不動産賃貸

【本人確認はどうなっているの?】入居審査の連絡がこない理由

2021年5月2日

 

アパートの申し込み後、本人確認の連絡があると言われたのに、なんでなんの連絡もないんだろう?連絡があると言われて、連絡がないのは、なんだか不安だなぁ、、、不動産業界のことはよくわからないけど、こんなことってよくあることなの?

 

入居審査で不動産会社の営業マンから「本人確認の連絡があるので、電話に出てくださいね」と言われたけど、2週間たっても全然連絡が来ない。

 

この記事では、入居審査(本人確認)の連絡がこない理由について解説しています。

 

連絡がないことに、不安を感じている方の参考になれば幸いです。

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 入居審査(本人確認)の連絡がこない理由
  • 本人確認の連絡がないのはよくあることなの?
  • 本人確認の連絡がない時の対応方法

 

この記事を書いている僕は、不動産賃貸の仲介営業を2年間経験しました。

 

その後、不動産投資の会社で4年間、融資関係の仕事をしていました。

 

今回は『入居審査で本人確認の連絡がこない理由』について解説していきたいと思います。

 

入居審査(本人確認)の連絡がこない理由

 

不動産仲介業者の営業マンから、「本人確認の連絡があります」と言われたのに、2週間たっても連絡が来ないのはなぜ?

 

連絡をする必要がないときもある

本人確認をするのは、誰か知っていますか?

 

本人確認をするのは、主に家賃を保証する保証会社なんです。

 

保証会社が本人確認をする目的は、主に2つあります。

 

  • 申込人の連絡先で間違いないかどうか
  • 申込書の内容に問題がないかどうか

なんです。

 

もちろん保証会社によって違いはあるかもしれませんが、大抵この2つの理由の場合が多いんです。

 

というのも、保証会社の審査で、

  • 申込書に書いてある内容がなんだか不自然
  • これは本人に直接確認しなきゃいけないな

 

と、いうようなとき以外は、連絡しないこともあるんです。

 

なので、過去に利用したことがある保証会社や、保証会社が「この人はわざわざ連絡しなくてもいい」と判断した申し込み人には、本人確認をしないこともあるんです。

 

最初の段階で審査に落ちているかも

保証会社が本人確認をする段階というのは、ほとんど審査の最終段階といってもいいくらいなんです。

 

どういうことかというと、審査には順番があります。

 

保証会社がまず最初に行うのが、個人信用情報の確認なんです。

個人信用情報を簡単に説明すると、個人がどこの金融機関でどのくらいの借入があるのか、滞納しているのかどうかがわかる情報のことです。

 

この個人信用情報が保証会社の審査基準に満たないときは、その時点で審査不合格になります。

 

つまり、それ以降の審査をする必要がないということなんです。

 

なので、多額の借入があるような方や、過去に滞納歴があり、トラブルになったことがある方は、その時点で不合格になり、本人確認の連絡は来ません。

 

その場合でも、仲介業者には『非承認』の通知がいきます。

 

どのくらい待っていればいいの?

個人信用情報の取得には時間がかかることもあり、大抵1日〜2日くらいを目安にしていればいいかと思います。

 

個人信用情報に問題がなければ、その後の審査はあっというまに進みます。

 

早くて、その日のうちに結果が出ることもありますし、遅くても2日〜3日あれば、保証会社からの審査結果は出るかと思います。

 

もし、繁忙期でもないのに、1週間以上経っても連絡がないようなら、それは保証会社ではなく、仲介業者と管理会社が理由で遅くなっている可能性があります。

 

その時は、仲介業者の営業マンに確認してみましょう。

 

本人確認の連絡がこないことはよくあることなの?

 

保証会社からの本人確認の連絡が来るかどうかは、保証会社の信用度によるところが大きいのではないかと思います。

 

基本的に、保証会社は申込人と連絡が取れる連絡先かどうかというのを確認するために、本人に直接連絡を入れます。

 

ですが、連絡を省略する場合もあるんです。

  • 医師、弁護士などの士業の方
  • 上場企業に勤務されている、役職者
  • 過去に同じ保証会社を利用していて、滞納もトラブルもないような方

 

一般的に社会的信用度の高い方や、保証会社がすでに情報を持っているような方は、保証会社からの信用度も高いんです。

 

営業マンに「連絡がありますので、電話に出てくださいね」と言われたのに、、、と思われるかもしれません。

 

本人確認をする際、知らない番号から電話がかかってきます。

 

その電話に出ないと、審査が進みません。

 

なので、営業マンも電話があることを伝えないといけないんです。

 

とはいえ、「連絡があります」といってしまう営業マンも多いです。

 

正しくは『連絡があるかもしれない』です。

 

僕は当時、お客様に下記のように伝えていました。

 

「2〜3日中に知らない番号から着信があるかもしれません。保証会社の本人確認かもしれないので、電話に出てくださいね」

 

これなら、お客様も「いつかいつか」と身構えて、連絡を待たなくていいですからね。

 

2週間以上経っても連絡がない場合はどうすればいいの?

 

2週間以上たっても、なんの連絡もないというのは、ありえないことだと思います。

 

もし理由があるのなら、仲介業者と管理会社に何かあるのだと、考えた方がいいです。

 

というのも、営業マンは自分の成績のために、なるべく早く契約したというのが本音なんです。

 

なのに、契約しないというのは、何か契約できない理由があるからなんです。

 

例えば、

  • 申込書類の不備で、審査が止まっている
  • 繁忙期のため、営業マンが審査結果を伝え忘れている
  • 当初予定していた保証会社では、審査が通らなくて、他の保証会社を探している

 

審査結果の連絡が遅くなればなるほど、その後の予定がずれてしまいます。

 

多くの方が心配しているのは、審査に通るのかどうかではないでしょうか?

 

結論からいうと、基本的に保証会社の審査にかかる日数は、2日〜3日程度です。

 

繁忙期でもないのに、2週間経っても連絡がないのはおかしいので、そのときは、営業マンに連絡して、進捗を確認しましょう。

 

結果の内容次第では、またいちから物件探しをしなくちゃいけなくなる可能性だってあるんです。

 

下記の記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。

 

参考記事:≫≫アパートの入居審査に落ちたときの連絡は早いの?【審査落ちの理由】

 

まとめ

 

保証会社からの本人確認の連絡が来ないこともあります。

 

申込日から数えて、2日〜3日を目処に審査結果の連絡がないようなら、早めに不動産会社に連絡しましょう。

 

審査の結果がのびてしまうと、その後の予定が崩れてしまうかもしれません。

 

新しいお家に住むにあたって、引っ越しの手配などもありますので、なるべくなら、予定通りに進んで、気持ちよく新生活をスタートさせたいですよね。

 

 

ということで、今回は以上です。

 

≫≫【安さの秘密にせまる】ビレッジハウスのからくり!【その正体は、、、】

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