本記事では、下記の内容を解説します。
- キャパオーバーが原因で能力不足なら会社を辞めた方がいい?
- キャパや能力はあとからついてくるもの
- キャパオーバー・能力不足を改善する方法
この記事を書いている僕は、会社に入社した当初は任された仕事が全く進まず、キャパオーバーに陥っていました。
「能力不足が原因なんじゃないか」「いっそのこと辞めて他の会社に転職しようか」そんなことばかり考えていました。
それでも、仕事を続けていると、能力不足は補えるものなんだと気がつきました。
この記事では、能力不足に悩んでいた頃に、僕自身が取り組んだことについて解説していきたいと思います。
同じように、能力不足で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
キャパオーバーが原因で能力不足なら会社を辞めた方がいい?
仕事に慣れてくると、多くの仕事を任されるようになります。
ところが、仕事がまだ慣れていないこともあり、たくさんの仕事を処理できません。
そんなとき感じるのは、「キャパが足りない」「自分に能力がないのではないか」ではないでしょうか?
そんな考えが頭をよぎると、次に考えてしまうのは、「辞めた方がいいのでは、、、」。
ですが、一概に辞めた方がいいというわけでもないんです。
なぜなら、キャパが足りないことや、能力不足は改善することができるからです。
実際に僕がキャパが足りない、能力不足を感じる瞬間は、下記でした。
- ミスが多い
- すぐテンパる
- 確認作業が遅い
- 周りのスピードについていけない
これらは改善できることです。
なぜなら、僕自身が改善し、仕事でも能力不足を感じることがなくなったからです。
能力はあとからついてくるもの
そもそも、能力なんて後からついてくるものなんです。
というのも、最初からある程度できる人はいても、完璧にできる人はいません。
できない状態から、できる状態になるのが成長です。最初から完璧にできる人がいるなら、その人はもうこれ以上成長できないとも言えます。
もちろん、できるようになるまでの努力は必要です。
ちなみに、僕は自己啓発本や、ビジネス書といった本を週に1冊、月で4冊読んでいました。
中には難しい本もあり、1週間で読めないような本もありました。
日頃から読書している人からしたら、「少な!」と思われるかもしれませんが、本を読むのが苦手なので、仕方がありません。
それでも、本に書いてあることを忠実にひとつずつ実行していくと、成長している実感が持てました。
僕の経験から言わせてもらうと、キャパオーバーや能力不足というのは、改善できることなんです。
少しずつでもいいので、改善していけば、できることは増えていきますし、能力も身についてきます。
その積み重ねが、キャパを増やしていくことにつながるんです。
キャパオーバー・能力不足を改善する方法
上記でも少しふれましたが、僕が能力不足を改善するためにとった行動は、下記です。
①:本を読む
②:行動する
③:できる人を観察する
④:ダメだったところをメモする
ひとつずつみていきます。
改善方法①:本を読む
読んだ本は、ビジネス書や自己啓発系の本がメインでした。
僕は頭がいい方ではなかったので、考えていても、いい解決方法は思いつきませんでした。
なので、本を読んで先人達の知恵を吸収することにしました。
オススメの本は下記の記事にまとめましたので、よろしければ参考にどうぞ。
参考記事:≫≫仕事ができなくてつらい【仕事ができるようになる方法】
改善方法②:行動する
本で読んだことをアウトプットします。
何事もそうですが、行動しなければ身につかないんですよね。
頭では理解できても、どうすればいいか方法がわからないという経験はありませんか?
インプットしたことをそのまま放置していたのでは、身につかないんですよね。
インプット→アウトプット→インプット→アウトプット・・・
この繰り返しが、脳にも体にも刻みやすいです。
もちろん、そのまま実行しても、うまくいかないこともあります。
そんなときは、本で読んだ内容が、自分の職場に合っているかどうかを確かめてみましょう。
全ての職場に共通するアドバイスはないと思っていて、自分の環境に合わせて、必要なものを取り込んでいくことがポイントです。
改善方法③:できる人を観察する
どの職場にもテキパキと仕事をこなす人っていますよね。
そういう人たちを観察するといいですよ。
というのも、テキパキ仕事するためには、テキパキ仕事ができる方法があるからです。
例えば、
- 確認作業が早い→書類の全体をざっとみて、ミスしがちなところだけ、注意しながら確認している。
- 処理できる量が多い→優先順位や作業効率を意識しながら処理している。
とかですね。
「教えてください」とお願いして、教えてくれるならいいのですが、なにしろ、相手にも仕事があります。
そのため、お願いしたとしても、教えてくれるとは限らない場合もあります。
相手も仕事を抱えているわけで、教える時間がないということもあります。
そんなときは、見よう見まねで動いてみるのがいいかと。
同じような動作をしていると、今まで見えていなかったことが見えるようになることもあるからなんです。
参考記事:>>仕事がめちゃくちゃ早い人の特徴9つ【仕事を早く終わらせる方法】
改善方法④:怒られたり、ミスしたところをメモする
怒られたことや、ミスしたことって、辛いし、思い出したくないものですよね。
しかし、それではまた同じことを繰り返してしまうことになりかねません。
いいことも、辛いこともあとで振り返れるようにするということは、自分のためでもあるんです。
というのも、タイトルは忘れましたが、以前読んだ本に、
『仕事で怒られたり、辛い想いをすると、強いストレスを受けないために、脳が自動的に辛い記憶を消してしまう』
という一文がありました。(確かこんな感じだったかと・・・)
この一文を見たときに「怒られた後に、怒られた原因を忘れて、辛い気持ちだけが残るのはそういうことなのか」って思いました。
なので、僕は怒られたことやミスしたことはメモに残して、あとで振り返れるようにしました。
そうすることで、「今日はたくさん怒られたな」「おや?今日はあんまり怒られなかったぞ」とその日1日を振り返ることができます。
もちろん、よく怒られた日は落ち込みますし、あんまり怒られなかった日は気持ちよく眠りにつくことができます。
人は、成功から学ぶものって実は少ないんです。
むしろ、失敗から学ぶことのほうが多いんです。
まとめ
人間誰しも、最初から能力があるわけではありません。
みんな能力が不足しているからこそ、不足している能力を身につけているのです。
ただ、言うのは簡単で実際にやってみると、最初の頃はうまくいかないことが多いのも事実です。
そんなとき、こう考えてみてください。
『誰だって最初は能力が不足している状態。勉強したり、経験を積むことで、不足している部分をつぎたすことが出来る。それが自分の成長になるんだ』
お寿司の世界では飯炊き3年握り8年という言葉があります。
これも、美味しいお寿司を握るためには、それだけの年数をかけて能力やスキルを身につける必要があるという意味ですよね。
最初から完璧に出来る人なんていません。
今バリバリ仕事ができる人も、バリバリ仕事ができるまでは苦労したはずです。
「今の自分の能力はどれくらいなんだろう?」「今の仕事に向いているのかな?」
そんな方は、簡単にチェックできるツールがあるので、良かったら試してみてください。
参考記事:≫≫【使ってみた結果】ミイダスのコンピテンシー診断【登録の手順も解説】
本来は転職活動に使われるのですが、『自己分析』という意味で、使ってみてもいいんじゃないかなと思います。
ということで、今回は以上です。