・上司が高圧的な態度で接してくるので、仕事がしにくい。
・上司が怖くて、萎縮してしまい、思うように仕事ができない。
・こんな上司と毎日一緒にいると、ストレスに潰されそう。
上司が高圧的で萎縮してしまい、仕事をするのが窮屈。
周りに相談できる人もいないし、どうすればいいんだろう。
この記事では、高圧的な上司の対処方法について解説しています。
上司が高圧的で接し方に悩んでいる方の、今後の働き方の参考になれば幸いです。
本記事では、下記の内容を解説します。
・高圧的な上司の対処方法
・なぜ?上司が高圧的になる理由
・高圧的な上司とうまく付き合いたいなら
この記事を書いている僕は、不動産投資会社で4年間勤務していました。
部下の辛さや、上司の大変さを経験してきました。
今回は『高圧的な上司の対処方法』について解説していきたいと思います。
高圧的な上司の対処方法
高圧的な上司っていますよね。
僕が会社員だった頃の上司も、高圧的でした。
最初の頃は窮屈でしたが、下記のような対処方法で、だいぶ快適というか、良くなりました。
今回は3つ紹介しますので、よろしければ最後まで読んでみてください。
対処方法1:上司の置かれている状況を把握する
上司っていろんな状況に置かれているんです。
そのため、上司の心の中は穏やかじゃありません。
- 目標達成のプレッシャー
- 上司と部下の板挟み
など。
置かれている状況を把握するということは、つまり話しかけるタイミングを読むということにもなるんです。
上司って機嫌の良いときと、機嫌の悪いときってありますよね?
- 機嫌が良いとき:コミュニケーションをとる
- 機嫌が悪いとき:なるべく近づかない様にする
『触らぬ神に祟なし』でして、機嫌が悪いときは、なるべく近づかないようにするのが、最善の方法です。
コミュニケーションをとるというのは、機嫌が悪いときに目をつけられないための布石のようなものです。
僕の経験上、威圧的な態度をとる上司は、沸点が低いように思うんです。
なので、状況を読みつつ、機嫌が悪いときは近づかないようにするのがベストです。
対処方法2:話し方を変えてみる
高圧的な上司って、プライドが高いと思うんです。
なので、上司のミスや間違いを直接指摘してしまうと、逆効果になってしまいます。
じゃ、どんな指摘方法がいいのかというと、
『上司の意見は正しいけど、状況的に不可能なんです』的な言い回しで、指摘してみてはいかがでしょう。
例えば、
- 私も部長と同じ考えです。ただ予算的に厳しくて、、、
- 私も課長のアイデアに賛成なんですが、部長がなかなか、、、
上司の意見を認めつつ、やんわりと否定する。
難しいですが、慣れればなんてことはありません。
対処方法3:はっきり言葉にして言う
高圧的な上司って、せかせかしているところがあるんですよね。
なので、はっきり物事を言わないと、被害を受けてしまいます。
- モゴモゴ喋る
- はっきり意見を言わない
- 質問されると、「えっと、、、」と言葉につまる
急に振られても、なんて答えればいいかわからないですよね。
でも、上司はそんなことお構いなしなんです。
「質問してるんだから、すぐ答えろ」くらいの勢い。
こんな時は、「確認します」という言葉がベストです。
『直近の正確な情報を伝えたいので、確認して報告します』と言えば、上司も『お、そうか』となるはず。
なぜ?上司が高圧的になる理由
高圧的な上司の対処方法について、みてきました。
次は、なぜ上司が高圧的な態度をとるのか、その理由についてみていきたいと思います。
理由を知ることで、上司のことを少しでも理解できれば、それが、自分の身を守ってくれる味方になってくれます。
高圧的になる理由1:実は人付き合いが不器用
人付き合いが不器用な上司っていますよね。
そのため、言葉での説明が苦手で、立場を利用して、高圧的な態度に出てしまう。
人付き合いが苦手な上司には、寡黙な人が多いんです。
多くを語ろうとしません。
そのため、態度に出したり、高圧的になってしまうことがあるんです。
高圧的になる理由2:厳しくすることが成長に必要だと思っている
厳しくすることが、成長に必要だと思っている上司もいます。
体育系の会社に多いんじゃないでしょうか?
僕は不動産会社での経験が長いので、このタイプの上司をたくさんみてきました。
- 厳しさこそ、成長のスパイス
- 厳しくしないと、気持ちが緩くなって仕事に集中しなくなる
- 緊張感を持って仕事してほしいので、そのために厳しくしないといけない
つまり、上司自身が『仕事のため』『部下の成長のため』と、厳しくしているという認識なんです。
そのため、上司自身は高圧的に接しているという認識はないんです。
あくまでも、上司の中ではです。
良い言い方をすれば、仕事とプライベートを完全に分けている感じです。
仕事中は厳しいけど、仕事が終われば優しい上司になるといった感じです。
高圧的になる理由3:自分の権力を思い知らせようとしている
自分の立場を利用して、高圧的に指示したり命令することで、マウンティングをとっている上司ですね。
このタイプの上司は、自分が一番だと思っているので、コミュニケーションをとることも難しいかと。
上司本人が気がつかないうちは、他の人の意見に耳をかさないのが難点です。
僕自身、こういうタイプの上司とは、なるべく関わりを持たないようにしていました。
高圧的な上司とうまく付き合いたいなら
「高圧的な上司とうまくやっていきたい」と、そう思う部下もいるんじゃないでしょうか?
上司とうまくやっていく方法は、上司のことを知ることだと思うんです。
というのも、上司が高圧的な態度をとるには、それぞれの理由があるからなんです。
- 仕事のため、部下のため
- 自分の権威性を知らしめるため
- 高圧的な態度で、本当の自分を隠している
など。
あなたの上司は、どのタイプでしょうか?
ただ自分を大きく見せたいだけの上司は、難しいかもしれません。
ですが、それ以外のタイプの上司なら、対処方法次第では、解決できるんじゃないでしょうか?
上司が何を考え、部下に何を求めているのか。
上司の気持ちに気づくことで、上司への理解が深まります。
上司への理解が深まれば、解決の糸口も見つけやすいんじゃないでしょうか。
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まとめ
上司も人間です。完璧な上司はいません。
職場での上司の置かれている状況は複雑なんです。
そのため、上司のことを知ろうとせず、
ただ高圧的だからといって上司と距離を置くことは、自分自身のためにもならないと思うんです。
もしかしたら、高圧的に感じる態度の裏には、上司の複雑な思いがあるのかもしれません。
上司がどういう人間なのか、高圧的になる理由を考えてみてください。
もしかしたら、あなたが思っている以上に簡単に解決できる問題なのかもしれません。
ということで、今回は以上です。
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