仕事で失敗をしてしまうことはよくあることで、失敗したことを深く考えない方がいいです。
なぜなら失敗したことを深く考えるより、失敗から『何を学んだか』『どうやって次に生かすか』を考えることの方が重要だからです。
この記事では、仕事で失敗して落ち込んでいる人に向けて、記事を書いています。
本記事では、下記の内容を解説します。
・仕事で大きな失敗をしてしまい、今の状況がつらい
・「仕事の失敗=人生が終わる」わけではない
・上司が本当に伝えたいこと
仕事で大きな失敗をしてしまい、今の状況がつらい
会社に損失を与えてしまった
自分のミスから、会社に損失を与えてしまった場合、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。
自分のミスで会社に与えた損失以上の利益を出すというように、前向きに捉えることです。
なぜなら、あなたが出した損失が1,000万円でも1億円だとしても、あなたは今後、会社にそれ以上の利益をもたらす可能性を秘めているからです。
僕も以前の不動産投資会社で僕のミスによって3件の契約が飛んだことがあります。詳しい金額は覚えていませんが、合計で6,300万円(1,500万円×2件+3,300万円1件)くらいの損失を出したことがあります。
厳しく叱られるならまだしも、上司からは「次は気を付けろよ」の一言。内心では怒りMAXなのではないか、僕の心は不安と申し訳なさでいっぱいでした。
しかし、そのことがあり今まで以上に確認作業を念入りにすることで、ミスを減らし、会社をやめるまでに数十億以上会社に貢献できました。
申し訳ないから会社をやめるのではなく、名誉を挽回する努力をしましょう。
上司に迷惑をかけてしまった
上司に迷惑をかけるのは当たり前のことでして、上司もそのことを理解しています。
なぜかというと、部下を育てるのが上司の仕事だからです。当然成長する過程で失敗したり、誰かに迷惑をかけることは必然。
ミスの多い部下を、どうすればミスを減らすことができるのか、を考えるのが上司の仕事です。部下のミスをフォローできない上司は無能な上司です。
あなたの上司もどうすればミスが減るのかを考えています。ミスをなくせる方法はないか上司と一緒に探していましょう。
同僚に迷惑をかけてしまった
同僚に迷惑をかけてしまった場合は、素直に謝り、今度はあなたがその同僚のために何ができるかを考えることです。
あなたの同僚はあなたの上司と違って、あなたを育てることが仕事ではありません。
あなたのミスが同僚の仕事の支障となることもあります。
同僚に迷惑をかけたことを反省し、同僚の助けになるようなことをしましょう。
「仕事の失敗=人生が終わる」わけではない
失敗したとしても、そこで人生が終わるわけではない
失敗したからといって、人生が終わるわけではないので、立ち止まっていては何も変わりません。
立ち止まってどんなに悩んでいても、失敗したという現実は変わらないからです。
それよりも、失敗した現実を受け入れて、これからどうするべきなのか、未来をみるべきです。
過去の失敗を未来の成功につなげる
失敗はむしろ成功のチャンスでして、
なぜなら、失敗からしか学べないこともあるからです。
もっというと、失敗するやり方を知っているから成功できる方法がわかるのです。
今の仕事が全てではない
どうしても今の仕事を続けていくことができないのであれば、転職もありです。
なぜなら、失敗やミスした後の周りのフォローがしっかりできていないと、逆効果になるからです。
失敗やミスをしたとしても、一緒になって解決方法を探してくれる上司や同僚がそばにいれば、あなたは成長できるでしょう。
一方で、失敗やミスしたことをネチネチ言ってくる上司や、同僚から無視されるような職場はあなたにとって『百害あって一利なし』です。
自分には他に取り柄がないとか、他の会社で通用するかどうかわからないという方は、ミイダスで自分の市場価値を見てみてはいかがですか?
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上司が本当に伝えたいこと
僕も以前は数人の部下がいたので、上司の立場から、部下に対してどのように考えているのかを書きます。
僕が部下だった頃は気が付きませんでした。
本当は失敗してほしい
「本当は失敗してほしい」というと、勘違いされるかもしれませんが、
要は、『たくさん失敗して、その失敗からたくさん学んでほしい』というのが本当のところです。
上記でも言いましたが、失敗からしか学べないことは多く、成長するためには失敗を経験させることが一番だからです。
僕も含め多くの人は、失敗したくないと考えるのが当たり前ですが、それだとやること全てに対して身構えてしまい、行動が萎縮されてしまいます。
ビジネスでは大きな成功を掴むために、ときに危ない橋を渡る場面もあります。
失敗経験がある人は危険を察知し、万が一に備え対策を立てることができますが、失敗経験が少ない人は、危険な橋を対策なしに渡ろうとします。
あなたの上司も昔は多くの失敗をして、その失敗から多くを学んだからこそ、責任ある立場を任されているのです。
キライで怒るわけじゃない
「自分はよく怒られるから、きっと嫌われているんだ」と思うのは勘違いです。
なぜなら、本当にキライなら怒らないからです。
怒るのにも体力が必要で、怒った後は疲れるものです。疲れるおもいまでして、キライな人を相手にしますか?普通は相手にしませんよね。完全スルーです。
とはいえ、中には人のあらを探してはいちいち怒鳴ってくる上司もいます。そんなのは上司失格なので、違う部署への移動願いを出すか、もしくは会社をやめるべきです。
上司が怒るのは期待のあらわれでもあります。
最近はパワハラになるからと、問題視されているので少なくなりましたが、それでも、上司が部下に期待していることがわかる行動がどこかにあるはずです。
自立してほしい
「仕事でミスしてつらい、でも上司はこの気持ちをわかってくれない」と考えるのは間違い。
なぜなら、あなたの上司も今のあなたと同じ道を通ってきたから、失敗やミスしたときのつらい気持ちはよくわかっています。
今はミスが多くて、つらい気持ちでいっぱいかもしれませんが、そのつらい経験があなたのこれからを支える、重要な柱になることを、あなたの上司は身をもって経験しています。
これからも仕事でミスしてつらい思いをするかもしれません。しかし、あなたの上司はいつまでもあなたのそばにいるとは限りません。
あなた自身で乗り越える力を身につけていかなければいけないのです。
まとめ
仕事で失敗やミスをしたところで、それで人生が終わるわけではありません。悲観的になり孤独を感じてしまうかもしれませんが、そんなことはなく、上司をはじめ周りに相談して助けてもらいましょう。
上司はわかってくれないとか、頼っても突き返される、ということがあるかもしれませんが、それも上司なりのあなたを成長させるための考えがあってのことです。
大切なのは失敗やミスした後にクヨクヨすることではなく、失敗やミスから何を学びこれからどう行動するかです。
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今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。