上司に大事にされる部下って、どんな部下なんだろう?
この記事では、上司から大事にされる部下の特徴について解説しています。
「嫌われるようなことでもしたのかな?」「もし嫌われるようなことをしたのなら、どう対処すればいいんだろう?」
そんな、悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 上司から大事にされる部下の特徴
- 上司から大事にされない部下の特徴
- 上司から大事にされるために、必要な取り組み
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。
今回は『上司から大事にされる、部下の特徴』について解説していきたいと思います。
上司から大事にされる部下の特徴
上司から大事にされる部下には、下記のような特徴があるんじゃないでしょうか?
- 大事にされる部下の特徴①:上司の言うことを聞く部下(難易度低め)
- 大事にされる部下の特徴②:同じ状況で苦しんでいる部下(難易度中)
- 大事にされる部下の特徴③:上司の代わりができる部下(難易度高め)
上司によって、違いはありますので、あくまでも、個人的な意見です。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
大事にされる部下の特徴①:上司の言うことを聞く部下(難易度低め)
上司のいうことを素直に聞く部下は、大事にされます。
というのも、上司が部下に教えることって、上司自身が過去の失敗やミスといった、自身の経験を基にしているんです。
- この内容だと薄いから、もっと情報を集めた方がいいよ。
- 〇〇さんは忘れっぽいところがあるから、仕事を依頼するんなら、こまめな進捗確認が必要だよ。
上司から言われたことが、意味不明だと思うこともあるかもしれません。
ですが、上司は、部下が考えていることの一歩も二歩も先のことを考えているんです。
部下にはまだ、経験が足りなくて、理解できないようなことがあるかもしれません。
それでも、上司から言われたことは素直に聞きましょう。
大事にされる部下の特徴②:同じ状況で苦しんでいる(難易度中)
仕事をしていると、大きな壁にぶつかることがあります。
それは、上司も同じでして、今はあなたの上司だけど、その昔は誰かの部下だったわけですから、当然壁にぶつかることもあります。
なので、壁にぶつかったときの気持ちや、壁を乗り越えようと、もがき苦しむ気持ちも上司にはわかるんです。
- ミスが多くて、よく落ち込んでいた
- 優先順位がつけられず、よく怒られていた
- 周りとの人間関係がうまくいかず、思い悩んでいた
自分と同じ苦しみを、させたくないと思うのが上司です。
そのため不器用な上司だと、言い方が荒くなるかもしれません。
なので、「すぐ怒る怖い上司」と思ってしまうこともしばしば。
上司のことを、理解してみるのはどうでしょうか?
上司のことが理解できないと、『上司から大切にされている』ということにも、気が付かないんじゃないでしょうか?
大事にされる部下の特徴③:上司の代わりができる部下(難易度高め)
かなり難易度は高めですが、上司の代わりができる部下というのも大事にされます。
- 上司がいなくても、全体の業務を仕切れる
- 上司と同じまでとはいかなくても、上司に近い目線で物事を捉えることができる
というのも、ここまでできる部下ってかなり優秀なんですよね。
そんな優秀な部下は上司も手放したくないですし、何より、上司にとって自慢でもありますからね。
難易度はかなり高めですが、チャレンジしてみるのもいいんじゃないでしょうか?
下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【優秀な部下って?】上司が一目置く部下の特徴【ワンランクUP術】
上司から大事にされない部下の特徴
上司から大事にされる部下とは反対に、上司から大事にされない部下もいます。
- 大事にされない部下の特徴①:上司のいうことを聞かず、自分の判断で物事を進める部下
- 大事にされない部下の特徴②:上司に頼りすぎて、依存している部下
- 大事にされない部下の特徴③:上司に責任転嫁するような部下
気が付かないうちに、やってしまっていることがないかどうか、思い返してみてください。
もし、心当たりがあるようであれば、改善していきましょう。
大事にされない部下の特徴①:上司のいうことを聞かず、自分の判断で物事を進める部下
上司のいうことを聞かない、ということはありませんか?
例えば、
- 納得いかない
- やる意味がわからない
- なんとなくやりたくない
そんなことを理由に、上司から言われたこと、教えられたことを守らない、なんてことはないでしょうか?
