するから
辞めたい理由:上司に怒られるのが怖い
原因:書類の記入でミスを連発するから
こうやって原因を書きだせれば、あとはその対処法を考えていけばいいだけです。簡単ですよね。
ちなみに、僕が会社を辞めたいと思った原因は下記です。
①書類の記入ミスを連発
②同じミスを何度も繰り返す
③急に仕事を振られるとテンパる
④上司に言われたことをすぐ忘れる
⑤仕事の優先順位がつけれず遅くまで残業するはめになる
「この仕事、僕には向いていないんじゃなかな」とも思いました。
現状を改善
現状を分析して、あなたが紙に書き出した、仕事ができないと思う原因を一つずつ改善していきましょう。
改善していくことは、あなたの成長にもつながるので、ぜひ試しにやってみてください。
ここで、よくあるのが
今はできなくても、続けていくうちにできるようになるだろう
と時間の経過に頼ってしまうことです。
正直、この考えはやめた方がいいです。
なぜなら、会社はあなたができるようになるまで、待ってはくれないからです。
ちなみに僕は次のように改善していきました。
①書類の記入ミスを連発する
- 書類を書き終わってから3回は見直しをする
- 自分で交通費などの申請書類の見本を作っておき、困ったら見本を見ながら記入
②同じミスを何度も繰り返す
- ノートにミスしたことを書いておき、次に似たようなことを任されたときにノートをみながら作業していく
③急に仕事を振られるとテンパる
- ほかの仕事をいったんおいておき、落ち着いて振られた仕事の内容を確認する。そこまで急ぎじゃないと判断したら、後回し
④上司に言われたことをすぐ忘れる
- 上司とのやりとりを全てメモする
⑤仕事の優先順位がつけれず遅くまで残業するはめになる
- 仕事の進捗管理シートをExcelで作って、なにをいつまでに終わらせないといけないか、全ての業務をExcelのシートに入力して管理した
「当たり前のことばかりじゃないか」と思われるかもしれませんが、僕は優秀ではなかったので、当たり前のことができていませんでした。
僕がいうのもなんですが、上記のような作業は、最初の頃は大変です。
理由は下記
- 時間がかかる
- 手間がかかる
- 本来の仕事ではないので、周囲から否定的な意見が出る
しかし、大変なのは最初のころだけです。慣れればスムーズにできるようになります。
これらのことを継続していった結果、徐々にその効力が仕事に反映されるようになり、上司から怒られることも減りました。
ここで注意しておきたいことがありまして、それは、
全てのことをいっぺんに改善しようとしないことです。
僕はいっぺんに行った結果、ぐちゃぐちゃになり、余計訳がわからなくなってしまいました。
なので、同時に解決しようとせず、『一つずつ課題をクリアし、また次の課題へ進む』というやり方の方がいいです。
焦る必要はありません。この過程はあなたが成長する過程なので、時間をかけて課題をクリアしていけばOKです。
仕事がつらいと思ったときの対処法
“継続は力なり”といいますが、これは続けていくことの大切さを表現したものですよね。
継続していくことで、結果的に大きな成果を得ることができますが、継続していくということは、簡単ではありません。
途中でなんども、挫折しそうになることがあります。
そんなときはどうすればいいのか。
仲間にグチる
気のおける仲間にグチりましょう。
ただし、会社の同僚はやめた方がいいです。できれば、学生時代の友人や地元の友人がいいですね。
会社の同僚には、いいにくいことでも、親しい友人なら話もしやすいからです。
どれくらいの頻度かは人それぞれによって違いますが、僕の場合は月に2回から3回くらいだったと思います。
困ったときに、相談できる人がいるというのは、かけがえのない財産です。
相談に乗ってくれる友人には感謝しつつ、ときには、あなたが友人のグチをきいてあげるのもいいですよね。
本を読む
マインドをあげるために、本を読むことをオススメします。
本を出版している人は、何かの分野で有名な人が多いです。
その人たちの、数年あるいは数十年の経験や知識を凝縮したのが本なので、得られる知見は計り知れませんよね。
それが、たった数千円で手に入るのなら、安いものです。
僕の場合ですと、下記のようなことに悩んでいました。
- 周りとうまく仕事していくためにはどうすればいいんだろう
- 効率よく仕事ができる方法はないかな
- 話し方が下手だから、うまく話せる方法はないかな
と、いった感じです。
<<過去に僕が読んだ本の一部を紹介>>
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
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自分は自分、他人は他人であるとして、他人が自分のことをどう思うかは、他人の課題であり、他人が自分のことをどう思っているかを気にするだけ無駄。主に人間関係について書かれている本です。
