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【どんな時に使うの?】上司・上長・先輩の違い【間違えると失礼?】

2022年5月10日

 

『上司・上長・先輩』ってなにが違うんだろう?学生の頃は『先輩』って呼んでいたけど、会社に入社してから『上司』や『上長』なんて呼んでいる人もいる。あと、社外の人に対して、『上司』っていってもいいのかな?

 

新社会人にとって、何を基準に『上司・上長・先輩』を使い分ければいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?

 

この記事では、『上司・上長・先輩』の使い方について解説しています。

 

間違うと失礼だったり、上司との関係が気まずくなる可能性もあるので、気になる方は最後まで読んでみてください。

 

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

・上司と上長、先輩の違いについて

・上司と上長、先輩はどんな時に使い分けるの?

・上司と上長、先輩の使い分ける時の注意点

 

この記事を書いている僕も、入社したての頃、『上司・上長・先輩』の違いがよくわかりませんでした。

 

そこで、今回は『上司・上長・先輩の違い』についてみていきたいと思います。

 

上司と上長、先輩の違いについて

 

ここでは、『上司』『上長』『先輩』それぞれの意味についてみていきます。

 

『上司』の意味

上司の意味を検索してみると、下記のように説明されています。

 

会社や官庁などで、自分より地位が上の人のこと

 

ちょっとわかりにくいので、わかりやすく言い換えると、

 

例えば、会社でいえば、係長や課長など、役職がついている人のことを指します。

 

逆に、役職がついていない人は上司とは言いません。

 

後でも、解説しますが、自分より先に入社していて、役職がない人は『先輩』になります。

 

『上長』の意味

上長は、年齢や地位が自分より上の人のことを指します。

 

上司との違いは、『年齢』が自分より上かどうかです。

 

自分より年下でも、役職が上なら上司ということになります。

 

年齢も役職も上の人は『上長』といった感じです。

 

とはいえ、会社にもよりますが、『上司』で統一している会社が多いかと思います。

 

『先輩』の意味

最後は『先輩』ですが、学生の時に使っていた『先輩』とは若干意味合いが違います。

 

結論から言うと、自分より先に会社に入った人のことを『先輩』と呼びます。

 

『自分より先に入社した』がポイントで、年齢は関係ありません。

 

例えば、自分より年下でも、先に入社したのなら、その人はあなたにとって先輩になります。

 

この辺は、新卒で入社した人にとって、違和感があるかもしれません。

 

なぜなら学生の頃は、年上の人しかいないので、基本的に『先輩』と呼ぶ人はみんな年上だからです。

 

ただ、社会人になると転職もありますので、転職先に自分より年下の人がいたとしても、『先輩』になります。

 

上司と上長、先輩はどんな時に使い分けるの?

 

それぞれの意味がわかったところで、ではどんな時に使い分ければいいのか、みていきましょう。

 

上司と上長の使い方

『上司』や『上長』に共通していることは、自分より役職が上だということです。

 

ただ、上司だからといって、『上司』とは呼びません。

 

この辺は会社によりますが、例えば、田中さんとか田中課長なんて呼び方をします。

 

ただ、これは会社内での話でして、社外の人に紹介するときは『課長の田中です』と呼び捨てにするのが一般的です。

 

先輩の使い方

『先輩』は自分より先に入社した人で、役職のない人のことを指します。

 

一般的には田中さんとか、『さん』付で呼ぶことが多いですね。

 

社外の人に紹介するときはもちろん呼び捨てです。

 

『〇〇さん』『先輩の〇〇』とは言いません。

 

上司と上長、先輩を使い分ける時の注意点

 

『上司』『上長』『先輩』ってなんだかややこしいですよね。

 

ここでは、使う際の注意点についてみていきます。

 

上司や上長を使う時の注意点

実際に使うときは、自分の会社の社内での使い方を参考にすれば間違いありません。

 

というのも、上記でもみたように、『上司』と『上長』は似ていて、会社によって『上司』と呼んだり、『上長』と呼んだりします。

 

そのため、『上司』『上長』の意味を理解した上で、自分の会社の使い方に合わせて使うのがいいかと思います。

 

先輩を使う時の注意点

先輩は入社時期の違いだけなので、実際にはあまり使うことはないかと思います。

 

よくテレビドラマで、「せんぱ〜い、助けてくださいよぉ」なんて使われますが、実際の会社内で使うことは少ないかと。

 

会社内で先輩を呼ぶときは「〇〇さん」と、さん付けで呼ぶのが一般的です。

 

社外の人に対しての使い方

『上司』も『上長』も相手(取引先など)に対して使うことがあります。

 

例えば、

  • 上長が今席を外していて、私ではお答えできかねます。
  • その件につきましては、上司に確認をとってからご返事させていただきます。

など。

 

単に、これだけなら問題ないのですが、問題は上司の名前を伝えるときです。

 

例えば、

  • 上司の佐藤係長が今席を外していて、私ではお答えできかねます。
  • その件につきましては、上司の田中課長の確認をとってからご返事させていただきます。

 

ビジネスシーンでは、自分の上司を相手に伝えるとき、基本的に役職はつけません。

 

それが課長でも部長でも、社長でもです。

 

上記の例で言えば、

  • 上司の佐藤が今席を外していて、私ではお答えできかねます。
  • その件につきましては、上司の田中の確認をとってからご返事させていただきます。

 

社外の人に『上司』や『上長』を紹介するときは、呼び捨てにするのが一般的です。

 

最初は「呼び捨てなんて、、、」と、ちょっと違和感を持つかもしれません。

 

ですが、少しずつ慣れていくので心配はいりません。

 

まとめ

 

『上司』『上長』『先輩』って、使い方に迷われるかもしれません。

 

難しく考えず、とりあえず下記のような感じで使ってみてはいかがでしょう?

 

  • 決裁権や決定権のある人が『上司』または『上長』
  • 単に、自分より先に入社した人を『先輩』

 

はじめのうちは、まだ慣れないかもしれませんが、社外の人に紹介するときは呼び捨てでOKです。

 

 

ということで、今回は以上です。

 

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