ブログをはじめたいけどまずなにから始めればいいの?
ドメイン?サーバー?
初心者の僕でも、はじめられる方法が知りたい。
このようなお悩みを解決します。
「プログを立ち上げるなんて大変そう」とおわれるかもしれませんが、今回は、僕がブログを立ち上げたときにわからなかったこと、つまずいたポイントをおさえつつ、「WordPressを使ってブログを立ち上げる方法」を解説しています。
本記事では、下記の内容を解説します。
・初心者のブログのはじめ方
・WordPressの初期設定
初心者のブログのはじめ方
サイトを立ち上げるには準備が必要です。
難しそうにおもわれるかもしれませんが、安心してください。
僕もブログを立ち上げた当初はなにもわかりませんでした。それでもいろいろ調べながらサイトを立ち上げることができています。
WordPressでブログを立ち上げるのに必要なことは3つ
WordPressでブログを立ち上げるのに必要なことはたった3つだけです。
①サーバーを契約
②ドメインを取得
③WordPressのインストール
上記の役割をたとえていうなら、
①サーバー=インターネット上の土地のようなもの
②ドメイン=インターネット上の住所のようなもの
③WordPress=インターネット上の建物(家)のようなもの
といった感じです。
WordPressでブログを立ち上げる手順は5つ
WordPressでブログを立ち上げる手順は5つです。
手順①:サーバーを契約します(土地を借ります)
手順②:ドメインを取得します(住所を決めます)
手順③:サーバーとドメインを紐付けします(土地と住所を紐付けします)
手順④:WordPressをインストールします(家を建てます)
手順⑤:WordPressの初期設定をします(家の内装をデザインしてきます)
こんな感じです。
インターネット上にあなたの家を作る、というふうにイメージするとわかりやすいです。
手順①:サーバーを契約します(土地を借ります)
まずサーバーをレンタルします。
家を建てる前に、まず土地を借りなければなりません。
いろんなサーバーがありますが、おすすめなのはXServer(エックスサーバー)です。
理由は、ブログを書いている人の多くがエックスサーバーを使っているからです。
なので、わからないことがあってもググればすぐに解決できます。
エックスサーバーの申し込み手順
>>エックスサーバーへアクセスする
『お申し込みはこちら』をクリックすると、お申し込みフォームに移動します。
上記『ドメインがずっと0円』のキャンペーンは終了し、現在は『ドメイン永久無料』と表示されています。
申込み方法について若干異なりますので別の記事で解説しています。
-
エックスサーバーの無料ドメイン取得から設定までの手順
『初めてご利用のお客様』から『10日間無料お試し 新規お申込み』をクリックしましょう。
クリックすると、下記のような画面に切り替わります。
ここで、①→②の順番に入力していきます。
①のサーバーIDはあまり気にしくて大丈夫ですので、好きな文字列を入力してください。
ブログのURLではないので安心してください。
②は『X10プラン』のプランを選択しましょう。
入力が完了すれば、①のように『申込可能』と表示されます。
※他の方がすでに使っている場合は、申込不可と表示されます。その際は別の『サーバーID』を入力して再度試してみましょう。
次は個人情報を入力していきましょう。
入力が完了したら、下記のように申込内容の確認へと進みます。
『利用規約に同意』(①)にチェックして、『申込内容の確認へ進む』(②)をクリックします。
内容に間違いがなければ、『SMS・電話認証へ進む』(①)をクリックしましょう。
『SMS・電話認証』の画面へと移動します。
①にチェックして、②の『認証コードを取得する』をクリックしましょう。
あなたの電話に着信が入るので、ガイダンスで案内される5桁の番号をメモしておきましょう。
ガイダンスで案内された5桁の番号を①に入力します。
5桁のコードを入力したら、『確認して申し込みを完了する』(②)をクリックしましょう。
申し込みが完了すれば、上記のような画面が表示されます。
登録したメールアドレスに上記のような『設定完了のお知らせ』メールが届きます。
上記の赤枠で囲んでいるのが、この後、Xサーバーにログインするために必要となるメールアドレスと『Xサーバーアカウントパスワード』になるので、大切に保管しましょう。
上記の赤枠で囲んでいる内容はあとで必要になるので、今は気にせず頭の片隅においておきましょう。(この後の「ドメインの設定」で使用します)
これでサーバーの準備ができました!