トヨタの自分で考える力 どんな仕事でも必ず成果が出せる [ 原マサヒコ ]
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『トヨタでは、社員にこんな考え方を意識させている』といったことを書いた本です。考え方について書かれている本でして、当時の僕は、上司から「考えろ」といわれましたが、何をどうやって考えたらいいか、わからなかったときに読んだ一冊です。
すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考/大嶋祥誉【1000円以上送料無料】
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問いからすべてのことがはじまり、問いによって解決するということが書いてある本。この本を読んだキッカケは「問いかけることで抱えている問題が明らかになる」と別の本に書いてあったからです。その後にこの本を見つけて迷わず購入しました。
やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける / 原タイトル:GRIT[本/雑誌] / アンジェラ・ダックワース/著 神崎朗子/訳
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継続することが大切だと書いてある本です。ただ、継続することは簡単なことではないので、どのような方法を使えば継続できるようになるのかを教えてくれる本です。この本を読んで、継続していくために自分に何が足りなかったのか、どうすれば継続できるようになるかがわかるようになりました。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする/グレッグ・マキューン/高橋璃子【1000円以上送料無料】
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なんでもかんでも手をつけるのではなく、できることだけに集中して取り組んだ方が、力を発揮できるということが書いてある本です。仕事の量が多く、処理できないときにそうすれば、はやく処理できるようになるか、悩んだときに購入した本です。仕事がたまって処理が追いつかないとか、優先順位がつけられないという人にオススメです。
一人で課題を解決しようとしても、途中で、「このやり方は正しいのか」「このようなときはどうすればいいのか」など、戸惑いが生じることもあります。
そんなときは本を読んで、先人達が時間と労力をかけて培ったノウハウを借りましょう。
仕事ができるようになる方法
仕事ができないと思うのもここで終わりです。
次はステップアップの方法です。
上司に言われたことの一歩先のことをする
仕事をする上で、上司から言われたことしかできない人っていますよね。
僕がそうでした。
言われたことだけをするなら、誰でもできます。
できる人は、言われたことの一歩先のことまで、考えて行動しています。
上司からの指示や同僚からの頼まれたことに対して、プラスアルファのことをする。
これを意識するだけで、評価は上がります。
一つのことに集中する
仕事ができる人っていうと、マルチにいろんな仕事をこなしていくイメージかもしれませんが、
現実には、マルチタスクは非効率です。
詳しくは下記の記事まとめましたので、よろしければ参考にどうぞ。
結論からいうと、シングルタスクの方が作業効率がいいです。
二つ上を目指す
会社で仕事ができるようになりたい、昇進したいと考えているのなら、二つ上の役職の人を目標にするといいです。
なぜ、一つ上の役職ではなくて、二つ上の役職なのかというと、それぞれの役職がみている景色が違うからです。
もし、今あなたに役職がないのなら、目標とするのは主任ではなく、係長です。
係長を目標にするなんて、まだ早いと思うかもしれませんが、
会社員でいる以上はこの先、意思決定や判断基準というのは、とても重要なことになってきます。
- 係長はどんな基準で意思決定しているのだろう?
- 係長はなんでこの判断したのかな?
と、考えながら仕事をしましょう。
そうやって繰り返しているうちに、その考えを理解できる頃には、係長と同等の思考ができているということになります。
そうなれば、あなたは同僚の中から、頭一つ飛び抜けることができますよ。
まとめ
ポイントを整理すると
- 仕事をやめたいと思ったらまず現状を分析
- 仕事がつらいと感じたら、気分を変えてみる
- 周りより一歩先の世界をみる
嫌になって辞めるのは簡単ですが、せっかく入社できたのだから、ひとつのことでもいいので、何か得るもの得てから辞めた方が、次の転職にも有利だと思いますよ。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。