仕事

上司への相談の仕方【相談するときは3つの伝え方が重要】

2020年9月27日

 

上司にどうやって相談したらいいのかわからない。いつも忙しそうにしているし、どのタイミングで相談すればいいんだろう?質問したところで、「それぐらい自分で考えろ」と言われたらどうしよう、、、

 

上司に相談しようにも、『どうやって相談しようか』とか『どのタイミングで相談しようか』と悩んでしまい、相談できず。

 

その結果、仕事がうまく行かなくなって、上司から「なんで相談しないんだ!」と怒られてしまう。

 

そんな経験はありませんか?

 

本記事では、下記の内容を解説します。

 

  • 上司への相談の仕方
  • 上司に相談するタイミングとは
  • 上司に質問する前にすべきこと

 

上司への相談の仕方

 

いざ、上司に相談しようとなると、いろいろ考えてしまい、躊躇することってありますよね。

 

ここでは、上司に相談するときに大切な『3つの伝え方』について解説しています。

 

伝え方①:用件を先に伝える

まずは、用件を先に伝えることです。

 

用件がわからなければ、上司はどんな風に話を聞けばいいのか、わからないからです。

 

これは、部下と上司の立場が違うというのもあって、部下が間違った捉え方をする場合があります。

部下:上司なんだから、部下の仕事内容くらい、わかっていて当たり前、何を言おうとしているのかもわかるはず。

上司:他にも部下はいるし、案件も多く抱えているんだから、どの案件の、何について、のことなのかを先に言わないとわからない。

なので、上司に相談するときは、「〇〇の件の△△について相談したいことがあるのですが・・・」と先に用件を伝えましょう。

 

伝え方②:結論から伝える

新入社員に多いのですが、話をちゃんとわかって欲しいがために、起きたこと全てを話そうとするのはNGです。

 

上司は、多くの仕事を抱えているので、話の全てを聞く時間はありません。

 

例えば下記のようなパターン

パターン①:Aさんから仕事を依頼されたのですが、その前にBさんからも仕事を依頼されていて、Bさんの仕事を優先しないといけないと思うんですが、でもAさんも急いでいるみたいで、どちらを優先したらいいですか?

これだと、説明する側は、細かな報告をしているつもりでも、聞く側からすると、最後まで聞かないと、何が言いたいのかがわかりません。

 

そして、もう一度、説明しないといけない、なんてことにもなりかねません。

 

そうなると、時間の無駄ですよね。

 

パターン②:AさんとBさん、どちらの仕事を優先したらいいのか、判断に迷っています。先に依頼してきたのは、Bさんなのですが、Aさんの方が急ぎの様子でした。Aさんの仕事を優先してもいいですか?

一方②の方は、「判断に迷っている」ことを先に伝えているので、聞く側としては、「判断のアドバイスを求めているんだな」というのがわかりますよね。

 

そして「どういったことで判断に迷っているのか」というところに焦点を置いて、話を聞くことができます。

 

伝え方③:アドバイスがほしいことを伝える

よくある間違いが「〇〇がわかりません」「〇〇ができません」といってしまうことです。

 

これだけですと「わからない」「できない」ということを、報告しているだけになってしまいます。

 

報告の後に「教えてください!」「どうすればいいですか?」をつけるだけで、相談になります。

  • 「わからないので、教えてください!」
  • 「できないのですが、どうすればいいですか?」

このように伝えることで、上司も「アドバイスがほしいんだな」というのがわかります。

 

上司に相談するタイミングとは

 

上司に相談するにも、タイミングを見計らう必要があります。

 

忙しい時に、相談されても、重要なことじゃなければ、後回しにされてしまいます。

 

まずは、相談事が重要なことなのか、それとも、さほど重要ではないのかに分けて、重要なことならすぐに伝えるべきですし、さほど重要でなければ、忙しくない時に相談しましょう。

 

重要か重要じゃないか、判断に迷ったときは、先輩社員に確認しましょう。

 

タイミングを間違えると、無駄に怒られかねないので、タイミングを見計らうのは大事です。

 

上司に相談する前にすべきこと

 

上司に相談する前にすべきことは

  • 自分でも調べてみる
  • 相談する内容を整理する
  • ポイントをつける

この3つです。

 

自分でも調べてみる

何でもかんでも、相談するのはよくありません。

 

厳しい言い方になるかもしれませんが、会社は学校ではないので、教えることがメインではないのです。

 

入社当初に「わからないことがあったらなんでも聞いて」と言われますが、これには、言葉がいくつか抜けていて、

 

「最初の頃はわからないことも多いだろうから、なんでも聞いて」というのが正しいです。

 

ある程度仕事に慣れてきて、わからないことがあっても、すぐに相談するんじゃなくて、

 

まずは、あなた自身で一度調べてみて、それでも解決できないようなら、相談してみましょう。

 

相談する内容を整理する

上司に相談して、話を聞いてもらうということは、上司の時間をあなたに使っている、ということになります。

 

起きたことの1〜10まで、全てを話そうとすると、時間がかかってしまいます。

 

特に忙しい上司になると、話の途中で、「もういい、わかった。その件は〇〇に聞いて」と、他の人に投げてしまいます。

 

そうなると、本当に相談したい人に相談ができません。

 

なので、どんなことを相談したいのか、その内容を整理して、簡潔に伝えれるようにしておきましょう。

 

ポイントを明確に

話をまとめたとしても、あなたが、どんなことに困っているのかが、わからないときもあります。

 

なので相談するときは、困っているポイントをわかりやすくしましょう。

 

例えば

困っていることが2点あります。

それは〇〇と△△です。

□□したいのですが、その方法がわからないので、アドバイスいただけないでしょうか?

みたいな感じで、どんなことに対して困っていて、どんなアドバイスが欲しいのかを伝えましょう。

 

まとめ

 

上司に相談するときに意識しないといけないことは、『相談も仕事の内』ということです。

 

なので、相手の時間を取らないために、簡潔に話の内容をまとめて、どうしてほしいのかを伝えることです。

 

昔の僕はこの辺ができていなかったので、よく怒られていました。

 

最初は難しく思われるかもしれませんが、ひとつひとつ意識しながら、やっていけば徐々に慣れていきます。

 

いろいろと面倒だと思うかもですが、1人で悩みを抱えながら仕事するよりかは、いくぶん楽だと思いますよ。

 

今回は以上です。

 

-仕事

Copyright© nikkablog , 2024 All Rights Reserved.