会社を辞めたいけど、「辞めます」の一言が言い出せない。
- お世話になった上司を裏切るようで心苦しい
- 自分が辞めたら、他の人に迷惑がかかるんじゃないか
- 上司に引き止められたら振り切れる自信がない
など、辞めたいの一言が言えずに、悩んでいる方がいるのではないかと思います。
この記事では、そういった悩みを解決します。
心の中で辞めたいと思っているのに、体はそれに反して、仕事を続けていてはストレスが増すだけです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 上司に引き止められない退職方法
- 退職代行も検討してみる
僕が退職した方法を紹介します。
ポイントは辞めても会社に迷惑をかけないことです。
引き止められることに、不安を感じているのであれば、このやり方を実践すれば、引き止められる確率はガクンと下がる思います。
上司に引き止められない退職方法5つ
方法①:上司にも余裕を与える
まず、ひとつ目は上司にも余裕を持たせてあげることです。
仮にあなたが上司の立場なら、部下から急に「今月いっぱいで辞めたいんです」と言われるとしたら、戸惑ってしまいますよね。
上司にもいろいろやることがありまして、
- 上司の上司に報告しないといけない
- 代わりの人を見つけないといけない
- 人員を補填するために、他の部署から人を移動させるための根回し
など。
退職する日の、1ヶ月前までに報告するのが一般的ですが、いま抱えている業務量や、その会社の人員配置などを考えて、判断するのがいいと思いますよ。
- 退職する日は閑散期にするとか
- 人が足りないようなら、代わりの人を見つけてくるとか
ちなみに僕の場合は、辞める半年前に上司に辞める旨を伝え、新しく人を雇い入れてもらうに言いました。
なので、退職するにしても、ある程度の余裕を持たせてあげることが、必要だということも頭のすみに入れておきましょう。
方法②:退職の日にちをはっきり伝える
ある程度余裕を持たせた上で、「この日に辞めます」とはっきり言いましょう。
余裕を持たせた上でなら上司も「この日までなら余裕があるから、なんとかなりそうだな」となれば、引き止められることも少なくなります。
悲しいお知らせですが、辞めるあなたのことよりも、上司はあなたが辞めた後、どうすればいいのかをまず考えます。
なので、
- 辞める意思がある
- 辞めた後の対応の時間を与える
この2点さえできれば、引き止められる確率は下がります。
僕は「新しく人が入ってこなくても、僕は8月いつぱいで辞めます」とはっきり上司に言いました。
辞める意思を伝え、それまでの対応の時間も与えた。その上でどう対応するかは上司の課題です。
以下は、プラスアルファで、しておくといいことです。
方法③:仕事を残さない
①自分の今の抱えている仕事を見直ししてみて、退職日までに全部終わらせれそうかどうか。
②今あなたが抱えている仕事が、あなたが辞めることで、他の誰かに負担がいかないかどうか。
忙しい職場なら、引き止められる理由のベスト3に入るくらい、たいていがこの理由です。
退職しようとする日から逆算して、退職する日までに、全部終わらせれそうかどうか、というのも一つのポイントです。
方法④:後輩を育てる
退職する日までに、仕事を終わらせることが難しいのであれば、他の誰かに少しずつ仕事を割り振るとか、
もしくは後輩を育てて、今のあなたの業務を後輩ができるようにするとか。
要は今あなたができることを、あなたがいなくなったとしても、代わりにできる人がいる状態を作る。
あなたにしかできないことは、あなたが会社にいるうちは、あなたの価値になりますが、
辞めるとなれば、逆に足かせになってしまうんですね。なので、あなた以外にもできる人を育てることです。
方法⑤:上司が質問してくる前に言いたいことをいう
「辞めたいです」となると、たいてい辞める理由を聞かれたり、「この先どうするの?」とか、いろいろ質問してきます。
なんで聞いてくるのかというと、あなたの今後を心配しているのも一つの理由なのかもしれませんが、
ただ多くの場合は、引き止める理由を探しているんです。
・給料が下がるけど生活していけるのか
→今の方が給料いいんだから、考え直したら?
・他の会社で通用しないかもしれないけど、それでも辞めるのか
→仕事にもだいぶなれてきたから、もう少し頑張ってみたら?
・次の働き先は決めたのか
→まだ決まっていないのなら、もう少し続けてみたら?
とかですね。
こう言われてしまうと、将来に対する不安と、上司の優しい言葉に気持ちが揺らぎ、引き止められてしまうんですね。
なので、前もって上司が質問してきそうなことを考えておき、なるべく質問される回数を減らしましょう。
退職代行も検討してみる
- いますぐ辞めたい
- あれこれ考えるのが面倒
のであれば、退職代行を利用するというのも一つの手です。
金額は安くないですが、それでも今のストレスが解消されるのであれば、それもアリなんじゃないかなと思います。
うつなど、ストレスからくる病気もありますので、病気になって働けない状態の方が、損失が大きいでのではないでしょうか?
退職代行については下記の記事にまとめましたので、参考にどうぞ。
参考記事:>>【早く辞めたい】退職代行とは【退職代行を利用するのってあり?】
今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。