ここで忘れがちなのが「料金の支払い」です。今は、仮申し込みの状態なので、すぐに初月費用と月額費用の支払いを済ませておきましょう。
全てセットし終えた後に、料金支払いを忘れていたら、全てが消えてしまいます。これまでの努力が全てが水の泡とならないように、必ず支払いを済ませておきましょう。
以下は、料金支払い手順の説明です。
料金の支払いは上記のように、『XServerアカウント』から行います。
『XServerアカウント』へは先ほどメールに届いている『XServerアカウント』ログイン情報の『ログインURL』をクリックすると移動できます。
ログインできたら、左側の『決済関連』から『料金のお支払い』(①)をクリックしましょう。
契約しているサーバーにチェック(①)を入れて「更新期間(3ヶ月)」を選んで(②)、「支払い方法を選択」(③)をクリックします。
『クレジットカード決済画面へ進む』(①)をクリック
①で料金の確認をして、②から④とクレジット情報を入力してください。内容に誤りがないか確認して、最後に⑤をクリックすれば完了です。
<料金について>
※今回の内訳
初期費用が3,000円
月額費用が1,200円×3ヶ月=3,600円
3,000円+3,600円=6,600円(税込み7,260円)
※次回以降の更新は3,600円(3ヶ月更新の場合)
記事だけを読むと大変なイメージですが、実際に手順通りに進めば簡単です。
手順②:ドメインを取得します(住所を決めます)
次はドメイン(住所)を取得しましょう。
サーバーが土地ならドメインは家のイメージです。「〇〇.com」の〇〇のところですね。当ブログであれば「nikkablog.com」という感じです。
ドメインは「お名前.com」が有名でして、当ブログもお名前.comなのでお名前.comの手順を説明していきます。
「お名前.com」とは、東証一部に上場している「GMOインターネット株式会社」が、運営しているWEBサイトです。個人から企業まで、幅広い層まで使っている有名なサイトです。
まずは、以下のリンクから『お名前.com』にアクセスしてみてください。
>>お名前.comへアクセスする
お名前.comにアクセスすると、「サーバーもセットで申し込むとお得です」のようなキャンペーンを見かけるかもしれませんが、サーバーは『XServer』というとても優秀なサーバーを使っているので、キャンペーンはスルーしましょう。
青枠で囲んである部分にアルファベットであなたの好きな文字列を入力してみましょう。
入力したら、検索をクリックします。
もし、入力した文字列がすでに使用されているのなら、他の文字列で再度入力してみましょう。
①の表示は、『.com』はすでに使われているので『〇〇.com』は使えませんという意味です。
今回は、価格の安い『.work』にチェック(②)を入れていますが、あなたの好きなものにチェックを入れてOKです。
チェックしたら『お申込みへ進む』(③)をクリックします。
登録年数(①)と金額(②)を確認して、Eメールアドレスとパスワードを入力して、『次へ』をクリックします(③)。
『Who is情報公開代行メール転送オプション』と『ドメインプロテクション』についてはチェックしなくても大丈夫です。
会員情報を入力(①)して『この内容で送信する』(②)をクリックします。
ここでは、支払い情報を入力します。
クレジット情報を入力(①)して、『申込む』(②)をクリックしましょう。
※メルマガが不要な方は③のチェックを外しましょう。
『お申込みを受け付けました』の画面になればOKです。
①は一年間にかかる費用です。上記の場合は「.work」というドメインを一年間1円で使用することができるという意味です。
購入が完了したら、メールが5通ほど届くので、件名に『【重要】[お名前.com]』とついているフォルダーを開きます。
上記のURL(①)をクリックします。
『メールアドレスの有効性認識フォーム』というのが表示されるので、これでメール認証が有効化されました。
これで、ドメインの取得も完了です。
お名前.comから「ドメインプロテクションを契約していません」とか「Who is転送サービスに登録していません」というような内容のメールがよく届きますが、スルーしてOKです。
『SSLが発行されていません』という内容のメールもスルーでOKです。
手順③:サーバーとドメインを紐付けします(土地と住所を紐付けします)
土地と住所が決まれば次は、紐付けしていく作業です。
ドメインの設定
ドメインとサーバーの両方から設定する必要がありますので、まずドメインから設定していきます。
>>お名前.comへアクセスする
『お名前.com』にログインしましょう(①)
ログインに必要な「お客様ID」は、お名前.comからのメールから確認できます(①)。
ログインしたら、『TOP』(①)をクリックします。
下記のような画面が表示されたら、「更新画面から移動する」(①)をクリックしてください。
『TOP』をクリックしたあと、上記のような画面が表示されたら、下の方にある『ご利用状況』から『ドメイン一覧』(①)をクリックしてください。
