
もうすぐアパートの更新時期なのに、大家さんから連絡がないと、どうすればいいか不安になりますよね。
この記事では、『大家さんからアパートの更新連絡がない』または『更新連絡を忘れたとき、どのように対処すればいいのか』について紹介しています。
更新手続きは面倒ですが、入居者にとってメリットになることもありますので、後半で紹介します。
本記事では、下記の内容を解説します。
- アパート契約の更新連絡がないときはどうすればいい?
- 簡単にアパートから追い出されることはありません。
- そもそもなんで更新なんてものがあるの?
この記事を書いている僕は、不動産賃貸の仲介営業を2年間経験しました。
その後不動産投資の会社で4年間融資関係の仕事をしていました。
今回は『アパートの更新通知が来ない場合はどうすればいいの?』について解説していきます。
アパート契約の更新連絡がないときはどうすればいい?
ここでは、大家さんからアパートの更新の連絡がない場合の対応について説明します。
契約書を確認しましょう。
アパート契約の更新通知が来ないときは、まず、契約書の『契約の期間及び更新』のところを確認しましょう。
というのも、ここで、自動更新なのか、それとも通知があるのかがわかるからです。
■自動更新の場合:契約期間を2年間とし、その後は自動更新することとする。
■通知がある場合:契約期間を2年間とし、以後2年毎に更新をおこなうこととする。
上記のような文言が契約書に書かれています。
自動更新の場合
自動更新の場合は特段の手続きは必要ないので、特段の連絡もありません。
なので何も心配しなくてOKです。
ただ、家財保険の更新も必要なので忘れないようにしましょう。
自動更新じゃない場合
自動更新じゃない場合は、通知がきます。ほとんどの場合は1ヶ月前に連絡がくるかと思います。
もし、更新通知がまだ届いていない、どうなっているの?というときは、管理会社に確認の連絡をしましょう。
下記でも解説していますが、期間満了を迎えたとしても、アパートから追い出される心配はありませんので、落ち着いて冷静に対処しましょう。
簡単にアパートから追い出されることはありません。
ここで、多くの方が心配なのが、「契約期間満了になったら、追い出されるんじゃないか」「追い出されたら、住むところがなくなって大変!」ではないでしょうか。
でも、安心してください。契約期間中に更新手続きをしないからといって、追い出されることはありません。
なぜなら、アパートの借主は『借地借家法』という法律で守られているからなんです。
例えば、契約の更新手続きをしないまま、期間満了を迎えた場合、その後は『期間の定めのない契約』、
つまり『契約期間無期限の契約』をしたとみなされ、そのままアパートに居続けることができます。
この規定は強行規定のため、特約で変更することはできません。
つまり、借主は借地借家法という法律に守られており、契約更新の手続きがない場合、
大家さんや入居者の知らないところで、契約満了の日の翌日から入居期間が無期限の契約をしたことになります。
これを契約を『法定更新』と言います。また、契約書の特約でこの規定に反する特約が記載されていたとしても、無効になります。
この法定更新という強行規定があるので、借主は、期間満了による契約更新手続きがなかったとしても、引き続きアパートに住むことができるというわけです。
そもそもなんで更新なんてものがあるの?
なんで、更新なんてものがあるのか、不思議に思う方もいるかも知れません。ですが更新があるとありがたい場合もあるんです。
例えば、住み始めた当時、新築で家賃7万円のアパートに住んでいたとします。そしてそのアパートに10年間住んでいるとします。
確かに10年前は家賃7万円の価値があったかも知れません。ですが、10年経過した今、はたして7万円の家賃は妥当なのでしょうか?
建物も古くなり、近くに新しくて家賃も安いアパートが増えたらどうでしょうか?
10年経ったアパートより誰だって、新しくて家賃が安いアパートの方がいいと思いますよね。
そこで、家賃を下げてもらえるように交渉できるのが、この更新のタイミングなんです。
もちろん、これとは逆にありがたくない場合もあります。
それは、入居者が家賃を下げる交渉と逆に、大家さんが家賃を上げる交渉をしてくることがあるからです。
例えば、近くに駅が開通したとか、スーパーができたとか、昔と違って便利になり、それにつれて人も増えたとか。
このように、『更新』というものがあることで、その時代に適した条件に変えていく。
そうすることで、入居者にとっても大家さんにとっても、どちらにとっても、不平等にならないようにしているのです。
まとめ
アパートの更新手続きを忘れていたとしても、慌てなくても大丈夫です。
すぐに追い出されるといった心配はありません。落ち着いて管理会社に確認しましょう。
また、更新料が高くて払いたくないという方は、これを気に、更新料や更新期間の心配がないアパートを探すのもいいかも知れません。
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ということで、今回は以上です。