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【相談しないことがベスト?】上司にうまく相談できないときの対処法

2021年5月26日

 

上司から「気軽に相談してきてね」と言われたのに、いざ相談しにいったら、「あぁ、わかった」といったきり何もしてくれない、、、相談したところで、なんの解決にもならないし、相談する意味ってあるのかなぁ?相談しても意味がないんなら、いっそのこと上司に相談なんてしないで、自分の力だけで乗り越えることって出来ないのかなぁ?

 

上司に相談しても、上司が何もしてくれない、、、もしかしたら相談の仕方に問題があったんだろうか?

 

この記事では、上司にうまく相談する方法について解説しています。

 

上司に相談しても解決にならない、上司に相談する意味ってあるの?

 

そんな、気持ちが迷子になっている方の参考になれば幸いです。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 上司にうまく相談できないときの対処法
  • 問題解決ができる相談の仕方
  • 上司に相談しなくても、仕事はできる?

 

この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。

 

部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。

 

今回は『上司に相談したくても、相談できない原因』について解説していきたいと思います。

 

上司にうまく相談できないときの対処法

 

対処法を考えていくには、その前に原因を突き止めることが必要ですよね。

 

そこで、『上司に相談できないときの原因と対処法』を3つ取り上げてみました。

  • 原因①:上司に対して身構えてしまい、相談ができない
  • 原因②:このくらい自分でなんとかできるし、上司に相談するほどのことでもない
  • 原因③:上司に相談しても、「自分で考えろ」と言われるので、相談する意味がない

 

それでは、原因ごとに対処法を見ていきましょう。

 

原因①:上司に対して身構えてしまい、相談できない

上司に対して身構えてしまい、相談したくても、相談できないということはありませんか?

 

例えば、

  • こんなことで相談すると、上司に怒られるんじゃないか
  • 何度も相談に行くと、仕事ができないやつだと思われるんじゃないか

 

こんなことが頭をよぎり、自分の中で抱えていた悩みを飲み込んでしまう。

 

上司への気遣いや、上司からの評価を気にするあまり、動けずに悩んでいる人は多いんじゃないでしょうか?

 

対処法

上司への気遣いや、上司からの評価を気にするのはみんな一緒なんです。

 

「じゃ、そのみんなはどうやって相談しているの?」と思いますよね?

 

実はみんな『相談するタイミング』を見計らって、相談しているんです。

 

タイミングって重要なんです。

 

特に社会人になると、タイミング次第でうまくいったり、いかなかったりが決まるんです。

 

最初の頃は、そのタイミングをうまく掴めず、悩んでしまうことが多いかもしれません。

 

ですが、なれてしまえばなんてことはありませんので、ご安心を!

 

「タイミングなんて、どうやって見計らうの?」思われるかもしれません。

 

そんなときは、職場の先輩や同僚をよく観察するのがいいかと。

 

周りを見渡してみてください、あなたの職場に、ここぞと言わんばかりに、絶妙なタイミングで上司に話しかけている人はいませんか?

 

原因②:このくらい自分でなんとかできるし、上司に相談するほどのことでもない

『上司に相談するほどのことでもない』と、思ってしまうことってありますよね。

 

そんなときは、相談しなくてもいいのでしょうか?

 

実は、なんでもないようなことでも、上司には相談した方がいいこともあるんです。

 

相談というより、雑談に近い感じの相談ですね。

 

というのも、部下から相談がないと上司としては心配なんです。

 

例えば、職場で元気がないように見えるのに、なんの相談もしてこない部下がいるとすると、

  • 職場の同僚たちと、うまくやっていけているのだろうか?
  • 仕事のことで、何か思い悩んでいることでもあるのだろうか?

と、心配になるんです。

 

部下からしてみれば、大したことじゃないのかもしれません。

 

しかし、『大したことじゃない』ということを上司がわからなければ、心配がつのっていくんです。

 

それに、『最終的な責任を被らないようにする』という意味でも、大したことじゃないことも上司には相談はしておいた方がいいんです。

 

対処法

この場合、上司とのコミュニケーションが苦手というのが、一番の原因なのではないでしょうか?

 

上司への苦手意識が、上司と部下の間に溝を作る、なんてことはよくありますよね。

 

「普段から上司とのコミュニケーションを心がければ、解決できます!」

 

と言いたいところですが、「上司が怖くて、コミュニケーションなんて取れない、、、」という方もいるかもしれません。

 

そんなときは、上司への『報告』と『相談』を同時に行うのはどうでしょう?

 

例えば、

お客様から、またクレームが来たんですよぉ、、、でも、一人で対処できることなので、対処しておきますね。

という感じです。

 

『お客様からまたクレームがあって困っている』という相談と、『一人で解決できる』という報告

 

この、二刀流で斬りかかれば、上司も部下の置かれている状況を理解できるようになるんじゃないでしょうか?

