今更かもしれないけど、どのように部下と接していればよかったんだろう？
部下が退職したら、上司の評価にも影響するの？
この記事では、部下の退職が上司に与える影響について解説しています。
また、退職を決めた部下を引き止めることは可能なのか、についても解説しています。
部下の退職によって、上司の評価はどうなるのか気になる方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 部下の退職って上司の評価にも影響する？
- 部下の退職を引き止めることは可能なの？
- 部下が退職しないために、どのように部下と接していけばいいか、、、
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。不動産業界は、人の出入りが激しい業界でもあります。
そこで今回は『部下の退職って、上司の評価に影響するの？』について解説していきたいと思います。
部下の退職って上司の評価にも影響する？
部下の退職は上司の評価に影響すると言われていますが、僕が見てきた中では、影響する場合と影響しない場合があると思います。
上司の評価に影響を与える場合
部下の退職が上司の評価に影響を与える場合には、下記のような出来事があります。
- 一度に大量の離職者が出たとき
- 部下の育て方に問題があったとき
つまり、なんらかの異常な事態が起きたと、会社の上層部が判断したときです。
会社になんらかの異常事態が起きているわけですから、その異常事態の発生源が上司にあった場合、その上司の評価に影響します。
上司の評価に影響を与えない場合
上司の評価に影響を与えない場合もあります。それは下記のような場合です。
- やる気のない社員が辞めたとき
- 部下の事情により、辞めなくてはならなくなったとき
つまり、部下側のなんらかの事情により、辞めなくてはならなくなったとき。このような場合は、上司の評価に影響しません。
というのも、会社も一定数の退職者を想定しています。
退職者の数が異常に多いとか、部署を移動してすぐに退職したとか、そういったようなことがない限り、上司への影響はほとんどないと考えていいかと思います。
部下の退職を引き止めることは可能なの？
「評価に影響するから、部下の退職を阻止しなくては！」と考える上司もいるかもしれません。
ですが、退職を決意した部下を引き止めることは可能なのでしょうか。
おそらく部下の決意は固いはずです。
詳しくは、»»部下が退職届を提出したら、もう手遅れ？【退職理由を潰すのは逆効果】の記事でも解説していますので、興味のある方はそちらもどうぞ。
評価に影響するからではなく、引き止めることが部下のためになるのかを考えてみてはいかがでしょう？
部下のためではなく、評価のために引き止めたとしたら、その場は引き止めることができたとしても、いずれ辞めていくことになります。
最悪の場合、今度は引き止められたくないために、連絡なしで辞めていかないとも限りません。
そうなったら、評価も厳しくなるんじゃないでしょうか？
退職を決意した部下の決意は固いです。その決意を変えるのは不可能ではありませんが、簡単でもありません。
部下が退職しないために、どのように部下と接していけばいいか、、、
部下からの突然の『退職宣言』、上司としては心に大きなショックを受けるかもしれません。
では、大きなショックを受けないために、日頃からどのように、部下と接していけばいいのでしょうか。
詳しくは下記の記事にまとめましたので、よろしければ参考にどうぞ。
参考記事：»»【後悔先に立たず】部下の退職で後悔しないために、今からできること
ネタバレすると、今からできることは、
- 部下を観察すること
- 違和感を察知すること
- そして、適切な対応をすること
この3つだと思います。
部下の退職は突然の出来事ではありません。実は以前から計画していることがほとんどなんです。
上司は仕事の忙しさから、部下の素振りに気がつかないでいることが多いので、突然の出来事のように感じるんです。
普段から、部下のことをよく観察していれば、部下からのメッセージに気がつくこともできます。
部下からの、メッセージにいち早く気づき、対処していくことで『突然の出来事』を回避することができます。
まとめ
部下が退職するからといって、その全てが上司の評価に関わるとは限りません。
怖いのは、評価を気にするあまり、間違った判断や選択肢を選んでしまい、退職者が連鎖していくことです。
退職者には前兆があります。
上司として、前兆を察知して、退職者が連鎖する悲劇だけは避けたいですね。
参考記事：»»【危険な兆し】部下が退職するかもしれない、その前兆とは【11個ある】
ということで、今回は以上です。
