最近、nisaが話題になっていますよね。
そんな中「nisaってなに?」「なんで話題なの?」「みんなが始める理由を教えて!」
今更聞けないnisaについてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者向けにザックリ解説していますので、大枠を捉えることができるかと思います。
大枠を捉えてから、本格的に勉強を始めると効率的に学べます。
本記事では、下記の内容を解説します。
・nisaってなに?
・nisaの仕組み
・nisaはこんな人に向いている
この記事を書いている僕も、2016年に一般nisaを利用していました。
その後まとまったお金が必要になったので、解約。
そして、今は積立nisaを始めています。
月に1万円の掛金で運用しているので、大きな金額ではありませんが、コツコツと積み上げています。
nisaってなに?
そもそも、「nisaってなに?」のところから見ていきましょう。
nisaは国の制度
nisaは国の制度です。
数年前に年金問題が噂されましたよね。
そのこともあり、将来の収入を年金一本に頼るのではなく、国民一人一人が自分の老後に向けて資金を準備することが必要という考え方がより一層強くなりました。
そこで、私たちが投資を始めやすいようにと始まった制度が、「nisa(Nippon Individual Savings Account)」なんです。
※ちなみに、イギリスの「ISA(イーサ・Individual Savings Account=個人貯蓄口座)という制度がモデルになっています。
制度は2014年1月からスタートした制度です。
この時に「利益が非課税になる」ということで、話題になっていました。
nisaは資産形成に向いている
nisaは資産形成に向いています。
毎月一定額を投資に回すことで、将来大きなリターンを得ることができます。
そのため、多くの人が利用しています。
nisaの仕組み
ここではnisaの仕組みについて見ていきます。
nisaの仕組みは下図のようになっています。
引用:金融庁ホームページ
※ちなみに今あるnisaの制度は2023年までのもので、2024年から新制度に切り替わります。
引用:金融庁ホームページ
表ではわかりにくい方のために、つみたて投資枠を例に簡単にまとめると下記のようになります。
・1年間で120万円まで出資できる
・ずーっと持ってっても非課税(以前は一定期間までは非課税)
・1800万円まで非課税(以前は年間40万円までが非課税)
・いつでも口座開設できるようになった(以前は口座開設できる期間が決まっていた)
・現行の積立ニーサと同じ商品が選べる
・現在の制度でニーサ口座を持っている人は、新制度で「新ニーサ口座」が開設できる
と、こんな感じです。
もっとちゃんと知りたいという方は、金曜庁のホームページをご参照ください。
新nisaの大きなポイント
新nisa制度の大きなポイントは、やっぱり「非課税期間の無期限化」ではないでしょうか。
以前の制度だと非課税期間が決まっていました。
・一般nisa→5年
・つみたてnisa→20年
「無期限化」によって、長期間非課税で運用することができるようになりました。
nisaはこんな人に向いている
ここでは、どんな人がnisaに向いているのかについて見ていきましょう。
貯金ができない人
nisaは毎月少額から投資ができます。
金融機関によっても違いはありますが、ネット銀行だと最低100円からでも始めることができます。
毎月少しづつ運用していき、将来にまとまった運用益を手に入れることができるため、貯金が苦手な人に向いているといえます。
税金を支払うのが嫌な人
投資に興味あるけど、税金が取られるのがなんだか損した気分になるという方にもオススメです。
上記でもあるように、nisa口座での運用益は非課税のため、税金がかかりません。
ただし、年間で投資できる金額が決まっています。
株などの勉強が面倒な人
nisaは自分で株の銘柄を選ぶことはできませんので、ファンドマネージャーが銘柄を選んでくれます。
なので、銘柄選びに労力を割くこともありませんし、勉強も必要ありません。
ただし、投資に必要な基本的な用語くらいは勉強しておきましょう。
まとめ
nisaは一見ややこしく思える制度ですが、初心者向けの資産運用だと思います。
自分で銘柄を選択する必要もなく、非課税で運用できるためある程度の利益が見込めるからです。
ただ、投資である以上「必ず儲かる」ということはないので、目先の利益ではなく将来の利益を意識することが大切です。
投資初心者なら、まずnisaを始めて見て、株式投資に慣れておくと良いです。
iDeCoと違って管理手数料も、口座開設料もかかりませんので、簡単に始めることができ、維持もしやすいです。
ということで、今回は以上です。
>>【これから始める方へ】クラウドファンディングをわかりやすく解説!
>>【月1万円から】リスクを抑えて少額から始められる不動産投資