「仕事ができないのに、仕事を覚えようとしない。そんな仕事のできない人は嫌いだ。」
この記事では、仕事ができない人なのに、改善しようとしない理由について解説しています。
同僚や部下に仕事のできない人がいて困っている。そんな悩める方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
- 仕事のできない人が、改善しようとしない理由
- 仕事のできない人から、距離をおきたいとき
- 仕事のできない人は、どんな気持ちで会社に来るの?
この記事を書いている僕は、不動産業界で6年間勤務していました。入社当初の僕は、何もできない、怒られてばかりのダメダメ社員でした。
それでも、役職をもらい、部下がつくようにまでなれました。
そこで、今回は『仕事ができない人が、改善しようとしない理由』について解説していきたいと思います。
仕事のできない人が、改善しようとしない理由
『仕事ができないなら、もっと勉強すればいいのに』と思うことってありますよね。
なんで仕事ができないのに、改善しようとしないのか。その理由は3つあると思います。
改善しようとしない理由①:改善しようとしているけど、伝わっていない
改善しようとしない理由②:改善したいけど、改善方法がわからない
改善しようとしない理由③:仕事の時間外だから、仕事に関係することはしない
それでは、ひとつずつみていきましょう。
改善しようとしない理由①:改善しようとしているけど、伝わっていない
仕事ができるように改善しようと頑張ってはいるけど、悲しいことに、それが伝わらないことってあるんですよね。
例えば、下記のような小さな改善。
- 書類チェックで、ミスするところが減った
- 落ち着いて、仕事に取り組むことができるようになった
- 書類整理に1時間かけていたけど、50分でできるようになった
「えっ!?、そんなの改善っていえるの?」と思われるかもしれません。
ですが、仕事のできない人は違うんです。
当然のことができないから、『仕事ができない人』と言われるんです。
当然のことを当然のようにできるようになるだけでも、大きな一歩なんです。
『仕事のできる人』には理解できないことかもしれません。
ですが、『仕事のできない人』目線でみてあげると、頑張りが伝わってくることもあるんじゃないでしょうか?
改善しようとしない理由②:改善したいけど、改善方法がわからない
仕事ができない人に振り回されて、嫌になるかもしれません。
ですが、仕事ができない人なりに、悩んでいるのかも、、、
- 仕事ができなくて、周りに迷惑をかけてしまうのが、ツライ、、、
- 仕事のできない自分が嫌いだ。仕事ができるようになるにはどうすればいいんだろう?
仕事のできない自分を変えて、新しい自分に生まれ変わろうとする気持ちがあっても、その方法がわからない。
「いつも仕事を教えているのに、方法がわからないなんてことは、ないんじゃないかな?」と思われるかもしれません。
ですが、それは『仕事のできない人目線』で教えていますか?
『仕事のできる人』は、ひとつのことを教えると、2つ、3つのことができるようになると言われています。
ですが、仕事のできない人は、ひとつのことしかできないんです。
改善しようとしない理由③:仕事の時間外だから、仕事に関係することはしない
これは、仕事ができない人本人の、意識の問題です。
- 僕、仕事に支配されたくないんです
- 僕、仕事とプライベートは使い分けているんです
「いやいや、そういうことは、仕事ができるようになってから言ってください」
って感じで、イラッとした経験がある方もいるかもしれませんね。
実際にこういう人っているんですよね。
これが、『仕事のできる人』と『仕事ができない人』の線引きにもなるんじゃないでしょうか?
仕事ができない人ほど、仕事とプライベートを完全に切り離そうとするんですよね。
仕事ができない人は、プライベートの時間の大半を遊びに使いますが、『仕事のできる人』はプライベートの時間の大半を自己研鑽に使うんです。
これは、本人の意識の問題なので、本人の仕事に対しての意識を変えるか、任せる仕事を変えたほうがいいんじゃないでしょうか。
仕事のできない人から、距離をおきたいとき
- 仕事ができない人が嫌い!
- 仕事ができない人と一緒にいるのは疲れる!
そんなことから、仕事のできない人と、距離をおきたくなることもありますよね。
仕事ができないからといって、簡単に距離をおくことってできないと思うんです。
同じ会社にいながら、距離をおこうとすると、どうしても態度に出てしまうんじゃないでしょうか?
態度に出てしまうと、相手にも伝わってしまい、関係がギクシャクしてしまう可能性だってあります。
仕事のできない相手が
- 上司
- 同僚
- 部下
の、いずれにしても、接するときのポイントさえ抑えていれば、なんとか対処できるんじゃないでしょうか?
詳しくはこちらの記事でも解説していますので、興味ある方はチェックしてみてください。
参考記事:≫≫【一緒にいると疲れる?】仕事ができない人から、距離をおきたい
仕事のできない人は、どんな気持ちで会社に来るの?
仕事ができない人といっても、好きで仕事ができないわけじゃないんです。
仕事ができない人の中にも、『仕事ができるようになりたい!』と、前向きな気持ちを持っている人もいるんです。
そんな前向きな気持ちを持っている、仕事のできない人が、会社にくるその気持ちは、一言で言うなれば「地獄」です。
僕が当時まさにそうでした。
- 会社に出社するものの、仕事でミスをして怒られる。
- 理不尽な要求で詰められ、ひとりだけ残業させられる。
上司は仕事のできる上司だったので、仕事でわからないところを聞きに上司の元へ、、、
上司は熱く説明してくれてるんですが、熱くなればなるほど、僕の頭の中は真っ白になっていきました。
仕事のできる人の説明って、仕事のできる人目線になることが多いんです。
仕事ができる人からすれば、
- 仕事ができない人なんて、ただのお荷物
- 仕事ができない人なんて、会社に必要ない
と思われるかもしれません。
仕事ができない人も、好きで仕事ができないわけじゃないんです。
「どうすれば仕事ができるようになるんだろう?」とか「周りに迷惑かけないようにどうすればいいんだろう」とか考えているんです。
まとめ
仕事ができない人は、仕事のできる人にはわからない苦悩を抱えているんです。
仕事ができないのには、できない理由があるはず。
自分の部下や同僚に仕事ができない人がいるのなら、その人が仕事で苦手なところまたは、得意なところを見つけるというのはどうでしょう?
そして、得意な仕事を任せてみる。
仕事のできない人が、自分自身の「必要価値」を見つけることができれば、仕事に対しての向き合い方も変わるんじゃないでしょうか?
仕事ができない人は、仕事のできる人の助けを必要としているんです。
仕事ができない人を助けるときは、仕事ができない人の目線に立つのを忘れないでください。
ということで、今回は以上です。