 

下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください

参考記事:≫≫【嫌いの始まりは苦手から】話したくないほど、嫌いな上司との接し方

 

原因③:上司に相談しても、「自分で考えろ」と言われるので、相談する意味がない

「なんでもかんでも相談してくる前に、自分で考えてみろ!」と、いうようなことを上司から言われたことはありませんか?

 

「考えてもわからないから、相談しているのに、、、」と、気持ちが沈む前に、思い返してみてください。

 

『相談の仕方は適切だったのだろうか?』

 

というのも、相談って『問題の解決方法を、上司から教えてもらうこと』だと思っていませんか?

 

「そんなの当たり前じゃん!」と思われるかもしれません。

 

確かに、プライベートの友達の関係なら、それでいいのかもしれませんが、会社では少し違うんです。

 

対処法

会社は学校ではないですし、上司は友達じゃないんです。

 

そのため、会社で答えを求めるような相談というのは、『相手の時間を奪う行為』とみなされてしまうんです。

 

じゃ、どうすればいいのかというと、相談するときに自分の考えを乗せて、相談すればいいんです。

 

例えば、

〇〇の件でご相談があるのですが、現状だと承認を得ることは難しいです。ですが、△△をすることで、承認を得られるかもしれません。ただ、それには□□のリスクがありまして、それでも、やってみる価値はあると思うんですが、課長はどう思われますか?

 

といったように、『自分の考えた答えが、正しいのかどうかを、上司に答え合わせしてもらう』という感じです。

 

上記の例で言えば、『リスクはあるけど、自分はそれでもやってみる価値がある』という考えについて、上司にその考えが正しいのかどうかを判断してもらう、という相談ですよね。

 

相談する際に、自分の考えを言わないのは、テストを白紙で出して、先生に答えてもらうようなものじゃないでしょうか?

 

つまり、『自分の仕事を上司にさせている』のと同じ行為なんです。

 

あなたの仕事をするのは、あなた自身です。

 

上司は、あなたの代わりに考えてくれる人ではないんです。

 

上司はあなたの考えについて、『正しいのか、それとも間違っているのか』を、判断する立場の人なんです。

 

問題解決ができる相談の仕方

 

上司に相談しても、問題が解決できない。

 

そんな時は、相談の仕方が間違っていないかどうか、振り返ってみるのはどうでしょう?

 

相談といっても、相手は友達じゃありません。相手は会社の上司なんです。

 

上司に対して、相談する際に意識しておきたいことが3つあります。

 

  • 要件を先に伝える
  • 結論から伝える
  • アドバイスが欲しいことを伝える

上記の3つを意識してみてはいかがでしょう?

 

上司には他にも仕事があるので、一人の部下につきっきりというわけにもいかないんですよね。

 

なので、上司の時間を奪わないように、相談するときにも『相談の仕方』というものがあるんです。

 

下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

参考記事:≫≫上司への相談の仕方【相談するときは3つの伝え方が重要】

 

上司に相談しなくても、仕事はできる?

 

上司に相談するときは、要点をおさえて、上司が答えやすいように、仕向けることがポイントなんです。

 

「そんな面倒なことするくらいなら、上司に相談したくない」と思われるかもしれません。

 

ですが、残念ながら、そんな単純なことでもないんです。

 

というのも、会社で上司に相談しないと、進まないことってあるんです。

 

例えば、

  • プロジェクトの最終決裁
  • 責任が問われるような、重要な案件

など。

 

どんな上司だろうと、上司である以上、決定権は上司にあるんです。

 

決定権が上司にある以上、仕事を進めていくためには、上司への相談が欠かせないんです。

 

そこで重要なのが『相談力』なんです。

 

個人的な意見ですが、上司への相談力が高い人って、上司を操っているんじゃないかとさえ、思えてしまうんです。

 

自分ののぞむ方向に、上司を誘導するみたいな。

 

そんなことができれば、もはや影の支配者ですが、もちろん簡単にはできません。

 

なので、まずは『上司への相談』と『友達への相談』とを混合してしまわないように、しっかり境界線を引くことから始めるのがいいかと思います。

 

まとめ

上司は友達ではありません。

 

上司から「相談してもいいよ」と言われると、その言葉に甘えてしまい、ついつい思いの丈を打ち上げてしまいがちになります。

 

ですが、仕事上の相談というのは、自分の考えが正しいのかどうかを、上司に採点してもらうということなんです。

 

その相談にも『相談の仕方』があります。

 

どんなことを、どのように、どのタイミングで相談すると、相談にのってもらえるのかということも、考えておかないといけません。

 

「なんだか難しいなぁ」と思ったときは、周りの先輩たちをよく観察してみるのがいいと思います。

 

どの職場でも『タイミングが読める人』はいます。その人を観察して、『相談のタイミング』を学ぶのもありなんじゃないでしょうか。

 

 

ということで、今回は以上です。

 

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