その他をクリック(①)します。
※新規で登録する場合は『その他』と表示されているところが『初期設定』となっています。
レンタルサーバー『申込み』はクリックしなくてOKです。
その他をクリック(①)してください。
①をクリックして『ネームサーバー5』まで表示させます。
①には『XServer』から届いたメールの『■エックサーバー設定のネームサーバー』を入力します。
※先ほどの「頭の片隅においておきましょう」といったところです。
全部入力するのは大変なので、コピペで貼り付けて、数字のところだけ変更しても大丈夫です。
入力が完了すると上記のよう(①)になります。
入力ミスがないか確認して、「OK」(②)をクリックして、
「完了しました」と表示されればOKです。
サーバーの設定
次はサーバーの設定です。
まずは、『サーバーパネル』にログインします。
サーバーIDとサーバーパネルパスワードは、『XServer』からのメールから確認できます。
①のサーバーIDとサーバーパスワードを入力します。
上記のような画面になったら『サーバー管理』(①)をクリックします。
上記の画面が表示されたら、「ドメイン設定」(①)をクリックします。
次に、「ドメイン設定追加」(①)をクリックします。
『お名前.com』で取得したドメイン名(例:〇〇.com)を入力します(①)。
入力が終われば②をクリックします。
※③はチェックがついた状態でOKです。
「追加する」をクリックします(①)。
これで、サーバーとドメインの紐付け作業は完了です。
※反映されるまで数時間かかることもあります。
上記のような画面になれば、設定完了です。
※①の「無料独自SSLの設定」はこのあと設定していきますので、失敗と表示されても心配はいりません。
独自SLLの設定
次は、独自SSLの設定です。
独自SSLとは、サイトを安全に運営していくためのもので、設定しておきましょう。
サーバーパネルに戻って、「SSL設定」(①)をクリックします。
次に、「独自SSL設定追加」(①)をクリックします。
サイト名を確認して(①)、「確認画面へ進む」(②)をクリックします。
「追加する」(①)をクリックします。
上記のような画面が表示されれば、独自SSLの設定は完了です。
下記のようなエラーメッセージが出たとしても、あわてることはありません。右下の「戻る」ボタンをクリックして、しばらくたってから再度チャレンジすれば解決できますので、安心してください。
手順④:WordPressをインストールします(家を建てます)
土地と住所が決まればいよいよ家を建てていきます。
WordPress=家 記事=住人というイメージですね。
住人が住む家を建てる感じです。
まずは、「サーバーパネル」にログインしましょう。
引続き操作している方は、画面の一番左上の『XServer』のタイトル(①)をクリックして、TOP画面に移動しましょう。
タイトル画面に移動したら、下の方にある「WordPress簡単インストール」(①)をクリックします。
続いて「WordPressインストール」のタブをクリックすると、インストールに必要な情報を入力する画面が表示されますので、入力してください。
①は空欄でOKです。
ブログ名:あなたのブログの名前(後から変更することもできます)
ユーザー名・パスワード:ワードプレスにログインするときに必要です。
メールアドレス:あなたのメールアドレスを入力してください。
入力が終われば、「確認画面へ進む」をクリックします。
入力した内容に誤りがないか確認して、誤りがなければ「インストールする」(①)をクリックします。
インストールが完了すると、「管理画面URL」が発行されます。
この「管理画面URL」にログインして、ブログを書いていきます。ブックマークしてスムーズにログインできるようにしておきましょう。
ユーザー名やログインパスワードは大切な情報なので、わかりやすいようにメモしておきましょう。
①のURLをクリックしてログインしてみると、おそらく“無効なURLです”と表示されるはずです。
上記のような画面になってもあわてることはありません。
しばらく時間をおいてから再度、クリックしてみましょう。
反映が完了すると下記のような画面が表示されるようになります。
これで、サーバーとドメインの紐付けは完了です。
手順⑤:WordPressの初期設定をします(家の内装をデザインしてきます)
ここまでこればほぼ完成です。
あとはWordPressの初期設定をするだけです。
WordPressの初期設定にはいくつかの項目がありますので、一つずつ設定していきましょう。
・デザインテーマの設定
・パーマリンクの設定
・httpsの設定
・プラグインの設定
デザインテーマの設定
WordPressでは、無料のデザインテーマを用意してくれているので、簡単に設定することができます。
家が完成したら、次は家の内装を決めていくイメージです。
まず、WordPressにログインしましょう。
WordPressをインストールするときに決めた、ユーザー名とパスワードを入力して、ログイン(①)をクリックしましょう。
