毎日上司からのプレッシャーで、仕事がしづらくて仕方がない。
この記事では、部下を潰す上司について解説しています。
今の仕事に自分の意思が持てず、ただただ、毎日上司の言いなりになっていることに、嫌気がさしている方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 部下を潰す上司の特徴
- 部下を潰す上司への対策
- 部下を潰す上司から得られるものってあるの?
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
4年間勤務した中でいろんな上司をみてきました。
今回は『部下を潰す上司』について解説していきたいと思います。
部下を潰す上司の特徴
不動産業界は、離職率の高い業種というのは有名です。
その不動産業界に6年いて、その間『部下を伸ばす上司』『部下を潰す上司』いろんな上司をみてきました。
今回は、僕がみてきた中で、部下を潰す上司の特徴4つについて解説していきたいと思います。
部下を潰す上司の特徴①:部下に上司の価値観を押し付ける
まずは、部下に価値観を押し付ける上司についてです。
これは、みなさん経験したことがあるのではないでしょうか?
単に、「こうした方がいいよ」というのであれば、アドバイスですが、「ここはこうしなさい!」と理由も告げられず、一方的な命令口調。
部下の立場としては、上司の指示なんだから、渋々指示に従うけど、なんでかはわからないので、頭の中は、はてなマークでいっぱい。
そんなこんなで、なんとか仕事ができたとしても、なんでできたのかわからないので、次にいかせません。
無駄に時間だけが過ぎていき、挙げ句の果てに、「新入社員じゃないんだから!」と怒られる始末、、、。
この特徴の上司は、仕事ができる上司に多いのではないかと思います。
自分のいう通りにしていれば、うまくいくと信じているのでしょう。
そういう一方的な思い込みが、価値観の押し付けになっているように思います。
部下を潰す上司の特徴②:プレーヤーのように頑張る上司
優秀な上司に多いのですが、上司がプレーヤーのように動き回り、部下は蚊帳の外状態。
この特徴の上司は、部下を頼りにしてない傾向にあることが多いです。
自分の方が部下よりミスもなく、早く仕事ができるので、基本、部下には雑用的なことしか任せません。
しかし、それだと、部下がいつまで経っても成長しないので、上司がいつまでもプレーヤーのように頑張るしかありません。
これが、負のスパイラル状態になり、上司はいつまで経っても忙しさから開放されることはなく、部下はいつまで経っても成長ができない。
部下を潰す上司の特徴③:言うことを聞かなければ、怒鳴り散らかす
言うことを聞かない部下には、カミナリのような怒号を浴びせる上司っていますよね。
怒号を浴びせられ、萎縮する部下。怒鳴りつけ言うことを聞かせて満足する上司。
これでは、まるでサンドバックです。仕事をしに会社にきているはずなのに、心を折られる毎日、、、。
沸点が低く、すぐに怒鳴り散らかし、部下を萎縮させる上司は、恐怖でしかありません。
そんな上司の元にいると、精神を消耗し何もできないまま、会社を逃げ出すことになります。
部下を潰す上司の特徴④:できる部下を可愛がり、できない部下は放置
上司と言っても人の子です。部下に対して好き嫌いがあるのは仕方ありません。
ですが、上司という立場上、部下に対して公平に接しなければいけませんよね。
これができない上司は、自分によってくる部下、仕事ができる部下を可愛がり、
自分を避けるような部下、言うことを聞かない部下を見放してしまうことがあります。
上司の好き嫌いで、見放された部下はたまったものじゃありません。
誰を頼ればいいのかわからず、路頭に迷い、結局何もできず、誰をも頼れず、会社を去っていくことになってしまいます。
部下を潰す上司への対策
部下を潰す上司への対策は、2つしかないと思います。
対策①:上司に潰されないように、自分で自分の身を守る手段を身につける
対策②:こんな上司のいる会社に、自分の将来なんてないので、さっさと転職する
それでは、ひとつずつみていきましょう。
対策①:上司に潰されないように、自分で自分の身を守る手段を身につける
上司の権限は絶大です。部下の立場で上司に立ち向かうのはほぼ不可能だと思います。
なので、上司からの理不尽に抗うのではなく、防御を固めるのがいいかと思います。
例えば、
- 上司の話は適度に聞き流しする
- 機嫌が悪いときは近づかない
とか。
下記の記事でも紹介していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【限界】嫌いな上司の対処方法【前向きな気持ちで仕事をするためには】
上司からの理不尽は尽きないと思います。そんな理不尽に毎回立ち向かっていっても、結果は見えているのではないでしょうか。
それよりも、防御を固めるなり、受け流すなりした方が楽だと思います。
僕が見た中で、上司に押し潰されない部下の特徴の一つに、『深く受け止めない』があります。
対策②:こんな上司のいる会社に、自分の将来なんてないので、さっさと転職する
会社にいても、自分の将来が見えない、あるいは、このまま今の会社にいても、いつかは押し潰されてしまう。
そんなことが頭をよぎり、上司に押し潰される前の一手として、新しい居場所を探すのも、ありです。
『簡単に会社を辞めることは、よくないこと』と言われていますが、
上司に押し潰されないための緊急脱出ですから、『よくないこと』ではないですよね。
押し潰されて、身も心もぺちゃんこにされたら、どうやって立ち直ればいいのでしょうか。
『簡単に会社を辞めることはよくないこと』と言っている人たちは、何もしてくれません。
自分の道は自分で切り開かないといけないんです。
部下を潰す上司から得られるものってあるの?
「部下を潰す上司とはいえ、我慢していれば何か得られるものってあるんじゃないの?」と思うかもしれません。
僕が見てきた中では、悲しいほどに得られるものはありませんでした。
あえていうと、得られたものは、忍耐力でしょうか。
毎日のように怒鳴られ、ただわけもわからず言われたことを淡々とこなす。
普通ならとても耐えられないような、厳しい環境。
そんな環境にも耐えることができるのは、並々ならぬ忍耐力があってのことではないでしょうか。
厳しい上司の元にいれば、得られるものもありますが、部下を潰すような上司は違います。
失うものはあっても、得られるものはないと思います。
まとめ
会社にはいろんな上司がいます。その中でも、部下を潰すような上司は危険です。
厳しい上司なら、部下への思いやりもあったりするので、得られるものもありますが、
部下を潰すような上司から得られるものはないかと思います。
ただただ、自分の大切な時間を浪費しているだけなのではないでしょうか。
なので、潰されるまで我慢する必要もないかと思います。潰されてからでは遅いので、脱出は潰される前にどうぞ。
ということで、今回は以上です。
≫≫【どうして嫌うの?】上司とうまくいかない理由【会社では全てが仕事】
≫≫【転職エージェントを使うメリット】すぐにでも転職したいなら、転職エージェントを使うべき!