仕事をしていると様々な場面でイライラすることがあると思います。自分でもイライラするのはよくないとわかっていても、ついイライラしてしまう。イうイラの原因がわかっているけど解消方法がわからない。
この記事では仕事でイライラする原因を項目に分けて各項目ごとに解決法を紹介しています。
本記事では、下記の内容を解説します。
・仕事でイライラする原因と解消法
・イライラを解消するとこんなメリットがある
仕事でイライラする原因と解消法
早速、イライラする原因と解消法をみていきましょう。
イライラする原因① 仕事量が多い
イライラする原因で、よくあるのが仕事量が多いことです。
責任感が強い人によくあるパターンでして、頑張って仕事を処理しても次から次へと仕事が舞い込んでくる。そのため期限やミスしていないか、などを意識しすぎて自分で自分を追い込んでしまいがち。
「期限まで時間がない、でもミスはできない」「処理しても次から次へと案件が増えていく」こんな感じで休む暇がない。休みの日もついつい仕事のスケジュールが気になってしまう。
このように、責任感が強いと自分で自分を追い込むことになり、余裕がなくなるとイライラする原因になります。
解決法
この場合は、一度冷静になって、自分の仕事内容を整理してみるのがいいですよ。
なぜなら仕事内容を洗い出し、優先順位をつけることで、心に余裕が生まれるからです。
僕の場合でいうと、以前は舞い込んできた順番に仕事を処理していました。一度仕事内容を整理することで、期限が近いものから順番に処理していくことができるようになります。
現状かかえている仕事内容を洗い出し、スケジューリングをすることで改善でき、仕事の効率も高まり、余裕ができるようになります。余裕ができるようになるとイライラも解消できますよ。
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イライラする原因② 仕事ができない後輩がいる
後輩が仕事できないとイライラする原因になることもあります。
自分の意見が理解されていないと感じているからです。
仕事を頼んだとしても、ミスだらけだったり、一度教えたこと何度も聞きにくる、細かく説明しているのに伝わらない、とかですね。
後輩に限らず、他の同僚に対しても依頼したものの完成が遅かったり、何やってるんだろうとイライラしてしまいます。
解決法
この場合は心を広く持つことが大切です。
仕事ができないのにも理由があり、仕事が遅いのにも理由があります。その理由をわかってあげることで、あなたのイライラも解消され、後輩や同僚からも慕われるようになりますよ。
後輩が理解できないのであれば、どうすれば理解してもらえるのか考えましょう。その後輩はあなたと同じ考え方とは限りません。人間なのでそれぞれの考え方があります。その後輩に理解しやすい説明方法は何かなぁと考えることも必要ですよ。
「自分の時はそうではなかった」と思われるかもしれませんが、時代は変わったのです。叱るだけが教育ではなく、寄り添ってあげることも教育ですよ。
心を広く持つことで穏やかでいられます。イライラするどころか、周りから尊敬されるようになりますよ。
イライラする原因③ 仕事がうまくいかず焦っている
仕事がうまくいかない、ミスが多いなどでイライラするケースです。
仕事へのプレッシャーや自分の力不足からくるイライラですね。
仕事で新規案件が取れない、ミスして怒られた。こんなことがつづくとイライラの原因になります
イライラしていると余計うまくいかなくなり負のスパイラル状態に。
解決法
いったん冷静になって、一度紙に書き出してみましょう。
焦っている状態では何をやってもうまくいきません。紙に書き出し見える化することで現状を整理できるようになります。
ミスしたのならミスしたことを課題として、イシュツリーの方法でミスした原因がどこにあるのかを洗い出してみることです。自分が今やるべきこと、自分に今足りないものはなんだろうと紙に書き出すことで問題を整理することができ、問題解決に向けてどんなことをすればいいんだろうというのが見えてきます。
「紙に書き出す時間がない、とりあえず目の前のことを解決しないと」と思われるかもしれませんが、『急がば回れ』という言葉のように、急いでいるときだからこそ、一度立ち止まることも必要です。
焦って物事を進めても同じことの繰り返しになってしまします。
イライラする原因④ 上司に対して
上司がイライラの原因になることもあります。
正当な理由があるならまだしも、理不尽な理由で怒られる。
上司が仕事できないのに、求めてくるものは大きいとか、上司に言われた通りのことをやったのに、「俺がそんなこといつ言った」と自分が出した指示を忘れているとかですね。
「忙しくて忘れたんだから仕方ないだろ」とか「あの時はそうだったけど今はもう違うんだよ」と言い訳してきます。そのことに対してイライラしてしまいます。
解決法
このような場合は、「この人はこういう人なんだ」と受け入れることです。
上司にイライラしても時間の無駄ですし、それに上司にもプライドがあり、自分の非を素直に認める上司は少ないからですからね。
上司に限らず、取引先など理不尽なことは世の中にたくさんあります。一つ一つ気にしていたらキリがありませんよ。
その上司を反面教師だと思い、自分はああはならないようにしようと心に決めることですね。
イライラを解消するとこんなメリットがある
メリット①周囲から尊敬されるようになる
どんなに忙しくてもおおらかに対応できる人は器の大きい人です。
逆にイライラを続けていると周りから「ちかづきがたい人」と思われてしまいます。
仮に『忙しいにもかかわらずおおらかに対応してくれる人』と『忙しいと機嫌が悪くなる人』がいるとして、あなたはどちらを尊敬しますか?おそらく前者ではないでしょうか。
人は誰でも、おおらかな人のところに集まります。
メリット②健康的になる
イライラはストレスの原因ですので、イライラがなくなるとストレスもなくなり健康的になります。
イライラがなくなるということは、心に余裕が生まれ、仕事でも成果ができている証拠です。
朝起きたときのダルさもなくなり、休みの日も仕事のことを考えなくて良くなります。
体は一つしかない大切な資本です。いい仕事をするためにも健康的でいなければなりません。
あなたという人間が成長する
イライラを解消できるようになると、心に余裕が生まれ人間としても成長できます。
心に余裕が生まれると、価値観や考え方が変わり、人に対しての接し方も変わるからです。
昔はちょっとしたことで怒ったり、イライラした経験はありませんか?これが成長すると、不思議なことに「なんであんなことくらいでイライラしていたんだろうか」と不思議になることもあるかと思います。
それはあなたが様々なことを経験して心に余裕が持てるようになり、人間として成長したからです。
まとめ
イライラの原因となる要素は様々ですが、共通して言えることはその根底の部分で『心に余裕がない』からです。心に余裕を持つことでイライラを解消させることができます。
心に余裕を持す方法をいくつか紹介しましたが、今回紹介したものが全てでも正解でもありません。僕は上記の方法で解消できましたが、もしかしたらあなたは解消できないかもしれません。しかし、イライラの根本的な原因は理解できたのではないかと思います。
あなたにあった『心に余裕を持す方法』を探してみてください。まずは紙に今のイライラの原因を書いてみることからはじめましょう。