いいお部屋が見つかって、申し込みをしたのはいいけど、入居審査の結果連絡が遅い。
引っ越しの準備もあるし、早く結果が知りたい。
この記事では、入居審査の連絡について解説しています。
入居審査に通ったかどうか不安な方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- アパートの入居審査に落ちたときの連絡は早いの?
- アパートの入居審査の連絡がないときはどうすればいいの?
- アパートの審査を早くしてほしいときはどうすればいい?
この記事を書いている僕は、不動産賃貸の仲介営業を2年経験しました。
その後不動産投資の会社で4年間融資関係の仕事をしていました。
今回は『アパートの審査に落ちた時は連絡が早いの?』について解説していきます。
アパートの入居審査に落ちたときの連絡は早いの?
アパートの入居審査って、落ちた時は連絡が早いと言われますが、連絡が遅いからと言って、審査が通るとも限らないんです。
ここでは
- アパートの入居審査にかかる日数
- アパートの入居審査に落ちた時の連絡は早いことが多い
- 連絡が遅くても審査に通ったとは限らない
の3点について解説していきます。
アパートの入居審査にかかる日数は?
最初に把握しておきたいのが、審査にかかる日数です。
結論から言いますと、通常なら1週間程度で審査結果は出ます。
昔は、大家さん自身が入居者の審査をすることが多かったので、そんなに時間もかかりませんでした。
そのため、最短で当日に審査結果わかることもありました。
ですが、今では家賃保証会社を利用する大家さんが増え、早くて2日〜3日程度、遅くても1週間程度かかると見込んだ方がいいです。
とはいえ、それでも2週間から3週間程度です。それ以上かかることはまずないかと思います。
アパートの入居審査に落ちた時の連絡は早いことが多い
よく「入居審査に落ちたときは、連絡が早い」と言われますが、その理由を解説します。
実は、入居審査をする際に、保証会社がまず確認することがあります。
それは、契約者の『個人信用情報』です。
個人信用情報とは、契約者の借り入れ内容や延滞・滞納の有無などの履歴がわかる情報です。
保障会社の審査を通過するには、これらの情報の内容が、審査基準を満たしていることが大前提となります。
この個人信用情報の取得にかかる日数が1日から2日程度なので、仮に滞納歴がひどい場合は、その時点でアウトになります。
そのため、審査に落ちた時の連絡は早いんです。
連絡が遅くても審査に通ったとは限らない
じゃ、「連絡が遅いときは、審査が順調なの?」と思われるかもしれませんが、そうとは限りません。
上記で解説したように、個人信用情報が審査基準を満たしていることが大前提ですが、個人信用情報以外にも審査することはあります。
例えば、
- 支払い能力があるかどうか(年収相応の家賃かどうか)
- 過去に保証会社とのトラブルがないかどうか
- 勤務先はしっかりしているかどうか(倒産リスクが低いかどうか)
など、こういった内容について、各保証会社独自の審査基準に照らし合わせ、審査します。
なので、個人信用情報に問題がなくても、それ以外の審査に時間がかかっている場合もあります。
とはいえ、大体1週間程度かかるとみていいかと思います。
なお、個人信用情報は個人でも取得できます。『自分の個人信用情報が気になる』という方は、ご自身で取り寄せてみるのもいいかもしれません。下記にリンクを付けましたので、気になる方はチェックしてみてください。
※個人信用情報の取り寄せには費用がかかります。
・CIC
・JICC
落ちた理由が知りたいときはどうすればいい?
また、審査に落ちたことに、
・納得いかない!
・審査に落ちた理由が知りたい!
と、審査に通らない理由を担当の営業マンに聞く方が多いですが、担当の営業マンに聞いてもわかりません。
なので、審査に落ちたことに納得いかないのであれば、保証会社に問い合わせることで、教えてくれるかもしれません。
ただし、基本的に審査結果の理由に関することは教えてくれませんので、ダメもとで問い合わせしてみるのもありかと。
審査基準は保証会社によって違ってきます。
比較的審査基準がゆるいところを探すなら、ビレッジハウスがおすすめです。
下記の記事では、ビレッジハウスの安さのカラクリについて調べてみたので、家賃の出費を抑えたい方や審査のゆるい保証会社をお探しの方はチェックしてみてください。
アパートの入居審査の連絡がないときはどうすればいいの?
ここでは、「1週間以上経ってもなんの連絡もないとき、こんなときはどうすればいいの?」について解説していきます。
1週間以上経ってもなんの連絡もないときは、主に下記の3つのパターンが考えられます。
パターン①:保証会社が忙しい
パターン②:保証会社の審査途中
パターン③:営業担当が連絡を忘れている
パターン①とパターン②は仕方がないにしても、問題はパターン③です。
パターン③ですと、営業マンが保証会社に申込書をFAXしていないか、または審査の結果はでているのに、それを伝え忘れているか、のどちらかが考えられます。
いずれにしても、ストップしている状態にかわりはないので、対応する必要があります。
入居審査に必要な書類については、下記の記事でも解説していますので、よろしければ参考にどうぞ
参考記事:>>アパートの入居審査にかかる期間はどのくらい?【目安の日数とは】
アパートの審査を早くしてほしいときはどうすればいい?
審査書類に不備がないようにする
入居申込書などの書類に不備があると、審査が遅れる原因になりますので、注意が必要です。
大家さんにしろ保証会社にしろ、入居申込書に書いてある情報をもとに審査をします。
その情報に不備・不足があると、正確な審査ができないため、時間がかかったりすることがあります。
なので、入居申込書や保証会社の書類を書くときは、記入漏れや記入ミスがないように注意しましょう。
営業マンにお願いしてみる
入居申し込みをした当日に、書類を審査に回せればいいのですが、全ての案件が当日中に処理できるとはかぎりません。
例えば、
- 担当の営業マンが忙しい
- 繁忙期で、他に優先しなければならない案件を抱えている
このような状態ですと、処理が遅れ、やがて審査が遅れることにも繋がります。
『早く審査結果を知って安心したい』という方は、その旨営業マンに伝えて、早く回してもらえるようにお願いしてみるのも手かと思います。
まとめ
入居審査に落ちたときは連絡が早いです。
上でも解説したように、個人信用調査に問題があるとその時点で、審査がストップするからですね。
逆に、審査が順調に進んでいる場合は、連絡が遅くなることがあります。
とはいえ、相手からの連絡を待つだけでは、危険です。
連絡がないなら、こちらから積極的に連絡しましょう。
なぜなら、審査に通らなくて被害を受けるのは、保障会社でも仲介業者でもなく、あなたなのですから。
ということで、今回は以上です。
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