「いくら言ってもなおらない」「いくら言っても守らない」そんなことを繰り返していると、上司から見放されてしまいます。
大事にされない部下の特徴②:上司に頼りすぎて、依存している部下
上司に頼るのはOKですが、依存するのはNGです。
- 自分で考えず、すぐ上司からやり方を聞き出そうとする
- 上司でなくても対応できるようなクレームも、全て上司に回す
上司の負担を減らすのも、部下の仕事なんです。
上司が忙しそうにしているなら、「私で、手伝えることはありませんか?」と、上司の仕事をもらいに行きましょう。
その積み重ねが、上司からの信頼につながり、そして、上司から大事にされることにつながるんです。
大事にされない部下の特徴③:上司に責任転嫁するような部下
仕事のミスを、上司の知らないところで、上司に責任転嫁するのは、いかがなものでしょうか?
例えば、上司から任された仕事で、ミスしたとして、上司の上司に追求されたとき、下記のように答えるのはどうなんでしょう?
- 〇〇課長に言われてやったので、自分は関係ありません。
- あの件ですが、□□係長に言われたことなので、自分は詳しく知らないんです。
ミスしたことを自分の責任にしたくないから、つい上司に責任転嫁してしまう。
実はこれって、よくないんです。
というのも、上司の上司が無能でない限り、『部下が上司に責任転嫁しているんだな』というのがわかるからなんです。
結果はどうであれ、部下のミスは上司の責任なんです。
だからといって、無責任に仕事をしてもいいというわけではないんです。
部下自身も、仕事に責任を持って取り組まないと、上司から卒業できないですし、自分で自分の評価を下げることにもなりかねません。
上司から大事にされるために、必要な取り組み
余程の無能な上司でないかぎり、部下は大事にされます。
自分がしてきたような辛い思いを、部下にして欲しくないと思うのが上司なんですから。
ですが、それも部下の態度次第なんです。
では、『部下として、上司から大事にされるためには、どんなことをすればいいのか』ですが、実は難しくないんです。
まずは、『上司の指示通りに行動する』でいいんじゃないでしょうか?
部下からすれば、
- 自分ならできる
- 一人で達成したい
- もっと自分の力を試したい
と思うかもしれません。
ですが、会社は組織なので、個人の好きなように仕事ができるようになるまでには、時間がかかるんです。
それまでに、納得いかないことや、不満に感じることがあるかもしれません。
そういった感情は、自分の思い通りにいかないことからの、反抗なんじゃないでしょうか?
僕も部下だった頃、
- なんでこんなことまでしなきゃいけないんだ
- なんでもっと伸び伸びと仕事をさせてくれないんだ
と、よく思っていました。
ですが、仕事でミスを重ね、経験を積み重ねていくと、上司のいっていたことが理解できるようになったんです。
なので、上司からの指示に対して、思うところがあるかもしれません。
ですが、まずは、上司の指示通りに行動してみてはいかがでしょう?
下記の記事も参考になるかもしれませんので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【部下が悪いの?】上司が部下を放置する理由【理由を5つ紹介】
まとめ
上司から大事にされたいと、部下なら誰しも思うのではないでしょうか?
ですが、そんな気持ちと裏腹に、上司から大事にされていないと思ってしまうのが、悲しい現実なのかもしれません。
上司から大事にされる部下の特徴について解説しましたが、どう感じたでしょうか?
おそらく多くの部下の方は、「なんだか納得がいかない」と思ったかもしれません。
ですが、それこそが、上司から距離を置かれる理由なんじゃないでしょうか?
上司と部下の違いは、仕事の経験値だと思うんです。
上司のいうことが全て正しいとは言いませんが、正しいかどうか判断するほど、部下は経験豊富なんでしょうか?
上司から大事にされたいと思うのであれば、まずは上司のいうことを素直に聞くことから始めるのはいかがでしょう?
もちろんその中で、納得いかないことや、不満に思うこともあるかもしれません。
ですが、『上司の見ている景色』と『部下の見ている景色』は違うんです。
今はわからなくても、自分が上司の立場になればわかってくるようになります。
ということで、今回は以上です。
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