『外観』→『テーマ』(①)を選択して、好きなテーマにカーソルを合わせて、有効化(②)をクリック。
これで、ブログ記事の外観を設定することができます。
パーマリンクの設定
パーマリンクとは、ブログ記事のURLのことです。
パーマリンクを設定することで、「この記事のURLはこれだな」と記事を読む人にわかりやすく伝えることができます。
まず管理画面から、『設定』→『パーマリンク設定』(①)
その後に、共通設定の画面(上記画面)から『カスタム構造』(②)のところに〈/%postname%/〉(③)を記入します。
下にある『変更を保存』をクリックすれば完了です。
こうすることで、記事のURLを自分で設定することができます。
例)記事のURLを変更する方法
以下では、記事を投稿する際に、パーマリンクを設定する方法を解説します。
記事タイトルに入力した文字(①)がそのままパーマリンクになってしまうので、『編集』ボタン(②)をクリックしします。
パーマリンクが『テスト』(①)となっているところを『test』に変更して、『OK』(②)をクリックします。
上記のように(①)なっていればパーマリンク設定は完了です。
https の設定
次は、「http→https」を設定していきましょう。
WordPressの管理画面から設定を行いますので、まず、管理画面へ移動しましょう。
WordPressをインストールするときに決めた、ユーザー名とパスワードを入力して、ログイン(①)をクリックしましょう。
入力できればWordPressの TOP画面が表示されます。
次に、「設定」→「一般」をクリックします。
上記のような画面になったら、②の「http」のところを「s」をつけて「https」としてください。
※①のキャッチフレーズはなくても問題ないので、空白にしておきましょう。
上記のようにできればOKです。
最後に「変更を保存」をクリックして完了です。
プラグインの設定
プラグインとは、簡単にいうとスマホのアプリのようなものです。
プラグインはたくさんありますが、今回はブログを運営していく中で、必要最低限のプラグインを5つ紹介します。
まず、プラグインのインストール方法ですが
・プラグイン→新規追加をクリック(①)
・入れたいプラグイン名を検索する(②)
・入れたいプラグインを『今すぐインストール』→『有効化』(③)
の手順でインストールしていくことができます。
<おすすめのプラグイン5つ>
・Classic Editor
WordPress5以降に新しいエディター(グーテンベルグエディター)が登場しましたが、使いにくいという声もあり、多くのブロガーが従来のエディター(クラシックエディター)を使っています。
そのため従来のエディターを使って解説していることが多いので、クラシックエディターをインストールしておくと、わかりやすいです。
※ WEBST8より引用
・All in one SEO Pack
「meta description」と「meta keywords」を入力するのに使います。
SEO対策のためにインストールしましょう。
有料のテーマですでにSEOに対応している場合は不要ですが、ブログを初めてまだ日が浅く、まだよくわからない場合は、とりあえずインストールしておけばOKです。
All in one SEO Packをインストールすると、『Proへアップグレード』と表示されますが、こちらは有料版となっています。
有料版じゃなくても十分使えますので、アップグレードしなくてもいいかと。
・Google XML Sitemaps
Googleに、サイトマップを作成するプラグインです。
サイトマップとは、サイトの設計書のようなもので、Googleにサイト構造を知らせるためのものです。
Google XML Sitemapsでサイトマップを作成して、Google Search Consoleに記事URLを送信することで、新しく作成した記事をスムーズにインデックス登録してもらうことができます。
・Akismet Anti Spam
スパムコメントを防止するプラグインです。
ブログを運営していると、スパムが投稿されることがあります。
毎回チャックするのは大変なので、「Akismet Anti Spam」を導入することで、自動的にスパムを防ぐことができます。
・Broken Link Checker
サイト内でリンク切れが発生した際に、教えてくれるプラグインです。
記事をたくさん投稿していくと、リンク切れがないか一記事ずつチェックするのは大変なので、「Broken Link Checker」があれば、一記事ずつチェックする必要がなくなります。
プラグインの停止
最後に、プラグインの停止の方法について、解説します。
・プラグイン→インストール済みプラグイン(①)を選択します。
・停止(②)をクリックします。
これで、プラグインを停止することができます。
まとめ
このような順番で進めていけば、簡単にWordPressを使ってブログを始めることができます。
最初の頃はまだわからないことが多いとおもいますが、徐々になれてきます。
今回は以上となります。